auじぶん銀行が金融業界に求められるITリテラシー研修を
新卒向けにオーダーメイドで実施

auじぶん銀行株式会社
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auじぶん銀行株式会社 人事部
村上礼子様

まだ日本国内でスマートフォンが普及していなかった2008年、auじぶん銀行(当時じぶん銀行)は、リアルな店舗を持たず、取引をすべてモバイルデバイスで完結できる銀行を目指し誕生した。モバイルデバイスの発展とサービスの強化によって、預金口座開設数は2022年末で500万を超えた。2023年6月にはインターネット専業銀行として最速で住宅ローン融資実行額が累計3兆円を突破、そして2023年7月には預金残高3兆円を超えるまでに成長し続けている。

研修データ

研修内容
総合職新入社員向けIT研修
受講者
新入社員
研修の目的
ITリテラシーやデータベースの基本を身につけ、配属先での業務をスムーズに行えるようにする
課題
  • 新入社員でもIT全般に対する基礎知識のさらなる向上が求められるようになった
解決策
  • Webに関する知識の豊富さとカリキュラムの柔軟さでインターネット・アカデミーに研修を依頼
成果
  • SQLなど研修で学んだ知識がすぐに業務で活かせた
  • 今後、IT知識を自発的に学んでいくための第一歩となる基礎知識を効率的に学習できた

デジタル領域で事業を行うauじぶん銀行では、技術革新が激化する中、新入社員にもITリテラシーのさらなる向上が求められている。今までの新入社員育成では、ビジネスマナーや金融知識に関する研修が主だったが、ITに関する知識も研修に取り入れることになった。人事部の村上様に、インターネット・アカデミーに研修を依頼した経緯や、人材育成への想いについてお話を伺った。

研修実施の経緯
配属後は金融だけでなくITの知識も必須
インターネットの全体像やデータベースの基本を理解してほしい

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― 人事部の業務内容をお聞かせください。

スマートフォンをメインチャネルとするauじぶん銀行では、お金に関わる活動をワンストップで提供できる強みを活かし、質の高い金融サービスの提供に取り組んでいます。デジタルに特化したサービスを提供しているため即戦力の中途採用の社員が多い中、近年は新卒総合職での採用も増加しています。人事部では、総合職で採用された新入社員が将来的に会社のコア人材として活躍できるように、階層別の研修や自己啓発のためのeラーニングの提供などを通してサポートしています。

― 今回はどのような研修をご希望されていたのでしょうか。

これまで新入社員の研修は、マナーやマインドセット、ロジカルシンキングといった、心構えや基礎的な思考力の学習が中心でした。しかし、当行ではそのようなビジネス上の知識や金融の知識に加え、DXやITリテラシーなどデジタル系の知識も求められます。ITに関する研修とはいえ、プログラミング言語等の専門知識を学ぶというより、インターネットの全体像への理解を深める内容や、業務に入ると使うことが多いデータベースの基礎知識が習得できる研修を実施したいと考えていました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
自社の要望に合ったカリキュラムとテキストが
新入社員の中長期的な成長へとつながると感じた

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新入社員向けに実施したITリテラシー研修のカリキュラム目次の一部

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

新入社員研修の中で、ITに関する研修は1日の予定だったので、研修を終えた後でも各自で復習に役立てられるようなテキストを希望していました。インターネット・アカデミーのテキストは、こちらが要望したカリキュラムやレベルに合わせて作成していただけると伺い、それが決め手になりました。研修後、本人たちが自ら学習する時、研修で使用したテキストが本人たちのやる気に応えられると思いました。

― 実際に研修を実施してみていかがでしたか。

受講生からは「研修の中で学んだSQLのコード作成など配属後の業務で役立つ知識を知ることができた」という声がありました。研修内容が実務に役立っているようです。

金融業界に必要とされるITリテラシーのレベルは年々高くなっています。セキュリティーの面でもイノベーションの面でも、ITの知識をプロフェッショナルなレベルで求められます。だからこそ、新入社員の方々には、今回の研修で学習したことを復習し、さらなる自発的な学習へとつなげて知識を深めてほしいです。

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auじぶん銀行様のご要望にあわせてテキストはカスタマイズをさせていただきました

研修の成果と今後
リアル店舗を持たないインターネットの銀行だからこそ
お客さまの考えていることが分かる人材へ成長してほしい

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― 受講者に対する将来への期待について教えてください。

今の時代、分からないことがあってもその場で調べることができます。しかし単純な課題解決方法のパターンを知るだけでは、複雑な課題に対応するのは難しいものです。表面的な部分ではなく、課題の本質的な部分をおさえ、「これはこういう仕組みだからこう動いている」「だからこことここを組み合わせればこういうことができるかもしれない」と、一歩踏み込んだ対応のできるハイスキルな社員になっていただきたいと思います。

新卒研修後は、配属先でOJTや階層別の研修が行われていきます。また、当行では自己啓発のためのeラーニングの講座も4000以上用意しており、制限なく聴講できる環境があります。そのような環境を生かして、自ら考えてキャリアを形成し、課題を解決して新たな企画や事業を考えられる人へと成長してもらえれば嬉しいです。

― 人材育成にかける想いについて教えてください。

当行はインターネット上で取引のすべてが完結するため、お客さまの声をお聞きできる機会は僅かです。お客さまからいただいたお言葉やお客さまの行動をデータ化・分析することでお客さまの内なる要望を理解し、サービス品質を高めていくことが必要となります。ITリテラシー・データリテラシーを高めることで、本質をとらえ課題を解決できる社員を育成していきたいです。

受講生のコメントの一部

  • ITパスポート等で学んでいた知識以上の話を聞くことができ、講義内容も理解しやすかった。
  • 金融のことだけでなくITのことも概要を知ることで、ネット銀行ならではの業務理解につながると思った。
  • SQLは多くの部署で使用すると聞いていたので、配属前に理解できて良かった。
  • サービスの提供者として知っておかなければならない知識がIT分野にも多くあると分かった。

※一部抜粋

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