人材育成IT資格を取得!資格取得に役立つオンライン研修

2021/09/13 (2022/12/25更新)
IT資格を取得!資格取得に役立つオンライン研修

ITスキルはビジネスに必須のスキルであり、企業は社員のITスキルを継続的に高める必要があります。 昨今ではIT人材不足の問題も深刻になっているため、研修などを通じて社員のITスキルを継続的に高めることが必要不可欠だと考えている人事ご担当者様も多いのではないでしょうか。

社内全体のITスキルを継続的にたかめていくには個人の学習に期待するだけでなく、研修の実施や報奨制度の整備など、会社からも社員の学習をサポートしたりモチベートする働きかけを積極的に行っていく必要があります。

本記事では、特にコロナ以前の集合研修のような立ち位置として、リアルタイムでのオンライン法人研修を実施するメリット、またその中で社員に資格取得を目指させるメリットについてご紹介します。

目次

リアルタイムオンライン研修(集合研修)のメリット

リアルタイムオンライン研修(集合研修)のメリット

インターネット、メール、社内システムなど、今やIT技術は社会の隅々まで浸透しています。業界や業種に関わりなく、社員はITに関する基本的な知識を身に付けることで円滑に業務を進めることができます。それでは、どのようにしてITを学んでいけば良いのでしょうか。

社員の全体的なITスキル向上のためには、冒頭でもふれたように個人の学習に全て任せてしまうのではなく、社内でも研修を実施するなどして社員の学習をサポートしていく必要があります。個人の学習に任せてしまうと、わからないところで学習が止まってしまったり、自分の興味ある分野の情報収集に終始してしまい、なかなか実務で活かせるスキルを身に着けられないということが少なくありません。ITに関して体系的な理解を構築し、その知識を社内の実務で活かせるようにするためには、やはり会社側から目的にあった学びの場を提供する必要があります。

そういう観点では、リアルタイムのオンライン研修はおすすめです。昨今のコロナ禍において、なかなか従来の集合研修が実施できない状況でも、リアルタイムオンライン研修を行うことでクオリティを落とすことなく同じように社員の学びをサポートすることができます。具体的には、リアルタイムオンライン研修を行うことによって以下のように社員の学習に良い影響を与えることができます。

  • 録画でない講義形式により、緊張感をもちながら集中して学習に取り組める。
  • ディスカッションなどの能動的かつ相互作用的な学びを取り入れることで、周りの人から刺激を受けつつ、内容に対してもより深い理解を獲得できる。社内の交流が深まりチームワークの醸成にもつながる。
  • 受講生の理解度に合わせて講義をすすめられるため、全体的なレベルの底上げが可能。
  • 内容に即した疑問点なども質問によりその場で解決できるので、学習の効率が高くなる。

もちろん、社員の教育方法としてeラーニングという選択肢もあり、そちらにも独自のメリットはあるので、リアルタイムオンライン研修とeラーニングを上手く組み合わせることでより高い社員の学習効果が期待できます。

IT資格を取得するメリット

社員の学びを促進するためのアプローチとして、前章のように研修を実施するのと同時に研修内容にあった社員の資格取得を促すというのも有効です。明確な短期的目標が存在することで社員のモチベーションアップにもなりますし、資格を取得するということ自体にも大きなメリットがあります。このような研修を実施するにあたっては、研修後の実務面からみても資格取得という面からみても、社内で完結させるより外部の専門の法人研修を取り入れる方がメリットが見込まれる場合が多いのでそのメリットについてもご紹介します。

体系的な知識を身につけ実務に活かせるようになる

IT資格を取得するには、その分野について体系的な理解を身に着けておく必要があります。資格取得に向けた学習をおこなうことで関連分野で最新の必要知識を体系的に整理することができ、また多くの場合、その知識や考え方(構造的理解)を実務の現場で活かすことができます。

エンジニア以外で、配置転換の対象として検討している社員には、ITパスポートのように、比較的難易度が低く幅広い分野から満遍なく問題が出題される資格を目標に設定すると良いでしょう。

一方、絶えず学び続けることが求められるエンジニアにとってもIT関連資格の取得は非常に有意義な学習になります。具体的には、IT関連資格の取得を目指す過程で技術の本質を体系的に学ぶことができるので、日々更新されていく新たな技術・スキルの活用・習得がよりスムーズに行うことができるようになります。

IT技術は日進月歩であり、常に最新の技術や知識の吸収に努めなければなりません。古いIT技術に固執したり新しい技術動向についていくことができなかったりすると、ライバル企業に取り残されてしまいます。常に技術をアップデートしていくための一つの下地作りとして資格取得は非常に有効です。

特にエンジニアの中には忙しい時間の合間をぬって勉強している方もいます。このような社員は会社として積極的にバックアップしましょう。研修以外にも資格取得者に報奨金を支給する「資格取得報奨金制度」を設けるなど、エンジニアのモチベーションを高める仕組みづくりが重要です。

学習進度や習熟度のバラツキをおさえる

資格取得のための方法はさまざまですが、個人で資格取得を目指したり社内で研修を企画実施するよりも、社員教育に精通している講師を招いて法人研修を実施した方が効率的です。プロの講師であれば、受講生のスキルに応じて研修の難易度や授業スピードを調節しながら授業を進めることができます。

個人で資格取得に取り組む場合は社員によって習熟度に差が生まれてきてしまうリスクがあるほか、社内で研修を企画実施する場合は、社内のエンジニアは教育のプロではないため教える人によって内容に差が出てしまったり、教育のための準備にかかるコストに対して期待しているほどの効果を得られなかったり、現場で教える社員の負担も大きく教育以外の普段の業務に支障がでてしまったり、といったデメリットが想定されます。

一方で専門法人によるリアルタイムオンライン研修の場合、上記のようなデメリットを回避したうえで前章でふれたように、全体的なレベルの底上げやチームワークの醸成などのメリットを期待できます。資格取得を目的とした法人研修の実施により、企業全体のITスキル向上とともに、ITの活用によるビジネスチャンスの拡大が見込めます。

効果的にIT取得に向けた研修を実施する

伸びる企業は社員が勉強熱心であることに加え、会社も社員の学習意欲のバックアップに積極的です。IT資格の取得は社員本人の自信につながるだけでなく、会社に対する社外からの信頼につながります。

これまでみてきたように指導の質や学習内容、自社で集合研修を1から企画する場合の時間的、費用的コストを考慮すれば、外部講師による法人研修を実施した方が効率的です。リアルタイムオンライン研修は、社員同士のコミュニケーションやチームワーク向上のためにも役立ちます。現在では人材開発支援助成金など支援制度も充実してきているので、それらを活用して法人研修を行ってはいかがでしょうか。

資格取得を目指した研修やリアルタイムのオンライン研修の事例

シスコ社認定資格のCCNA取得やPython試験に挑む

株式会社バッファロー

当社が注力しているデータサイエンスについては、今までは主に役職者が大学のデータサイエンススクール等で学んでいました。今後さらに強化していきたいと考え、機械学習やAIを実務的に活用するにあたり、必須のプログラミングスキルとなるPythonを若手に習得してもらうことにしました。ただ学習するだけではなく、何か形があるゴールを設定したいと考え、Python3エンジニア認定基礎試験の取得を目標にしました。

試験対策のみならず、実務での活用も見据えたデータ分析を主眼において学習を深めたいという当社の要望が叶うよう、カスタマイズしたカリキュラムをご提案いただきましたまたLMSなども活用しながら研修の進め方を適宜修正していただくことができ、受講者によりそった効果的な研修となったのではないかと考えています。

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オンラインでも対面と変わらない安心の質の高さ

株式会社ベルメゾンロジスコ

お客様に最適な提案をするために従業員のIT知識の底上げを図ること、さらなる業務改善のためにデータ解析を行えるデータサイエンティストを育成すること、を目標に研修を行いました。

コロナの影響と弊社の立地が岐阜県ということもあり、オンライン会議ツールを使って遠隔リモートでの開催でしたが、講師の皆さんがオンラインでの研修に非常に慣れていて、これだけ大人数の研修にも関わらず、退屈することなく充実した講義をしてくださいました。内容を振り返ると、ITについて一般的な内容から幅広く教えていただき、データサイエンスやWebマーケティングのスキルを身に付けていくことに関して、より多くの社員が興味を持ってくれました。

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