お知らせ
WCAPと台湾政府系機関によるセキュリティ研修にインターネット・アカデミーの講師が登壇
2025/11/06

インターネット・アカデミーは、11月4日(火)から11月5日(水)まで、台湾で開催されたWCAP主催のセキュリティトレーニングにおいて、カリキュラムを提供しました。この研修では、W3C国際標準規格に則ったデジタルアイデンティティ管理を学ぶ「VC/DID講座」を軸として、
研修はWCAP(一般財団法人Web Consortium Asia Pacific)と、WCAPと提携する財団法人資訊工業策進会(III、トリプルアイ)が主催し、インターネット・アカデミーのインストラクター湖林貴子が講義を行いました。
VC/DIDとは
VC(Verifiable Credentials:検証可能な資格情報)は、資格や免許といった属性情報の確かさを第三者が検証可能にする技術で、「デジタル証明書」として実用化が進んでいます。DID(Decentralized Identifiers:分散型識別子)は、ユーザー自らが識別情報を管理することができる技術です。これらの技術は学位証明書や運転免許証などの分野(※4)で活用が広がり始めています。
※4 VC/DIDの両方またはVCのみを使用するケースもあります。
WCAPとは
WCAPは、アジア太平洋地域でWeb技術のW3C標準化を推進する一般財団法人です。W3C会員とWebコミュニティ向けにWebの発展をサポートする事業のほか、W3C標準のWeb技術の啓発に関する事業や、 トレーニング実行に関する事業を展開しています。
トレーニング概要
今回の研修は、世界初、WCAPの監修のもとW3C国際標準規格に準拠してインターネット・アカデミーが開発したデジタルアイデンティティ管理を学ぶことができるVC/DIDカリキュラムです。
| 講義名 | WCAP Verifiable Credentials Training in Taiwan 2025 |
|---|---|
| 主催 | 一般財団法人Web Consortium Asia Pacific(WCAP) |
| 日程 | 2025年11月4日(火)~11月5日(水) 全8時間 |
| 内容 | W3C標準のVC/DID研修 |
| 公式URL | https://wcap.jp/training/taiwan2025/ |
講師
湖林貴子
ミドルベリー国際大学院とアリゾナ州立大学の修士号を持つ。専攻は教授法と教育工学。その知識をインストラクションに活かし、緻密に組んだ講義展開と受講者目線でわかりやすい解説が高く評価されている。英語でのIT研修実績も豊富。
本件に関するお問合せ
- インターネット・アカデミー https://www.internetacademy.co.jp/
- 担当:広報室
- 電 話:03-3341-3781
- メール:pr@internetacademy.co.jp
