宅配収納サービス『サマリーポケット』の運営会社が
プロジェクトマネジメント研修で従業員満足度向上を実現

私は人事領域のマネージャーとして、採用や人事企画、労務などの業務を総括的に担当しています。
西山は、主に労務領域を担い、一部人事の企画にも携わっています。今回の研修の企画や研修機関の選定も、中心となって担当してもらいました。

当社の社員は優秀なスキルを持っている中途社員が大半を占めるため、プロジェクト進行については大事にすべきポイントは提示していたものの細かい業務の進め方については定めていませんでした。しかし、この状況が進捗の個人差や突発的なタスクの増加に伴う社員の負担増などの業務課題の要因になっていると気がつき、改善のための取り組みを始めました。プロジェクトマネジメントスキルは、過重労働を根本的に解決するために重要な要素の一つです。一律で習得度を上げ、社員のレベルを揃えるべく、研修を実施することにしました。

研修先の選定にあたって重視していたのは、カリキュラムの内容と受講形式です。インターネット・アカデミーのカリキュラムには、WBSや関係者の巻き込み方などについての項目があり、当社のニーズにマッチしていました。また、オンライン受講が可能で、受講内容を何度も見返せる点や研修日程を柔軟にカスタマイズできる点にも魅力を感じたため、インターネット・アカデミーに研修を依頼することを決定しました。

※1　WBS　...　プロジェクト全体を細かな作業に分解した構成図を指します。WBSを作成することで、プロジェクトの成果物を定義、管理、計画することができます。

社員全員にプロジェクトマネジメントの基礎知識を身につけてもらうだけでなく、その基礎知識を実際の業務にどのように活かせるのかという部分まで講義していただきたいと考えていました。学んだ知識をベースにして、受講者自身が業務体系を継続的に改善していき、一人ひとりの成長も促進できるような助言をいただくことも期待していました。

社員のプロジェクトマネジメントスキルの向上だけでなく、プロジェクト進行において社員に共通認識を持たせたい内容についても明確になりました。

私自身、プロジェクトマネジメントスキルに関して課題を感じていたため今回の研修にも参加させてもらいましたが、受講を通じてスキルの向上を実感できました。特に、知識のインプットと、それを踏まえたアウトプットが経験できたことは非常に良い経験になったと思います。研修で得た知識を活かし、社内の課題を解決に導いていきたいです。

社員には、自己成長やキャリアを磨く場所として会社を活用してほしいと考えています。裁量の大きな仕事に取り組む機会を増やすだけでなく、OFFJT（職場以外での研修や学習）の機会も活用し、社員一人ひとりが自立したプロフェッショナルとなり、自己実現に繋げられることを重視しています。
今後は社員一人一人が研修で身につけたスキルを業務に活用し、会社全体としてプロジェクトをより円滑に進めていけるようになることを期待します。結果、会社がさらに飛躍していく状態を作れると良いですね。