Webディレクターになるには資格は必要?Webディレクション関連の資格
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- 2022/11/22
Web制作のプロジェクトにおいて、スタッフのマネジメント、プロジェクトの進捗管理、コンテンツの品質管理などのプロジェクト全体の管理業務に従事する人材がWebディレクターです。プロジェクトのまとめ役であるWebディレクターは、Web制作に欠かせません。
今回は、Webディレクターになるために取得しておくとプラスになる資格をご紹介します。
目次
Webディレクターになるためには資格は必要か
Webディレクターになるためには特定の資格を必要としません。Webディレクターとして活躍している方の中には、資格を一切持っていない人もいます。Web業界は資格よりも実際の知識や経験が重視される業界です。
しかし、資格を持っていることによって、Webディレクターとしての知識やスキルを有することを客観的に証明することができます。クライアントへ自分のスキルを示したり、就職・転職活動の際に役立てたりすることが可能です。 自分の持っているスキルや知識の再確認にもなるため、資格を取得しておいて損はありません。
Webディレクターにおすすめの資格
Webディレクションに関連する資格として、ここでは「Webディレクター試験」「Webアナリスト検定」「ネットマーケティング検定」の3つをご紹介します。
1. Web検定 Webディレクター試験
Webディレクター試験は、株式会社ボーンデジタルが運営する民間資格です。
試験ではWeb制作の工程管理や要件定義、Webサイトの設計など、Web業界におけるディレクション業務に関わるさまざまな知識が問われます。
「Webディレクター試験」という名前からも分かる通り、Webディレクターの業務に必要な知識を一通り学ぶことができます。公式テキストや公式問題集が発売されているため、勉強に取り組みやすい試験です。
試験の難易度はそれほど高くありません。合格率は2021年度が84.7%、2020年度が83.2%です。どの資格を取るべきか悩んでいる方は、まずこの資格を取得してはいかがでしょうか。
2. Webアナリスト検定
Webアナリスト検定は、一般社団法人日本Web協会(JWA)公認の検定試験です。
Webサイトのアクセス解析やトレンド、市場動向等のマーケティング情報を分析・理解して、より優れたWebサイトを作成し、運営していくための知識が問われる試験です。
Webディレクションではなく、マーケティング寄りの資格ですが、Webディレクターにもマーケティングの知識やWeb解析能力は必要であるため、おすすめの資格です。
検定試験は講座とセットになっており、講座を受講してから1週間後に試験を受けます。合格基準は各カテゴリーで40%以上、かつ全体で75%以上正答することです。試験が終わると、URLとID、パスワードが配布され、その場で合否を確認することができます。
3. ネットマーケティング検定
株式会社サーティファイが実施するネットマーケティング検定は、企業のWeb担当者向けの資格です。合格基準は70%で、公式テキストをしっかりと勉強すれば十分合格を狙えます。
試験ではプロジェクトが円滑に進むように社内外の調整を行う「ファシリテート能力」、Webサイトの構築・運営に必要な「Webに関する知識や技術」、Webサイトの集客やプロモーションを行う「ネットマーケティングに関する知識」、Webサイトと社会や市場を結び付ける「Webブランディング能力」の4つが問われます。
おわりに
Webディレクションに特化した資格は少数ですが、Webディレクターとして仕事をする方は資格を取得することによって、業務の幅を広げることができます。また、Webディレクション関連だけではなく、業務に関連するITやデザイン系資格も積極的に取得していくことが望ましいです。
ただし、資格の取得が目的となってしまっては意味がありません。資格取得を通じて知識を身に付け、実務に活かすことを常に意識してください。
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Webディレクターにおすすめの資格はいくつかあるみたいだけど、それぞれ何が違うのかな?