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WCAPとSkillNationによるインドネシアWeb制作研修にインターネット・アカデミーの講師が登壇

2025/08/21
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インターネット・アカデミーは、7月19日(土)から8月20日(水)まで、インドネシアで開催されたW3C標準Web制作トレーニング研修のカリキュラムを提供しました。研修は、Webサイト制作を通してW3C標準のWeb技術を浸透させ、インドネシアのデジタル人材育成を目指す目的で実施しました。

研修はWCAP(一般財団法人Web Consortium Asia Pacific)と、WCAPと提携するインドネシアの教育・研修機関のSkillNationが主催。インドネシアの通信デジタル省が参画し、東南アジアや太平洋地域のIPアドレスを管理するAPNICが後援する研修で、インターネット・アカデミーのインストラクター湖林貴子が講義を行いました。

W3C標準規格とは

W3C(World Wide Web Consortium)はWebサイト制作に必要なルールの標準化を行う世界最高位の団体です。Webの生みの親ティム・バーナーズ=リーが創設し、米国ボストンにあるマサチューセッツ工科大学(MIT)に本部があります。

現在はHTMLやXHTML、CSS、DOM(Document Object Model)やXML(Extensible Markup Language)など多くの仕様を標準規格として公開しています。

W3Cが公開している規格は「W3C標準」と呼ばれ、Web制作の現場でもサービスの品質を決める大きな役割を果たしています。互換性が重要視されるインターネット通信において、W3C標準規格に準拠することはこの「互換性を保証する」ことにつながります。

WCAPとは

WCAPは、アジア太平洋地域でWeb技術のW3C標準化を進める法人です。W3C会員とWebコミュニティ向けにWebの発展をサポートする事業のほか、W3C標準のWeb技術の啓蒙に関する事業や、トレーニング実行に関する事業を展開しています。

講義概要

初回は7月19日(土)、当社のインストラクターである湖林が現地で授業を行いました。2回目以降はオンラインで講義を進め、最終講義では受講生がWCAP・W3C・APNIC Foundation関係者などに対してプレゼンテーションを実施。未経験者が自らWebサイトを企画して作成できるようになるまでを支援しました。

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インドネシアで受講生に教える湖林インストラクター(写真右)
講義名 WCAP Web Training in Indonesia
主催
  • 一般財団法人Web Consortium Asia Pacific(WCAP)
  • SkillNation
参画 インドネシア通信デジタル省
後援 APNIC Foundation
日程 7月19日(土)~8月20日(水) 全26時間
内容 W3C標準によるWeb制作技術の習得、制作演習、プレゼン演習
公式URL https://wcap.jp/training/indonesia2025/

講師

湖林貴子

ミドルベリー国際大学院とアリゾナ州立大学の修士号を持つ。専攻は教授法と教育工学。その知識をインストラクションに活かし、緻密に組んだ講義展開と受講者目線でわかりやすい解説が高く評価されている。英語でのIT研修実績も豊富。

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