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マーケティングとは?Webマーケティングの目的と手法まとめ

マーケティングは、ビジネスにおいて耳にすることの多いワードなのではないでしょうか。なんとなく「販売促進」を指すようなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実はもっと多岐に渡る活動を指す言葉なのです。

また、Web上での消費が増加する今日では、商品やサービスの認知・売上の拡大を目指すうえでWebを活用したマーケティングが欠かせなくなっています。
有効なマーケティング施策を立てる第一歩として、正しいマーケティングの定義と、Webを通じた各種マーケティングの手法・その目的を知っておきましょう。

目次

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マーケティングとは

日本マーケティング協会では、マーケティングについて「顧客の欲求と満足を探り、創造し、伝え、提供することにより、その成果として利益を得ること」と説明し、以下のように定義づけています。

マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。

引用元日本マーケティング協会の概要

企業におけるマーケティングでは、「顧客との相互理解を得ながら」と定義にあるように、まずは顧客の情報をリサーチし、その結果を分析し今後拡大するニーズを予測します。それに基づいて商品・サービスを作り上げ、「販売促進にあたる」市場に流通させるといった役割を含みます。つまり、商品・サービスが売れるような仕組みや市場を作り出す活動全体を指す活動がマーケティングです。

近年ではデジタル化に伴い、Webマーケティング、コンテンツマーケティング、SNSマーケティングなど、「○○マーケティング」とつく用語の種類が増加しています。意味を混同してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、広義での「Webマーケティング」はWeb上でのマーケティング施策をすべて含んでおり、その中に様々な細分化されたマーケティング施策が存在しているのです。

Webマーケティングの目的とは

Webマーケティングは、主にWeb上で行うマーケティングを指します。Webサイトのアクセス履歴を活用してWebコンテンツの充実や機能性を高める施策を実施することで、Webサイトを通じた商品やサービスの売上向上を目指します。

情報通信白書令和4年度版 インターネット利用者
インターネット利用者(2008年および2017年)

引用元:情報通信白書令和4年度版年版※グラフはインターネット・アカデミー作成

令和4年度版情報通信白書によると、13歳から59歳の90%以上がインターネットを利用しています。また、60代以上の世代の利用率も大きく増加しており、2011年から2021年の10年間で15%も上昇していることがわかります。
こうした傾向に伴ってビジネスにおけるWebの影響力が増し、多くの企業がWeb・インターネットを介した商品・サービスのマーケティングを行わなければならなくなっているのです。

Webマーケティングの手法まとめ

Webマーケティングの手法まとめ

Webサイト上で売上を向上させるには、集客、つまりターゲットとするより多くのユーザーにWebサイトを見てもらう必要があります。以下では、Webマーケティングの中でも、代表的な手法の中からいくつかご紹介します。

Webマーケティング施策1. リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジン(Google、Yahoo!等)で検索をしたとき結果ページに掲載される広告のことです。ターゲットとするユーザーを自社Webサイトへ誘導するために、検索結果の上部や下部、右側といった場所に広告が表示されます。キーワード単位で広告出稿をすることが出来るので、どのようなキーワードと連動させて表示するか、リスティング広告への予算配分はどうするかを検討する必要があります。リスティング広告は予算に合わせて少ない金額からでも始めることが可能であり、Webマーケティングにおいて重要な施策です。Webマーケティングの基礎知識を身につけた上で有効に活用しましょう。

Webマーケティング施策2. SEO

Webサイトを通じて商品やサービスの売上向上を図るためには、まず多くの人にWebサービスを見てもらう必要があります。そのため、多くの企業が「SEO」(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)に取り組んでいます。

SEOとは、検索結果ページの上位に自社サイトを表示させることです。検索結果ページの上位にWebサイトが表示されることにより、多くの人にWebサイトを見つけてもらうことができます。
一昔前までは、自分のWebサイトへのリンクを多く集めることが有効とされていました。しかし、Googleをはじめとする大手検索エンジンの検索アルゴリズム変更により、今日ではリンク数を増やすような対策の有効性は大きく低下しています。現在ではWebサイトの品質や、有用で信頼できる情報を提供しているかが重視されるようになりました。

Webマーケティング施策3. LPO(ランディングページ最適化)

LPO(Landing Page Optimization)は、ランディングページの最適化を指します。ランディングページとは、ユーザーが最初に訪れたページのことです。

自社Webサイトに訪れたユーザーがすぐに離脱してしまっては収益につながりません。そこで、ユーザーをWebサイトに引き留めるためにランディングページを改善し、直帰率(ランディングページのみを見てサイトを離れるユーザーの割合)の減少を図る施策がLPOです。

LPOの例としては、訪問したユーザーが、求める情報にすぐにたどり着けるよう、経路をわかりやすくする施策があります。ユーザーの目的に合うWebサイトなのか直感的に判断できるような工夫を考える必要があります。

Webマーケティング施策4.コンテンツSEO

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOとは、ユーザーに役立つような良質なコンテンツをWebサイト内に作ることにより、Webサイトにたどり着く窓口を広げ、Webサイトの流入数を増やすマーケティング手法です。さらに、有益なコンテンツを継続的に発信することは、Webサイトのファンを作ることにもつながるため、ユーザーとの関係性を築く架け橋にもなります。

また、検索エンジンのアルゴリズム変更の背景には、ユーザーにとって有益なサイトを検索結果上位に表示させるという目的があります。そのため、Webサイト内に独自性と質の高いコンテンツがある場合、検索結果ページの上位に表示される可能性が高まります。有益なサイトという評価を得るためにも、 コンテンツSEOに取り組みましょう。

コンテンツマーケティングに取り組むべき理由

コンテンツマーケティングとはコンテンツSEOを軸として、あらゆるメディアを利用してユーザーに有益な情報を発信するマーケティング手法のことです。コンテンツマーケティングには、以下のメリットがあります。

1.導入のリスクが小さい
導入のリスクが小さい

自社のWebサイトでブログを書くこともコンテンツマーケティングの一環です。まずは自分でブログ記事を書いてみましょう。コンテンツマーケティングは、大きなリスクを冒すことなく、「まずは始めてみる」ことができます。大きな初期投資を必要としないことは、コンテンツマーケティングの大きな魅力です。

2.優良顧客を獲得しやすい

良質なコンテンツを発信し続けることにより、多くのユーザーから信頼や愛着を得ることができます。企業や商品の「ファン」を獲得することが期待できることもコンテンツマーケティングの魅力です。ファンになった顧客はリピーターになってくれる可能性が高いでしょう。

3.情報が拡散しやすい
情報が拡散しやすい

コンテンツマーケティングでは、FacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極的に活用します。SNSでコンテンツを簡単に「シェア」や「リツイート」で拡散できるため、良質なコンテンツは自然と多くの人に広まり、大きな集客を実現することができます

4.資産として残る

作成したコンテンツは、自ら削除しない限り、半永久的にWebサイト上に残ります。そのため、良質なコンテンツは、半永久的に見込み客を引き寄せることが可能です。また、長期間コンテンツを発信し続ければ、それだけWebサイト内のコンテンツ数は増えます。コンテンツマーケティングは、続ければ続けるほど集客力が大きくなることが期待できるマーケティング施策です。

5.効果検証ができる

コンテンツマーケティングは、コンテンツをWebサイトにアップロードして終了、ではありません。Webサイトを訪問した人が、どのようなキーワードでた どりついたのか、どのページを閲覧したのか、初めて訪れたのか、それとも頻繁に訪れているのかを測定し、コンテンツの効果を検証することができます。この検証結果を今後のコンテンツ制作にフィードバックすることにより、より良質なコンテンツを制作することが可能です。

コンテンツSEOやコンテンツマーケティングで効果を上げるためには、「どれだけユーザー目線で良質なコンテンツを作れるか」ということが重要です。「ユーザーの役に立つ」コンテンツを提供することにより、初めてユーザーの心をつかむことができます。また、コンテンツの発信・更新を続けることも重要です。効果を測定しながら良質なコンテンツを着実に増やしましょう。

おわりに

今回は、マーケティングの意味とWebに関連したマーケティング施策をご紹介しました。実際は他にも多様なマーケティング施策が存在し、それらを複数組み合わせてユーザーニーズを捉えたマーケティング施策を実行します。マーケティング担当の方だけでなく、Web制作やデザイン、運営を行う方はマーケティングの知識を一度体系的に学んでおくことで、仕事をスムーズに進めることが出来るようになります。

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