将棋AIの次は囲碁AI!?どんどん進化していくAIとその利用価値とは

2018年1月 6日

有望な新人が次々と現れた将棋界はメディアから注目されることが多くなっています。 最近では将棋で史上初の「永世七冠」を達成した羽生善治さんと囲碁で2度目の七冠独占を果たした井山裕太さんに対する国民栄誉賞が正式決定したことが話題になっています。 その少し前はAIによる将棋の対局が話題になっていたことは覚えていますか。 AIは日々進歩をしており、その速度は私たちが想像を絶する速さで行われています。 今回は、AIが将棋やその他のボードゲームにおいてどれほど発展しているのかを詳しく話していこうと思います。

ついに囲碁AIが登場!

チェスAI、将棋AIに続いて囲碁AIも登場し始めました。このことについてあまりピンとこない人も多いかもしれませんね。もとからチェスAIや将棋AIが存在していました。しかし、最近になって登場した囲碁AIが今注目を浴びているのです。いったいなぜボードゲームAIの中で遅れていた囲碁AIが世界で注目を浴びているのでしょうか。 これには理由があります。チェスや将棋などのボードゲームの中では囲碁が一番AIにさせるのが難しいとされていたからです。 囲碁は他のボードゲームよりも広い盤面を使うのでそれだけで手法が多様化しますし、変化する局面の中で出るもともとはなかった石の優劣がつくことでよりゲームが複雑化しプログラムの開発を難航化させていたのです。

参考: 人工知能(AI) VS 人間! 囲碁が人間の「最後の砦」となったワケ

発展していく囲碁AIとその先

囲碁AIは、2016年に世界チャンピオンを何度も獲得した韓国の棋士イ・セドル九段から勝ち星を挙げたことを皮切りに有名になっていきました。2016年の末から2017年初めにかけて囲碁サイト「東洋囲碁」に現れた"Master"という謎のアカウントがネットを騒がせましたが、これもグーグルが開発した囲碁AI" AlphaGo "が正体でした。この時AlphaGoはプロ棋士相手に60連勝という素晴らしい記録を打ち出していました。2017年10月にはそのAlphaGoの改良版である AlphaGo Zeroが発表されました。このAIは囲碁の手を教え込む段階において人間の手を必要としていません。以前のAlphaGoは16万人ものの経験値と100万回を超える自身との対局から学びその強さを得ていましたが今回のAlphaGo Zeroは人々の知識を必要とせず自己対局のメカニズムだけで強さを保っています。

参考: 囲碁AI「Alpha GO」の次世代版は、自己対局で「最強」を超えた──その進化の本質と、グーグルの野望

ボードゲームAIは今後どう利用されていく?

しかしこのようなボードゲームAIを作ることでどのような利点があるのでしょうか。 Alpha GOの生みの親であるDeepMindのCEOであるデミス・ハサビスは、過去に記者会見でこう語っています。Alpha GOのプログラム は新薬の発見やたんぱく質の立体構造の理解といった科学的な問題の解決にも利用できます。なぜならこのような問題は囲碁のような基本的な要素の膨大な組み合わせにより解決できるからです。また、グーグルはこのプログラムを使ってデータセンターの冷房コストを削減などの他の利用方法を開拓していっています。

参考: 囲碁AI「Alpha GO」の次世代版は、自己対局で「最強」を超えた──その進化の本質と、グーグルの野望

まとめ

AIの利用方法とその価値は年々高まっています。ボードゲームAIとして作られたプログラムであってもその応用の方法はさまざま です。このようにいろんな面で進歩していくAIは今後の生活とより密接な関係になっていくでしょう。その時AIを含めたITスキルが社会で活躍するには重要なポイントになります。

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