NTT東日本東京東支店がCompTIA Security+試験対策研修
認定講師の講義で業務に使えるセキュリティスキルを上げる

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
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東日本電信電話株式会社(NTT東日本)

東日本電信電話株式会社(NTT東日本) 東京東支店 リスキリングワーキンググループ

NTT東日本は1999年NTTの再編成に伴い発足した、東日本全域の電気通信を支える国内最大級の電気通信事業者。
地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業として、 現代社会のライフラインとなっている通信インフラの保守や維持、進化だけでなく、AI・IoT等新たな技術を用いて、地域社会の課題解決を目指している。また、ICT時代のコミュニケーションの仕方やマナーをテーマに、小学校等へ社員を派遣して出張授業「ネット安全教室」なども開催している。

研修データ

研修内容
CompTIA Security+試験対策研修
受講者
東京東支店社員の希望者20人
研修の目的
CompTIA Security+合格のためにポイントとなる部分や問題の特徴を理解する
課題
  • CompTIA Security+の資格試験は難易度が高く社内での対策では難しいと感じた
解決策
  • CompTIAのトレーニングパートナーで、CompTIA認定講師が在籍するインターネット・アカデミーに試験対策研修を依頼
成果
  • 試験対策だけでなく受講生自身の今後のスキル向上への手応えも得た

NTT東日本では、お客様のあらゆる課題に対する解決策の提案ができるよう、様々な資格の取得を推奨しており、CompTIA Secrity+もそのひとつ。今回、同社東京東支店がインターネット・アカデミーにCompTIA Secrity+試験対策研修を依頼。その経緯や、教育・育成への想いについて、東京東支店のリスキリングワーキンググループの方々にお話を伺った。

研修実施の経緯
セキュリティの知識を深めてお客様へ提案できるよう
実務につながるCompTIAの試験対策研修を企画

― リスキリングワーキンググループはどのような活動を行っているのでしょうか

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)

リスキリングワーキンググループは部署を超えて集まった7名のチームで、全社員の学習のサポートや勉強会を企画しています。元々東京東支店では各部署ごとに研修や勉強会を行っていたのですが、何事も500人の支店全員でやっていこうということで、リスキリングワーキンググループを立上げました。昨年度までにLinkedInラーニングなどで効果を上げ、今年度からはこのワーキンググループの取り組みが事業計画にも掲載されるようになりました。最近は、DX(デジタルトランスフォーメーション)に強い人材を育成するために社内で制定された「デジタルアシスタント認定」の取得のための学習会なども開催しています。

― CompTIA Security+の試験対策研修を実施した経緯を教えてください

デジタルアシスタント認定は認定要件のひとつに約300ある会社推奨資格からひとつ以上を取得するという基準があり、CompTIAの認定資格も含まれています。当社はネットワーク事業なので会社全体でネットワークの知見は十分にありますが、CompTIAの認定資格はセキュリティやクラウドなど分野ごとの知識の根幹を鍛えられるので、業務にマッチしているという話を他支店から聞き、私たち東京東支店も資格試験の学習を通してセキュリティの知識を深め、ネットワークと同じくらいのレベルでお客様へ提案できるようにしたいと思い、CompTIA Security+の試験対策研修を計画し、希望者を募りました。

インターネット・アカデミーを選んだ理由
実技もあり試験対策が難しいCompTIA Security+
CompTIA認定講師に教わるのが早道と考えた

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
実際のCompTIA Security+試験対策研修の様子

― インターネット・アカデミーへ試験対策研修を依頼した理由を教えてください

CompTIA Security+の資格試験は、過去問などでインプットした知識を解答する問題だけでなく、画面上に表示されるシミュレーション環境において、設定やトラブルシューティングを実施してスキルを評価する問題もあります。出題の傾向や対策を知っておかないと短期間での合格は難しいと考え、CompTIA社に相談したところ、CompTIAのトレーニングパートナーや認定講師がいると教えていただきました。そのような理由から、CompTIAのトレーニングパートナーで認定講師も在籍しているインターネット・アカデミーに試験対策研修を依頼しました。

― Security+認定講師による研修はいかがでしたか

研修へは、受講希望者を募ったところ、ビジネスイノベーション部から10人、設備部から10人の社員が参加しました。CompTIA Security+が他の資格よりも難しいと分かっている方もいれば、とりあえず1回受けてまずは難易度を肌で感じてみたいという方まで区々(まちまち)でした。受講者それぞれの知識のレベルが異なるなかで、講師の方は全員が正しく問題の内容を理解できているかをひとつひとつ確認しながら次に進み、解説も非常に丁寧で、受講生全員が理解を深められたと感じています。インターネット・アカデミーのCompTIA認定講師の方は、専門家だから知識があるのは当然かもしれませんが、教えることが大変上手だと感じました。依頼してよかったと思います。

研修の成果と今後
資格取得は通過点
ゴールは学んだ知識やスキルを実務にいかすこと

東日本電信電話株式会社(NTT東日本)

―研修を通しての感想をお聞かせください

研修ではCompTIA公式のLabo環境を使って講義していただきました。研修参加者にとっては慣れない作業環境で戸惑うこともあったと思いますが、技術の向上につながったのではないかと思います。試験に合格して資格を取得し、デジタルアシスタント認定を得て終わりではなく、試験対策を通して学んだ知識やスキルを実務に活かしていきたいと思っています。

― 資格勉強などの学習を通して期待していることを教えてください

デジタルアシスタント認定の取得は支店のマネジメント指標のひとつとしても設定されています。認定対象の資格は300を超え、20以上の資格を取得している社員もいます。資格は会社自体の知財にもなります。ただ大事なのは資格取得で完結することではなく、試験対策で得たそれらの知識を通してお客様に提案し、お客様が抱えるお困りごとを解決できるようになることですので、リスキリングワーキンググループとしても支店全体でそのゴールに向けて取り組んで参りたいと思っております。

受講生のコメントの一部

  • ラボ環境での実施は、慣れない画面でしたが、技術の向上につながるので、やっていただいて良かったです。
  • ラボ環境の操作が独特で慣れるまでに時間を要しました。資格対策として、ラボ操作から理解を深めていきたいと思います。
  • 実演も含め、テクニカルな部分もわかりやすく説明いただき、非常に有意義な研修でした。

※一部抜粋

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