Web担当者の基礎|SEO(検索エンジン最適化)とは?要チェック基本用語20選

SEO(検索エンジン最適化)とは

Web担当者の基礎知識として、よく引き合いに出されるものに「SEO(検索エンジン最適化)」があります。しかし、Web担当者になって日の浅い方など「SEOはよく耳にするけれど、実はあまりよく知らない」という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、Web担当者としてチェックしておきたいSEOの基本用語20個をご紹介します。

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目次

SEO(検索エンジン最適化)とは

CV(コンバージョン)

そもそもSEOとは一体何なのでしょうか。既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、まずは「SEOとは何か」を把握しておきましょう。

初めにSEOの概要とSEOに関する基本用語の中でも頻出の用語についてご紹介します。

SEOとは?

【1】SEO(検索エンジン最適化)

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった語で、日本語では「検索エンジン最適化」といわれます。Webコンテンツのテキストや構成などを工夫することで、検索エンジンの検索結果ページの上位に自分のサイトが表示されるように実施する施策のことです。
なるべく多くのユーザーにWebサイトを見てもらい、商品やサービスを知って購入へとつなげるため、多くの企業が自社のサイトを上位表示させようとSEOに取り組んでいます。

SEOにおける必須ツール

【2】Google アナリティクス(Google Analytics)

Google アナリティクス(Google Analytics、GA)は、SEOで非常によく使われるツールの1つで、Google社が提供しているアクセス解析サービスです。
基本的に無料で利用することができます。さまざまな機能が充実しており「Webを管理している方なら必ず役に立つ」といわれています。主に解析できることとして「アクセスしたユーザーがどこを経由してサイトを訪問したか」「ページごとの閲覧回数」「ユーザーの購入につながりやすいページの特定」などがあります。
また、ユーザー個人に関する情報や特定ユーザーのアクセス動向を把握することはできないようになっているため、個人情報の扱いに関する懸念がなく安心して利用できる側面もあります。

【3】Google サーチコンソール(Google Search Console)

Google サーチコンソール(Google Search Console)も、SEOのために非常によく使われるツールの1つです。Googleアナリティクスと同じく、Googleに登録したユーザーなら基本的に無料で利用することができます。
Googleサーチコンソールでできることは、「自社サイトがGoogleの検索結果にどのような過程を経て表示されたのか」の把握です。
Googleアナリティクスが「サイト訪問に関する解析」である一方、Googleサーチコンソールは「サイトに訪問される前段階で、どう検索されたのかについての解析」をすることができます。Google サーチコンソールでは、検索時に自社サイトが「どんなワードで検索され」、「何回検索結果に表示され」、「何度クリックされてサイト訪問につながったか」などが分かるようになっています。

Webサイトを訪問したユーザーの行動に関する用語

【4】CV(コンバージョン)

検索キーワードの種類

CV(コンバージョン)とは「Webサイトにおける最終的な成果」のことを指します。CVの具体的な定義はWebサイトの運用目的によって分けられます。例えば、ECサイトなら商品の購入、サービスや製品の紹介サイトなら資料請求やお問い合わせなどがCVとして設定されます。
なお、CVの成功率は「CVR(コンバージョンレート)」と呼ばれます。

【5】PV(ページビュー)

PV(ページビュー)とは、ユーザーがWebサイト内で、ページを閲覧した回数のことで、Webサイト内のページがどの程度閲覧されているかを測る一般的な指標です。

【6】UU(ユニークユーザー)

UU(ユニークユーザー)とは、一定の集計期間内におけるWebサイトを訪問したユーザーの数を指します。例えば、同一ユーザーが期間中に何度サイトを訪問しても「1UU」とカウントします。
ただし、ユーザー数のカウント方法はIPアドレスやCookieなどで行うため、パソコンでアクセスした後スマートフォンで再度アクセスした場合は同一ユーザーであっても別UUとしてカウントされるため、「UU数=実際のユーザー数」ではないことを覚えておきましょう。

検索サイトのしくみ

ここからは、検索サイトに関するSEO用語についてご紹介します。そもそも、これらのキーワードを知ることで、検索サイトの仕組みが見えてくるはずです。

検索キーワードの種類

【7】ビッグキーワード、スモールキーワード、ロングテールキーワード

インデックス

自社サイトがSEO対策においてターゲットとするキーワードの中でも、特に検索回数の多いキーワードを「ビッグキーワード」と呼びます。
また、検索時の語句数が多いキーワードは「スモールキーワード」、スモールキーワードよりもさらに語句数が多く、3~4つの語句を組み合わせたキーワードは「ロングテールキーワード(ニッチキーワード)」と呼ばれます。

検索結果の表示順を判断する要素

【8】インデックス

インデックス

インデックスとは、検索エンジンのクローラー(巡回プログラム)がインターネット上のWebサイトのデータを収集し、検索エンジンのデータベースに整理することを指します。「先日公開したページがクローラーにインデックスされた」などというように用います。

【9】オーガニック検索

オーガニック検索は「自然検索」とも呼ばれ、検索結果画面に表示される結果のうち、リスティング広告などの広告枠に含まれない純粋な検索結果を指します。
SEOでは、このオーガニック検索内での表示順位を上げるための施策をとることになります。

【10】クローラー

クローラーとは、Googleなどのロボット型検索エンジンにおける、「Web上にあるファイル類を収集するためのプログラム」を指します。クローラーによって集められたデータはインデックスされ、膨大な検索データベースが構築されています。

【11】検索アルゴリズム

検索データベース上のデータを検索結果として表示する際、各Webサイトの重要度や関連性などから適切な表示順(ランキング)を判断して決定する計算方式を指します。

参考

【12】リダイレクト

リダイレクトとは、特定のWebページを表示した際に自動的に他のページへ転送されることを指します。リダイレクトの例として「301リダイレクト」と「302リダイレクト」を簡単にご紹介します。

  • 301リダイレクト:「恒久的な転送」を指し、コンテンツ内容やURLも新しく表示するページに変更されるリダイレクト方式です。
  • 302リダイレクト:「一時的な転送」を指し、コンテンツの内容は新しいものを表示していても、URLなどは既存状態のまま表示されるリダイレクト方式です。

例えば、Webサイト移行のためURLを変更することになった場合、旧URLの情報をそのまま新URLに引き継ぐためにおこなうのが恒久的な転送である301リダイレクトです。301リダイレクトにはWebサイトへのGoogleの評価もまとめて引き継ぐことができるというメリットがあります。
この他にもリダイレクトにはさまざまな種類があります。そのときの状況や目的に合ったものを選んで使うことが大切です。

Google検索について

検索サイトがユーザーにとって有益な情報を提供するためには、公正性と秩序が保たれていることが必要です。検索サイトではどのような工夫がなされているのか、Google検索を例にまとめました。

検索アルゴリズムのアップデート

検索アルゴリズム

より高品質なWebサイトを上位に表示できるよう、検索エンジンはアルゴリズムのアップデートを都度実施しています。

【13】ペンギンアップデート

ペンギンアップデートとは、検索アルゴリズムのアップデートの一種です。
ペンギンアップデートでは、スパムに該当するWebサイトや、Googleの「ウェブマスター向けガイドライン」に抵触するWebサイトについて、検索結果の順位を下げる措置がとられました。

【14】パンダアップデート

パンダアップデートも検索アルゴリズムのアップデートの一種です。 パンダアップデートでは、低品質で価値をともなわないWebサイトについて、検索結果における順位を下げる措置がとられました。
「独自性・専門性に欠ける」「他のサイトと重複した内容が多くを占める」「広告が大部分を占め、独自のコンテンツの比率が低い」などと判断されたサイトがパンダアップデートの影響を受けました。

ガイドラインに即したSEO

【15】ホワイトハットSEO、ブラックハットSEO

ホワイトハットSEO、ブラックハットSEO

Googleは「ユーザーの利便性にかなった検索結果を提供することを目的として、「Webマスター向けガイドライン」を制定し、検索アルゴリズムが日々アップデートされています。

SEO施策をおこなう際には、Googleのガイドラインに即して進めることが推奨されます。しかし、残念なことにガイドラインの内容を逆手にとって悪用するケースがあるのも事実です。ガイドラインに即したSEO施策をおこなうホワイトハットSEOと、検索エンジンのアルゴリズムの裏をかき検索順位を不当に上げようとするブラックハットSEOの2つをご紹介します。

ホワイトハットSEO

ホワイトハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインにしたがってWebサイトの最適化をおこなっていることを指します。ルールを守りながら、Webサイトを閲覧するユーザーへ質の高い役に立つコンテンツを提供すべく、サイトを最適化しSEOをおこないます。 具体的にはサイト内部の「meta情報」の内容を適切なものとすることや、ユーザーが求める課題解決へ正しく導く有用なコンテンツを公開することなどの施策が挙げられます。

ブラックハットSEO

ブラックハットSEOは、検索アルゴリズムの盲点を突く悪質な手段で、検索エンジン上位への表示を狙っておこなうSEOを指します。自動生成テキストに頼った内容が薄いコンテンツで、キーワード単位での検索ヒットを狙う手法などが知られています。しかし、ブラックハットSEOは良質なWebコンテンツを世に広めることを妨害するスパム行為とみなされ、ペナルティの対象となることがあります。

SEOにおける「リンク」の考え方

【16】リンク、被リンク

リンク、被リンク

リンクとは、あるWebページから他のWebページへ移動するための手段のことをいいます。
WebマーケティングやSEOでよく使用される用語に「リンク(発リンク)」と「被リンク」の2種類があります。

まず「リンク(発リンク)」とは、文字通り「そのページからリンクを発していること」です。一方「被リンク」とは、他のページからリンクされている状態を指します。

被リンクは特にGoogleでの検索順位の評価に影響します。なぜかというと、「ユーザーにとって価値があり有益なコンテンツには、多くのサイトからリンクされる」という考え方に基づき、被リンクはコンテンツの価値を示す指標として用いられているからです。

このように、ユーザーに「有益だから見てほしい」と判断される被リンクは、良い被リンクですが、残念なことに悪質な被リンクも存在します。それは「特定のサイトの被リンクを増やして評価稼ぎをするための無差別なリンク行為」や、「自動化プログラムによって自サイトへのリンクを大量に作成すること」などです。悪質な被リンクが大量に確認された場合、ペナルティの対象となることがあります。

最近では、被リンクよりもページの文字数や内容の充実度が重視されるといわれます。しかし、検索エンジンは人間と同じようにコンテンツの内容を読み込む(理解する)までには、現在のところなっていません。被リンクが多いWebサイトやページを「ユーザーにとって価値があるから引用・紹介されている」と判断しています。このため、被リンク数は重要な指標であるといえます。

Googleのガイドライン違反に対する罰則処置

【17】ペナルティ

ペナルティ

ペナルティとは、Webサイト内にGoogleが制定した「ウェブマスター向けガイドライン」に違反する箇所が合った場合に受ける措置のことです。

ペナルティの具体例としては、検索結果順位を下げられたり、インデックスから削除されて検索結果に表示されなくなったりといったものがあります。 このペナルティを受けると、検索サイトからのユーザーの訪問数が減るか最悪の場合0になってしまうこともあるため、特に企業のWebサイトにとっては大打撃になってしまいます。
たとえ悪意がなく気づかぬうちに「ウェブマスター向けガイドライン」に違反していたとしてもペナルティの対象になってしまうため、ガイドラインは日ごろからしっかりとチェックしておきましょう。

ペナルティには「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」の2つがあります。前者はGoogleの担当者により手動で措置が下され、後者は検査エンジンのアルゴリズムによりおこなわれます。手動と自動のどちらのペナルティを受けたか見分けることは難しいとされています。

これから要チェックの関連用語

最後に、比較的新しく、今後覚えておくと良いSEO関連用語を3つご紹介します。いずれも今後動向が注目される用語ばかりですので、ぜひ頭に入れておいてください。

SEOと密接に関係のある新方式・新基準

【18】MFI(モバイルファーストインデックス)

MFI(モバイルファーストインデックス)

MFI(モバイルファーストインデックス)とは、検索エンジンのインデックス化の新しい方針で、2018年3月から新しく適用されています。

それまでインデックス化はPC向けサイトを評価基準としておこなわれてきましたが、モバイルサイト(スマートフォン向けサイト)を評価の主軸とするよう変更されました。 Googleは以前から「アメリカや日本を含む10カ国で、モバイルデバイスからのGoogle検索がコンピューターからの検索を上回っている」と公式に発言しており(2015年)、MFIはこれを受けての新方針だといえます。

MFIが適用された後のWebサイトでは、クローラーはモバイルサイトを主体に巡回し、データベースへのインデックス化をおこないます。

【19】DMCA(デジタルミレニアム著作権法)

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)とは「Digital Millennium Copyright Act」の頭文字で、デジタルコンテンツの著作権に関する法律で、元はアメリカで2000年10月に施行された米国著作権法の一部を改正する法律です。

従来、Webサイトのコンテンツを盗用された際には、盗用コンテンツの作者を特定した上で直接削除要請をする必要がありました。盗用主が見つからない限りは泣き寝入りとなっていた状況を打開するために、2000年にアメリカの連邦法としてDMCAが成立。以降、盗用主が見つからなくてもプロバイダーへ削除依頼をおこなえるようになったのです。

GoogleではDMCAに基づいて、著作権侵害をしているコンテンツは審査した上で検索結果から削除するなどの対応がとられています。

なお、日本でもDMCA追随して「プロバイダー責任制限法」が成立しています。コンテンツを盗用された場合は、相手方の情報開示請求やプロバイダーへの削除依頼が可能です。

SEOの評価を高める、Webの新たなセキュア化

【20】HTTPS

HTTPS

HTTPSとは、Hyper Text Transfer Protocol Secureの頭文字をとったもので、「HTTP」に「Secure」(セキュリティ機能)がプラスされたことを指す呼び名です。「HTTP+S」と考えると分かりやすいでしょう。WebサイトのURLが「https://」で始まっているものは、通信内容が暗号化されていると分かります。

おわりに

今回は、Web管理者の必須知識である「SEO」に関する代表的な基本用語20選をご紹介しました。SEOとは「Webページが検索で上位に表示されるための施策」ですが、Webサイトの価値は、検索結果の順位だけでなく、ユーザーにとって有益な情報やサービスを提供できているかどうかが重要です。SEOに取り組む際は、「マーケティングとして効果があるか」だけでなく、「本当にユーザーにとって価値のあるWebサイトを作ることができているか」という観点で効果検証を行い、Web担当者として、ユーザーにとって役立つ良質なWebコンテンツを提供するように心がけましょう。

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