昔のパリのポスターからデザインについて学ぶ!おすすめの展覧会情報

2017年11月22日

芸術の秋を皆さんいかがお過ごしですか。今回はパリの版画とポスターが主に展示されている「パリ・グラフィック展」についてご紹介します。19世紀の末のパリでは版画は新たな芸術を切り開くメディアとなりました。当時の新しい芸術の先駆けとなったパリの版画からデザインについて学んでみてはいかがでしょうか。

パリのグラフィック・アートについて

19世紀末頃、それまでは単に複製や情報伝達のための手段でしかなかった版画が階級闘争や文化闘争の最前線を担う前衛芸術家たちによって絵画と同じ芸術の域にまで高められました。これらの芸術家は特にリトグラフ(石版画)で線描と様々な色を用いた非常に美しい作品を生み出しました。前衛芸術家によって作られた数々の美しい版画がグラフィック・アートの基礎を作り上げました。

また、19世紀末はポスターなどのアートが発展した時期でもあります。映画や演劇などの大衆文化の浸透とともに、ポスターや本の挿絵などのグラフィック・アートが街にあふれるようになりました。これらのアートの発展により、人々の暮らしにまで芸術が行き届くようになりました。

19世紀末のパリにおいてグラフィック・アートは最も人々に近い美術であり、前衛芸術家たちの挑戦の精神が反映された新しいメディアでもあったようです。

展示会で見ることのできるコレクション

「パリ・グラフィック展」は三菱一号美術館とアムステルダムのファン・ゴッホ美術館との共催で行われる展覧会です。ファン・ゴッホ美術館は19世紀末ごろの版画コレクションとしては世界で有数の規模を誇ります。また、三菱一号美術館には当時の重要な前衛芸術家であるトゥールーズ=ロートレックの貴重なポスターや、多数のリトグラフコレクションが所蔵されています。そんな二つの美術館から作品が集まる今回の展覧会は、パリのグラフィック・アートの重要な作品を多数見ることができる非常に貴重な機会となります。

展示会開催概要

〇期間

2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)

〇開館時間

10:00~18:00(祝日を除く金曜日は21:00まで)

〇会場

三菱一号美術館

まとめ

上で述べたように、かつてのパリのポスターは新しい芸術を切り開くメディアであり、民衆に最も近い芸術として親しまれていました。現在のWebデザインもポスターとは全く形態は違いますが、かつてのパリのポスターと同じような意味合いを持っているのではないでしょうか。Webデザインに関係するお仕事についている方は展覧会に行ってみるとデザインの刺激を受けることができて、感性が磨かれるかもしれませんね。 インターネット・アカデミーにはWebデザインの講座もございますので、クリエイティブなお仕事に興味のある方はぜひお気軽にご連絡くださいね。

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