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新人Webマーケティング担当者が覚えておきたいWeb広告・IT用語

  • 2023/09/09
新人Webマーケティング担当者が覚えておきたいWeb広告・IT用語

Web業界では、WebサイトやWebマーケティングにまつわる専門用語が飛び交います。聞き慣れない単語に頭を悩ませている新人Webマーケティング担当者も多いことでしょう。

今回は新人Webマーケティング担当者が覚えておきたいマーケティング用語について、似たような単語の違いを比較しながら説明します。

AIちゃん
AIちゃん

Webマーケティングの専門用語ってたくさんあるから覚えるのが大変...!

有村先生

Webマーケティングの用語は似たような単語が多くて難しいですよね。一緒に頑張って覚えましょう!

目次

Webマーケティングで使われる基本的な用語

【目標に関する用語】 KGI、KPI

Webマーケティングで使われる基本的な用語

目標に関する基本用語として、プロジェクトの最終的な到達点となる目標を定量的に示すKGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)とKGI達成の進捗度を定量的に示すKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)の2つがあります。
KPIはKGI達成のために設定された中間目標であり、KPIを1つずつクリアすることにより、最終的な目標であるKGIを達成することが狙いです。

【効果に関する用語】ROI、ROAS

投資したコストに対する利益の割合をROI(Return On Investment:投資対効果)、投資した広告費に対する売り上げの割合をROAS(Return On Advertising Spend:広告費用対効果)と呼びます。ROI(%)は「利益÷投資コスト×100」、ROAS(%)は「広告経由の売り上げ÷広告費×100」で求められます。

【指標に関する用語】CV、PV、IMP、UU、セッション

Webサイトによってもたらされた成果がCV(Conversion:コンバージョン)、Webページが表示された回数がPV(Page View:ページビュー)、広告の表示回数がIMP(Impression:インプレッション)です。
また、Webサイトへの訪問人数がUU(Unique User:ユニークユーザー)、ユーザーがWebサイト内で行う一連の行動がセッションです。なお、一定期間に同じユーザーが何度Webサイトを訪問しても、1UUとしてカウントします。

【費用に関する用語】CPA、CPC、CPM

1件のコンバージョンを得るための広告コストをCPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)、1クリック当たりの広告コストをCPC(Cost Per Click:クリック率)、1,000回表示あたりの広告コストをCPM(Cost Per Mille:インプレッション単価)と呼びます。

【割合に関する用語】CVR、CTR

CVR(Conversion Rate:コンバージョン率)Cは一定期間の来訪者(UU)数に対するコンバージョン(CV)数の割合、CTR(Click Through Rate:クリック率)は表示された広告がクリックされる割合のことです。どちらも広告やWebコンテンツの効果を計る指標として扱われます。

CVRは「CV(コンバージョン)数÷訪問数(セッション数)×100」で求められ、CTRは「クリック数 ÷ 表示回数」で求めることができます。

Webページを改善する「最適化」に関する用語

SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)

Webページを改善する「最適化」に関する用語

SEOとは、検索エンジンでWebサイトを検索結果の上位に表示させるための手法です。検索結果に上位表示されることによりセッション数増加が見込めるため、多くの企業がSEOに取り組んでいます。

LPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)

LPOは、ユーザーが最初に訪問するWebページ(ランディングページ)のデザインを最適化し、コンバージョン率(CVR)を高める手法です。ランディングページはWebサイトの第一印象を左右するため、LPOはWebマーケティングにおいて重要なポイントです。

EFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)

Webサイトではユーザーが入力フォームから問い合わせや登録ができるようになっていますが、入力が煩わしいと感じるユーザーも少なくありません。EFOは、ユーザーが短時間で正確に入力を行えるように入力フォームを最適化することを指します。

MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)

MEOとは、Googleマップでの検索結果において上位表示させることを指します。「ローカル検索」「ローカルSEO」とも呼ばれ、店舗ビジネスや地域ビジネスにおいては、Webマーケティング上の重要施策となります。また、MEOは店舗ビジネスや地域ビジネスオーナーの注目度も高い施策となっており、時間とノウハウがあれば、コストをかけることなく対策が可能です。

CRO(Conversion Rate Optimization:コンバージョン率最適化)

CROとは、一般的には上記で説明したWebサイトのコンバージョン率(CVR)を高めることを目的とした施策を指します。ユーザーの行動やサイトの指標を分析しながら、サイトの構造などを改善してコンバージョン率を高め、収益に結びつける目的があります。具体的には、Webサイトページの読み込みを早くする、などの対策があります。

ユーザー動向を表す用語「直帰率」と「離脱率」

ユーザー動向を表す用語「直帰率」と「離脱率」

各ページの直帰率とは、ユーザーが該当ページから次のページを閲覧することなく立ち去ってしまうセッションの割合です。一方、各ページの離脱率とは、該当ページのPVに対して、該当ページがセッションの最後の閲覧ページとなる割合です。
直帰率と離脱率を見ることにより、ユーザーの興味・関心を把握し、Webマーケティング施策に反映させることができます。

離脱率と直帰率の違い

離脱率

離脱率は、ユーザーがWebサイトに訪れて、そのページを最後に閲覧して離脱した割合を示す値です。計算式は「そのページの離脱数 ÷ そのページのページビュー数 × 100」であらわされます。

直帰率

直帰率は、サイトを訪れたセッション(訪問)のうち、他のページを閲覧することなく直帰したセッションの割合を表わす指標です。計算式は「直帰数÷セッション数」であらわされます。サイトやページの目的によっては直帰率が高いことが必ずしも悪いというわけではありませんので、ケースバイケースで数字の良し悪しを判断する必要があります。

おわりに

Webマーケティング施策の効果測定および改善のためにも、最低限、今回紹介したWeb広告やIT用語の意味は把握しておくことが大切です。新人Webマーケティング担当者は打ち合わせや会議の際に困らないよう、知らない用語は意味をしっかり調べることをおすすめします。

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