挫折したプログラミングに再挑戦し
自動車用半導体メーカーに転職成功

学生時代に挫折したプログラミングに再挑戦

高校卒業後、プログラマーを目指し、実家のある岩手県を離れて大阪府のコンピューター専門学校へ進学しました。WebやIT関連の企業への就職を目指しましたが叶わず、実家に帰り、しばらくの間は家業を手伝っていました。実家は建設関係の仕事をしているのですが、当時は東日本大震災の復興関連の仕事が多く、忙しかったです。その後は地元の工場で働いていました。その工場で取り扱っている商材は景気に左右される側面があり、安定した職場、安定した職業につきたいと思うようになりました。

そこで、興味のあるプログラミングをもう一度勉強しようと考えました。プログラミングは専門学校時代に一度挫折しているので、簡単ではないことは理解していました。とはいえ、挑戦する前から弱気になる必要はなく、プログラマーは副業からもスタートできそうだと思ったので、インターネット・アカデミーで勉強を再開することに決めました。

卒業生のアッキーさんの動画を見て
勉強は孤独ではないと気づいた

受講したのは「AIエンジニア育成コース」です。このコースを選んだのは、給付金に関してハローワークに相談に行った際、専門実践教育訓練給付金対象のReスキル講座を受講すべきと勧められたからです。「たくさんの講座を受講して給付金を利用できるなら得だ」と思い、そのコースでの受講を決めました。

受講中、オンライン講義で一人で勉強していると不安を感じることもありました。「本当にスキルを身につけられるのか」だったり、「転職や就職が本当にできるのか」といった不安です。でも、その不安は、とある出来事をきっかけに払拭することができました。

私はバイクやキャンプといったアウトドアが趣味で、普段からYouTuberのアッキーさんの動画「独ヲタ女子【＊アッキーch＊】」を見ていたのですが、あるとき、アッキーさんもインターネット・アカデミーで学習していたことを知ったのです。そのときに私は気づきました。それは「自分以外にも、インターネット・アカデミーで勉強を頑張っている仲間が大勢いる」ということです。それからは、モチベーションを上げたいときにはアッキーさんの動画を見ていました。そして、そばにはいないけれど、同じようにキャリアアップを目指し、日々努力を重ねている仲間がいることを想像して気持ちを奮い立たせていました。

勧められて学習したPythonが今、新たな仕事に

プログラミングの仕事は副業からスタートさせようと思っていたので、転職活動は受講と並行して行っていたのですが、入校から数ヵ月で自動車など車載半導体を作るメーカーに入社することができました。今の会社に興味を持ったのは、新入社員のPCにExcel VBAの設定などを行うITサポートの募集を目にしたからです。これらの知識はすでに持っていたので、面接を受け、Excel VBAのことだけでなく、フロントエンドの言語やPythonも学習しているとアピールしたところ、採用していただきました。

最初こそITサポートとして入社しましたが、入社後はPythonを使ってデータ分析を担当することになりました。インターネット・アカデミーやハローワークで勧めてもらわなれなければ、AIエンジニア育成コースを受講することを選ばなかったかもしれませんし、別の選択をしていたらPythonを学習することもなかったでしょう。人生、何がきっかけでどう変わるか分からないものだな、と感じています。

AIエンジニア育成コースの受講期間も、修了していないカリキュラムもまだ残っています。学習を進めていくうちに、自分にはまだまだ学びたいことがたくさんあることに気がつきました。インターネット・アカデミーには、顔が見えなくても、自分と同じように学習を頑張っている多くの受講生の方がいることを、私はもう知っています。これからも学習を続け、レベルアップを目指していきたいです。

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