お知らせ
総務省後援「たてよこWebアワード2017」結果発表!最優秀賞からインターネット・アカデミー賞まで決定
2018/02/28

縦書きWeb普及委員会が主催し、総務省およびW3C/慶應が後援する「たてよこWebアワード2017」の受賞作品が決定いたしました。
本アワードでは、Web上で縦書きを表現するためのCSS Writing Modesを使用し、優れた表現、技術、アイディアにより、縦書きレイアウトにおける新たな可能性を感じることができるWebサイトを募集。その中から最優秀賞、優秀賞、企業賞の審査を実施いたしました。
インターネット・アカデミーでは、日本における縦書きの文化と作品を世界に発信する活動の一環として、「たてよこWebアワード2017」の協賛企業としてさまざまな活動を行っており、縦書きWeb普及委員会のメンバーとして受賞作品の審査を行いました。
さらに本アワードでは企業賞として「インターネット・アカデミー賞」を設け、今後の縦書きレイアウトの普及・教育に寄与すると考えられる優れた作品に賞を贈らせていただきました。
受賞作品
最優秀賞

まるまるまるもりプロジェクト制作者:RaNa extractive, inc.
優秀賞

寒川神社
制作者:株式会社アクアリング

おびむらさき-九州の小京都、飫肥。お城のふもとで武士の生活を体験するように泊まる宿
制作者:株式会社プラスディー

岸本浩加 | 着付け師・小笠原流礼法講師
制作者:トライマンデザイン

50周年プロジェクト|亀田産業株式会社
制作者:RaNa extractive, inc.
企業賞 インターネット・アカデミー賞

寒川神社
制作者:株式会社アクアリング
企業賞 FONTPLUS賞

茶ッカソン
制作者:株式会社シフトブレイン
賞金・賞品
- 最優秀賞:10万円、特製トロフィー(大)、FONTPLUS 300万PV/年、他
- 優秀賞:2万円、特製トロフィー(小)、FONTPLUS 120万PV/年、他
- インターネット・アカデミー賞:無料受講券(1講座1名)
- FONTPLUS賞:FONTPLUS 300万PV/年
「たてよこWebアワード2017」について

日本語の表現において「縦書きと横書きの選択肢がある」ということは極めて自然なことです。
縦書きと横書きが混在する日本語の文字表現の文化をWebに継承し、自由な組版を実装するための技術をWeb標準にすべく縦書きWeb普及委員会(正式名称:次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会)は、CSSの新たな組版規格であるWriting Modesを標準化するためにWebに関連する各種技術の国際的標準化団体であるW3Cにおける標準化活動を推進してきました。
「たてよこWebアワード」は、こうした取り組みの一環として、CSS Writing Modesを使用し、縦書き実装の普及促進に貢献するような優れたWebサイトを表彰することを目的としたアワードです。過去2回の開催では、受賞作品が実際に商用サービス化されるといった実績を生みだすことができました。
たてよこWebアワード2017
募集内容 | CSS Writing Modes による縦書きを使用し、優れた表現、技術、アイディアにより、縦書きの新たな可能性を感じることができるWebサイトを募集します。応募サイトは原則すべて公開します。 ※CSS Writing Modesとは、文字表記の方向(縦横)を指定するCSSモジュール。 |
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作品形態 | コンテンツ素材を問わず自由形式とし、縦書きサイトをWeb上に公開。商用サイトも可。 ※使用するコンテンツ素材は、必要に応じてご自身にて事前に著作権等の利用許諾を得て下さい。 |
募集対象者 | Webディベロッパー、デザイナー、クリエイター等、年齢、国籍、個人・法人を問わない。 |
審査および賞 | CSS Writing Modesを使用した縦書きと、クロスブラウザ環境で一定の完成度を実現していることを前提に、「デザイン性」「有用性」「新規性」「技術力」を基準に、縦書きWeb普及委員会により採点を行います。 採点結果にもとづき、主に以下の観点を加味して選考し、賞および受賞作品を決定します。受賞作品には賞金、賞品あり。
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活動団体 |
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