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【IT業界研究】IT業界地図で知る4つに分類できるIT業界の職種

  • 2022/11/19
IT業界研究

ITは、私たちの社会を支える重要な技術です。インターネットやスマートフォンなどは日々の生活に不可欠なサービスとなっています。また、家電、自動車、ゲームなどにも最新のIT技術が使用され、私たちの生活を豊かにしています。そのような技術やサービスを担っている業界が「IT業界」です。

では、IT業界とは一体どのような業界なのでしょうか。IT業界には多くの業種や職種が絡み合っており、技術やサービスが進化するにつれ年々業態が複雑化しています。今回は、IT業界を「インターネット業界・Web業界」「情報処理サービス業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」 の4つに分類し、それぞれの業界の内容と代表的な職種をご紹介します。

AIちゃん
AIちゃん

IT業界って、どんな業界やお仕事があるんだろう?

目次

インターネット業界・Web業界

インターネット業界・Web業界には、Webサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告など、企業向けのサービスを行う企業と、ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなどの個人向けのサービスを提供している企業に分けることができます。この業界の魅力は、お仕事や働き方が多種多様で、企業のWeb担当者として自社のサービスや商品を紹介するためのサイトを制作・更新したり、制作会社に勤務してさまざまな業界や企業のWebサイト制作に携わることもできます。また、自分らしく働きたい人には在宅・フリーランスがオススメで、女性にとっては結婚、出産後も安心して長く働けるということも人気の理由です。また近年、新型コロナウイルスの感染防止のため、首都圏を中心に多くの企業がテレワークを実施していますが、その中でもIT業界のテレワーク導入率はトップクラスの高さと言えます。そのため、コロナ禍をきっかけに、IT業界への転職を考える人も少なくないのではないでしょうか。

1.Webデザイナー

Webデザイナー

Webデザイナーはインターネット上のWebサイトのデザインを行います。HTMLやCSSなどWebサイトを作るうえで基本となるスキルや、JavaScriptなどのプログラム言語の知識が必要となります。独学でデザイン技術を身につけることも可能ですが、即戦力として働くためにはWebスクールに通い基礎的な技術を身につけることをおすすめします。

2.Webディレクター

Webディレクター

WebディレクターはWebサイト制作を監督・指揮する役目を担っています。Webサイト制作には、クライアントはもちろん、Webデザイナー、Webプログラマーなどさまざまな役割の人が関わります。Webサイト制作に関わる人々をまとめ、Webサイト制作の進行管理・品質管理を行う職種がWebディレクターです。

Webディレクターには、Webサイト制作全般の知識と、Webサイト制作に関わる人々をまとめるコミュニケーション能力が必要です。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、システムインテグレータ(SI)とも呼ばれ、企業に情報システムの導入を行う際に必要となるすべてのサービスを提供します。情報処理サービス業界は、ハードウェア業界とソフトウェア業界の両方をカバーしていることが多く、ハードウェアの選定から、データベースの構築、ソフトウェアの開発・管理・保守のすべての業務を請け負います。また、企業の業務内容や現在抱えている課題を分析し、業務効率化、課題の解決、競合企業に対する戦略をも視野に入れたコンサルティングサービスを提供する企業もあります。

1.ITコンサルタント

ITコンサルタント

顧客である企業から経営や業務上の問題点をヒアリングし、その問題の解決策を提案する仕事を行う職種がITコンサルタントです。経験がものをいう職種のため、エンジニアの最終目標といってもいいでしょう。経験も大切ですが、顧客やエンジニアたちと協力し合いながら仕事を進める必要があるため、コミュニケーション能力が重要視されます。

2.セールスエンジニア

セールスエンジニア

経験を積んだエンジニアが自分の得意分野の知識を活用し、営業面で活躍する職種がセールスエンジニアです。顧客に対して自社の製品やサービスをアピールしたり、顧客の抱えている課題に効果的な提案をしたりする仕事です。ITコンサルタントと同様、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

ソフトウェア業界

ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことをソフトウェアと呼びます。ソフトウェアは、システム全体を管理するソフトウェア(オペレーティングシステム/OS)とOS上で特定の作業を実行するソフトウェア(アプリケーションソフト)の2種類に分けることができます。

スマートフォンの普及により誕生したAndroidやiOSなどのオペレーティングシステムや、LINEなどのアプリケーションも、ソフトウェアに含まれます。また、パソコンでの表作成や文書作成で使用するエクセル(Excel)やワード(Word)もソフトウェアです。その他にも多種多様なアプリケーションが次々と開発されています。

1.プログラマー

プログラマー

プログラマーはソフトウェア開発の基本となる職種です。プログラム言語は数多くあるため、専門に扱う言語により、担当できる案件が異なります。プログラム言語の知識はもちろんですが、プログラムを効率よく書く技術や素養なども重要視されます。

2.システムエンジニア

システムエンジニア

システムエンジニアはシステム開発に総合的に関わる職種です。システムエンジニアの頭文字から「SE」と省略されて呼ばれることが多くあります。ソフトウェア開発のみならず、マネージメントやコンサルティングもこなすSEもいます。

SEの業務上の守備範囲は在籍している企業や担当している案件によりさまざまです。基本的なプログラミングの知識をベースにプロジェクト全体に関わる仕事のため、非常にやりがいのある職種といえます。

3.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニア

パソコンはとても便利ですが、1台1台が個別に使用されている状態では利便性が限られてしまいます。特に、企業などにおいて多数のパソコンを使用している 場合は、それぞれのパソコンをネットワークで繋ぎ、効率的に運用することが不可欠です。このようなネットワークの構築や運用、保守を行う職種が、ネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアには、複数のOSやハードウェアなどに関する幅広い知識が求められます。

ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコン本体や周辺機器(キーボード、マウス、モニター、プリンターなど)、それらを構成する電子回路などを指します。

以前は、ハードウェアといえば「パソコン」でした。しかし、現在ではインターネットなどのIT関連技術を利用できるスマートフォン、家電、ゲーム機などもハードウェアのひとつとして考えられています。このようなハードウェアを扱う業界を、ハードウェア業界と呼びます。

1.組込みシステムエンジニア

組込みシステムエンジニア

現在では、家電や自動車などもコンピューターを利用して制御されています。ハードウェア業界には、コンピューターで制御できる製品を製造する大手 メーカーも含まれます。製品に組み込まれるシステム(組込みシステム)を開発することは、ハードウェア業界の企業にとって重要な課題です。

組込みシステムの開発を担当する職種を、組込みシステムエンジニアといいます。製品の安全性や機能の精確性は、組込みシステムエンジニアの技量にかかっています。また、組込みエンジニアは、組込みシステム用の開発環境に精通しているだけでなく、特殊なプログラミング言語にも精通している必要があります。

新しく開発される製品は、すべて最先端のIT関連技術を使用しています。高いスキルを要求される職種といえますが、最新の技術を駆使してものづくりをしているという実感を得られることは、この職種ならではの醍醐味でしょう。

おわりに

IT業界の4つの業態と主な職種をご紹介しました。実際にはこれらの隙間を埋めるような業態もありますし、職種についても同様です。IT業界への転職を考える場合は、その業態・職種が扱っている内容にやりがいを感じられるかどうかを重視すると共に、具体的なキャリアプランを描いておくことが重要です。もし転職をご希望の場合はIT専門スクールのインターネット・アカデミーにご相談ください。

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