DBエンジニア(データベースエンジニア)未経験者におすすめの資格
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- 2022/11/19
未経験からDBエンジニア(データベースエンジニア)を目指す場合は、就職時に役立つ各種資格を取得することをおすすめします。データベースエンジニア向けの資格には、国家資格の他、特定の企業やNPO法人などが認定する民間資格が存在し、各人の能力に応じてレベル選択が可能です。今回は、データベースエンジニア未経験者へ特におすすめしたい、就職・転職時に役立つ資格をご紹介します。
資格は、データベースエンジニアとして一定のスキルを持っていることの証明になります。今回はおすすめの資格をいくつかご紹介します。
目次
データベースエンジニアになるには資格が必要?
データベースエンジニアへの就職・転職活動を行う際、「必ず」とは言えないまでも、可能な限り取得しておきたい資格が存在します。企業の中には、採用時の必須要項として特定の資格を求めるところも見受けられるため、目標に応じて必要な勉強に取り組みましょう。
データベースエンジニア向け資格の種類
以下では、データベースエンジニア未経験者に向け、試験勉強を通してデータベースエンジニアに必要な業務知識を身に付けることができる各種資格をご紹介します。各資格には難易度ごとにレベルが設定されているため、自分のスキルに応じて適切なレベルを選択してください。1.情報処理技術者試験
経済産業省が認定する情報処理技術者試験は、特に日本企業への就職において役立つ国家試験です。試験には4種類のレベルが設定されており、レベル4を除き情報処理全般に関わる知識が出題対象に含まれます。
レベル1の「ITパスポート試験」では、職種に関係なくIT技術者として必要な基礎知識が問われます。
レベル2「基本情報技術者試験」およびレベル3「応用情報技術者試験」は、システムエンジニアの登竜門として位置付けられることも多い資格です。IT業務における実践的なスキルが幅広く問われます。
レベル4「高度情報処理技術者試験」は複数の専門分野に分かれています。中でもデータベーススペシャリスト試験は、データベースに関係するすべてのフェーズにおいて、中心的な業務をこなすために必須となるスキルの取得を目的としています。
2.オラクルマスター
特定の製品に関する知識を証明するベンダー資格としては、Oracle製品を対象とする、オラクル社のオラクルマスターが高い知名度を誇ります。
オラクルマスターは、日本オラクル社が定めるデータベース認定試験です。業務でオラクル社製品を使用する企業が採用条件として掲げるケースも多く見受けられます。
オラクルマスターの特徴は、認定方法がデータベース管理者、アプリケーションサーバー管理者、開発者の3つのカテゴリによって異なることです。また、オラクルマスターには4つのレベルがあり、それぞれBronze、Silver、Gold、Platinumと呼ばれます。下位のレベルの資格を取得しない限り、上位の資格試験を受けることはできません。
3.OSS-DB技術者認定資格
特定の企業や製品に特化しない資格としては、NPO法人エルピーアイジャパン(LPI-JAPAN)が主催するOSS-DB技術者認定試験があります。
OSS-DB技術者認定試験には、SilverとGold、2つの資格レベルが設定されています。OSS(Open Source Software)製品を使用している企業はもちろん、他の製品からOSSへの切り替えを検討している企業も多いため、今後重要視される可能性が高い資格です。
おわりに
データベースエンジニア未経験者におすすめの資格をご紹介しました。データベースエンジニアは、開発・設計、保守・運用、システム管理と非常に幅広い分野の業務をこなさなければなりません。取り組むべき資格を検討する際は、今後どのようなキャリアを構築したいか、明確なイメージを持つことが大切です。目標を達成するべく、適切な資格を選択してください。
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