東邦監査法人が選んだ情報セキュリティ研修
診断テストで理解度を可視化しボトムアップを実現

東邦監査法人が選んだ情報セキュリティ研修
東邦監査法人

東邦監査法人 情報セキュリティ担当・IT推進部
矢崎英城様 渡辺慎志様

1979年の設立以降、資本市場を支える監査制度の担い手として監査品質の維持・向上を最重要課題として取り組んできた東邦監査法人。経済社会の維持と発展に寄与し、公平性や会計の透明性、信頼性を担保する監査のプロフェッショナル集団である。「信頼」を形にすることこそが監査であるとし、きめ細やかなサービスや専門的知識、ノウハウを生かすことで、社会的使命を果たしてきた。クライアントの経営環境を理解したうえでスピーディな判断を行い、企業の良きパートナーとして、監査業務・各種マネジメントサービスを提供する。

研修データ

研修内容
ITリテラシー・セキュリティ研修
受講対象
全社員
研修の目的
情報セキュリティリテラシーの底上げ
課題
  • 幅広い年齢層にわたる社員職員の、情報セキュリティに関する理解度のばらつき
解決策
  • インターネット・アカデミーに、ITスキル診断テスト付き 最先端情報セキュリティ研修を依頼
効果
  • 事例と併せて網羅的に知識をつけることで、ボトムアップを図ることができた
  • 情報セキュリティに対する意識を高めることができた

監査品質に対する社会からの期待の高まりや公認会計士が担う役割の広がりなど、監査を取り巻く環境は近年劇的に変化している。東邦監査法人は、「柔軟な対応力」「豊富なノウハウ」「個と個の組織力」という強みを武器に、クライアントに信頼性の高い監査サービスを提供する。その中で、社員職員のITリテラシーや情報セキュリティの理解度にばらつきを感じ、インターネット・アカデミーの最先端情報セキュリティ研修を全社員向けに実施。その背景や感想について、情報セキュリティ担当・IT推進部矢崎様と渡辺様にお話を伺った。

研修実施の経緯
インターネットの脅威に対する理解の底上げ

インターネットの脅威に対する理解の底上げ

― 情報セキュリティ担当・IT推進部の業務内容をお聞かせください。

矢崎様

情報セキュリティ担当とIT推進部という2つの組織を兼務し、システムを「使う」立場と「見る」立場の両方で当監査法人を支えています。情報セキュリティ担当としては、メンバーが監査業務で情報機器を使う際の環境整備やセキュリティ意識の啓蒙などを行っています。また、IT推進部としては、監査チームがクライアントのシステム環境を評価する際の業務サポートを主に担当しています。組織としては分かれているのですが、区分けが難しく実働としてはほぼ一体です。

― 今回はどのような経緯で研修をご依頼いただいたのでしょうか。

矢崎様

前述の情報セキュリティ担当として、メンバーの基本的な知識のボトムアップを図りたいという思いがあり、研修実施を決めました。以前、当法人内で不正メールによるウイルス感染の恐れがあったことで皆の危機意識は高まってはいたものの、幅広い年齢層にわたる社員職員全員のセキュリティリテラシーの浸透度を揃える必要性を感じていました。今までは、情報セキュリティについて不安のある人へ個別に内部で対応していたのですが、実績がある会社にツボを得た研修をお願いしてみようと、インターネット・アカデミーにお願いしました。

セキュリティ研修の詳細

インターネット・アカデミーを選んだ理由
理解度が可視化できる学習管理システムを評価

― インターネット・アカデミーを研修先にお選びいただいた理由をお聞かせください。

渡辺様

研修を管理する立場として魅力に感じたところが、出欠管理が容易に行えるところです。研修の欠席者が当然出てくるのは分かっていましたので、そのフォローがしっかりしているのも安心でした。また、インターネット・アカデミーの研修実績も理由の1つです。

矢崎様

今回は全員が受講必須な研修として考えていましたので、メンバーに受講を催促するためにも出欠管理がスムーズに行えるのはありがたかったです。また、決め手になったのが情報セキュリティのITスキル診断テストです。インターネット・アカデミーは研修マネージメント体制が整っており、その機能の一つとして研修内容に合わせたオリジナルテストが実施できるところが大きなポイントでした。

IT診断テストの画面
学習管理ツールの管理者画面では、IT診断テスト分析レポートが表示されます。※画像はイメージです。

インターネット・アカデミーの学習管理システム(LMS)について

― インターネット・アカデミーの情報セキュリティ研修は、いかがでしたか。

渡辺様

セキュリティリテラシーについて網羅的な理解ができ、有意義な研修でした。他のメンバーも意外と知らなかった部分を学ぶことができたようで、理解度にバラつきがある社員職員のボトムアップという意味で、研修を実施した甲斐がありました。統計上リスクが低くなるパスワードなど、すぐに活用できる知識を教えてもらったことで、早速メンバーの意識の変化を感じています。

矢崎様

一般ユーザーが認識すべきリスクを幅広い知見から教えていただけたのがありがたかったです。研修の時間が短く感じた人が多かったようですが、それは情報セキュリティ対策が他人事ではないという意識の表れかと思います。管理システムのおかげで、研修を管理する立場として、IT診断テストと併せて理解度や学びに対するコメントが可視化できたのが良かったです。

他の受講者の他のコメントはこちら

研修の効果と今後
今回の研修をベースに定期的に人材育成を図りたい

今回の研修をベースに定期的に人材育成を図りたい

― 受講者に対する将来への期待について教えてください。

渡辺様

情報セキュリティについて過度に恐れることなく、適切な知識と警戒心をもって情報環境の利便性を享受してほしいと考えています。今までは、少しでも怪しいメールが来るとすぐに問い合わせが来ていましたが、落ち着いてメールアドレスを見てもらえばどう対応すべきかわかることもありました。今回研修を受けたことで、なりすましメールも判別できるようになっていればと期待しています。そういったリテラシーを皆が蓄積していってもらいたいです。

矢崎様

研修を受けたことで、それぞれが自分でセキュリティリスクを正しく判断できるようになってほしいと考えています。日常的なセキュリティの知識で対応できるものなのか、身動きがとれないほどの重いインシデントで私たちに相談が必要なものかを判別できるのが理想です。情報セキュリティ担当としては、日ごろの業務を安心して行えるように、引き続き環境を整えていきたいと思います。

― 今後の人材育成について教えてください。

矢崎様

兼務しているIT推進部としては、クライアントのシステム環境や出力されたデータの適正性をみるうえで、どういった分析ツールを使うべきかを検討しています。導入が決まれば、実際にそれを使う監査スタッフの教育が必要になりますので、大方の道筋が見えてきた際には、インターネット・アカデミーにご相談したいです。

先ほどインターネット・アカデミーの選定理由として研修の管理体制とお話しましたが、今回の研修では学びの「箱」ができたと考えています。スタートとしては完成度が高いものになりましたので、今後も定期的に、この「箱」を使った形で研修をお願いしたいです。内容としては、特定のメンバー向けの高度な内容から、知識の底上げを目的としたExcel関数の研修など、並行してお願いできればと思っています。

渡辺様

データベースに触れる機会が増えてきていますので、データアナリティクスを行う人材育成の必要性を感じています。分析ツールを使う前のデータクレンジングについて、その重要性や実施方法など教えていただきたいです。これは全員ではなく、メンバーを厳選して、ある程度スキルのある人向けにお願いしたいと考えています。

受講生のコメント

  • 具体的な事例を交えての説明が非常に印象的で、セキュリティ対策について普段から意識しておくことの大切さや、実際に事件が起きた際の冷静な対応の必要性を実感できたと思う。

  • 標的型攻撃による機密情報の窃取など、現在と過去の脅威の違いや、情報セキュリティの3大(7大)要素といった対応策を学ぶことが出来ました。

  • 情報漏洩をさせる種類がここまで多いとは思いませんでした。まずは、日ごろからむやみに知らないメールを開かない、PWを複雑化する等の基本的な対策をしっかり行っていきたいと思います。

  • 話し方、説明の仕方、時間配分など完璧でさすがプロだと思いました。

  • 情報資産の取扱い等、情報セキュリティに関する意識を改めて確認することができました。資料に記載されていた「安全なパスワードの作り方」を参考に、パスワードを作成しようという意識ができました。

  • 今回の研修を通して、ウイルス感染の怖さを改めて感じ、情報セキュリティの重要性を再認識しました。今後は、パスワードや文書の暗号化等個人でできる身近なところから研修の内容をいかしていきたいと考えます。

  • 情報セキュリティについては、ごくごく浅い知識しか持ち合わせていなかったことを痛感致しました。位置情報サービスや、Cookieなど、普段から警戒はしていましたが、具体的な理由を知ることができ有意義でした。

  • 我々の業界にとって馴染みのない内容を非常に分かりやすく説明してくださり大変ありがたかった。情報セキュリティは、時に企業の機微な情報を取り扱う我々の業務上、必ず知っておかねばならないものであり、その重要性を改めて認識させられる研修であったと思う。

※一部抜粋

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