企業向けGitHubの最新版!GitHub Enterprise 2.8の特徴とは?

2017年1月 7日

バージョン管理システムとして有名なGit。Gitを利用したWebサービス「GitHub.com」を提供する米GitHub社が、企業向けGitHubの最新版「GitHub Enterprise 2.8」を、現地時間の11月9日にリリースしました。

最新版GitHub Enterpriseにはどんな機能が追加されているのでしょうか?その特徴をみていきましょう。

GitHub Enterpriseとは

GitHubの機能を、企業内でオンプレミス(自社で用意した設備でソフトウェアなどを導入して利用すること)やクローズドな環境で使うために、GitHub社が提供しているサービスです。

基本的にGitHub.comとGitHub Enterpriseは同じ機能を有していますが、新機能に関してはGitHub.comで先に機能が追加され、その後GitHub Enterpriseにも同じ機能が実装されるという仕組みになっています。

GitHub Enterprise 2.8の新機能

GitHub Enterprise 2.8で今回、追加される新機能は、すでにGitHub.comで開発者から高い評価を得ている、使い勝手の良い機能となっています。

Projects

「Projects」機能は、プロジェクトに関係する様々な作業を、GitHubのリポジトリで直感的に管理することができる新機能です。プルリクエスト、イシュー、ノートなどの作業項目がカード状になっており、共有のプロジェクトボード上に表示します。進捗状況に合わせてカードを整理することで、プロジェクトを管理できます。

作業中・終了・完成不可能といった、あらかじめ用意されたカラムの他に、チームの作業内容に併せて独自のカラムを作ることも可能となっています。作業の進捗具合に応じ、カードをそれぞれのカラムにドラッグ&ドロップしたり、優先順位を付けるなどして、プロジェクトの進行具合をわかりやすく可視化できます。

また、ノート機能がついており、プロジェクトに関して自分やチームメンバーが思いついた様々なアイデアを書き留めておき、共有することができます。複数人でのプロジェクト進行をよりスムーズにしてくれそうですね。

Reviews

「Reviews」機能は、コードの特定の行ごとにコメントを付けられる新機能です。 コメント通知は単一の通知欄に整理して表示されます。 また、開発者に寄せられたプルリクエストやバッチコメントに対し、正式な「承認」や「変更依頼」を行ったり、1行のコードへの複数コメントが可能になりました。 開発者はマージ前にコードレビューなどを要求することができ、活発なディスカッションが行われることが期待されます。

Jupyter Notebookへの対応

Jupyter Notebookに対応したことにより、GitHub上で、データのグラフ化に対応できるようになりました。データサイエンティストなどの技術者が、テキストやコードだけではなく、方程式やグラフを組み合わせたデータを書き込み、GitHub上で表現できるようになりました。

プロフィール機能の改良

タイムラインでのコントリビューショングラフの改良により、各ユーザーのプロジェクトへの重要な功績や、貢献度を可視化できるようになりました。 貢献したレポジトリはプロフィールタイムラインに記載されるので、プロフィールを見た人に開発者としての功績をアピールできるようになりました。

管理者向け機能の強化

各組織のレベルに応じ、2段階認証を必須にして設定することが可能になりました。 また、ログインの失敗やサーバー遅延など、LDAP認証のトラブルシューティングを行うことができるようになりました。これに加え、GitHub Enterprise導入の際に必要となる、サポートに関するリンクURLを発行できるようになりました。

まとめ

バージョン管理にとどまらず、プロジェクト進行全体に関する便利な機能が追加されたGitHub Enterprise。GitHubのPrivate版を利用していた場合、機能やインタフェースもGitHubとほぼ同じなので、違和感なく使うことができる点も便利です。

GitHub Enterpriseを企業内でのプロジェクトに導入して、ソースコードを会社の資産として管理・保管してみませんか。

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