プレスリリース
インターネット・アカデミー、情報通信技術賞(総務大臣表彰)を受賞!
2020/06/17
インターネット・アカデミーは、Webブラウザの縦書レイアウトに関する国際標準化及び普及活動への貢献により、一般社団法人情報通信技術委員会が定める2020年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)を受賞いたしました。
同委員会は情報通信ネットワークに係る標準の作成とその普及を図ることを目的としており、その事業活動推進に多大な貢献をされた方々に対して表彰(情報通信技術賞)を行っています。その中でも総務大臣表彰は総務大臣の承認を得て決定する賞です。
インターネット・アカデミーは、総務省が後援する「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会(縦書きWeb普及委員会)」の一員として、自国文化の継承とデザインの多様化を目的として縦書きWebの活動を実施し、15年の歳月をかけて2019年末に縦書きWeb技術を国際標準化いたしました。その貢献により、情報通信技術賞(総務大臣表彰)の受賞となりました。
縦書きWebの技術は、日本語やモンゴル語などで使われるような縦書きの記述、横書きの左から右への記述、横書きの右から左への記述、そして横書きのページに縦書きを挿入する等、世界中で利用されている様々な表現を実現します。これにより、Webページ上で横書き及び縦書きの記述を混在させることも可能になり、日本語固有の文化を実現しながら、世界に対してWebの設計にさらなる自由と高い表現性の提供が可能になります。
一般社団法人情報通信技術委員会 Webサイト
▼2020年度情報通信技術賞(総務大臣表彰)受賞者の決定https://www.ttc.or.jp/topics/20200616