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モリサワ・クックパッドとコラボレーション!「最新のWebフォント活用方法」
2013/08/16
8/30(金)に「最新のWebフォント活用方法」をテーマにしたBOHRミーティングを開催しました。
Webサイトに用いるフォントの種類によって、デザインのクオリティは大きく変わってきます。最近では、よりWebサイトのデザイン性を高めることができる「Webフォント」に注目が集まっています。
今回はフォント製品で市場シェアNo1を誇る「株式会社モリサワ」の阪本様と、「クックパッド株式会社」でトップデザイナーとして活躍されている元山和之様をお招きし、フォントの選び方のコツから、業界で注目されているWebフォントを用いた実践的なデザインについてご紹介いただきました。
セッション1:フォント選びのコツ
フォントの雰囲気は、文字の骨格の形によって変わってきます。たとえば、文字のふところ(空間)が広いフォントはモダンな印象を与えやすく、狭いものものは古風な印象を与える傾向にあります。また、文字の重心が高いフォントは格調高い印象になり、重心が低いフォントは親しみやすさを与えやすくなります。こうした文字のもつ印象をもとに適切なフォントを選んでいきます。このセッションでは、株式会社モリサワの阪本圭太郎様からフォントの成り立ちから、デザインに合わせたフォント選びのコツについてお話をしていただきました。
セッション2:実践!Webフォントデザイン
Webフォントはフォントサーバーからデータを配信することでユーザーのデバイスにインストールされていないフォントを表示させる機能です。本来はユーザーのデバイスにインストールされているフォントしか表示することができませんが、Webフォントを用いることで環境を問わず様々なフォントが表示できるようになります。このセッションではクックパッド株式会社のデザイナーである元山和之様から2013年のWebフォント事情 や、Webフォントを用いた実践的なデザイン手法についてお話いただきました。
株式会社モリサワ
デジタルフォント、組版ソフトウェア、オンデマンド印刷機などの開発・販売、文字に関するソリューションを提供する日本有数のフォントメーカー。モリサワのフォントは市場シェア第一位を誇っている。昨年から、さまざまな書体をWebフォントとして利用できるクラウドフォントサービス「TypeSquare」を展開している。
クックパッド株式会社 デザイナー
元山和之様
1985年生まれ。名古屋市立大学芸術工学部卒業後、広告代理店の制作を経て株式会社はてなでデザイナーとして勤務。はてなブックマークのメインデザイナーなどとして務めた後、2013年3月よりクックパッドにデザイナーとして入社。