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【Linux研修】LPIC/LinuCの勉強は企業研修で!Linuxの資格対策講座

業務ではWindowsサーバーだけでなく、Linuxサーバーを扱う機会もあります。社員にネットワークやサーバーに関する技術・知識を学ばせる場合、LPIC(エルピック)やLinuC(リナック)の資格対策を取り入れてはいかがでしょうか。今回は、企業研修でLPIC/LinuCの資格対策を行うメリットと、企業研修選びのポイントについてご紹介します。

目次

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Linuxの企業研修を行うメリット

Linuxの企業研修を行うメリット

ITスキルの向上は、業務遂行に欠かせません。社員のスキルアップを本人任せにするのではなく、会社側が社員の学ぼうとする気持ちに応えることが大切です。

例えば、社員を集めて研修を行うことも社員教育方法の1つです。勉強に対する張り合いやモチベーションの向上につながるなど、集合研修は個人で学習する場合に比べて効率的に学習を進められるというメリットがあります。

また、OJTなどにより社員教育に力を入れる企業も増えていますが、指導する先輩社員はLinuxのプロであって、教育のプロではないことを忘れてはなりません。後輩社員のスキルを伸ばすことができる先輩社員もいれば、あまり効果が見られない先輩社員もいるなど、教える社員によって後輩社員のスキルに差が生まれてしまうこともあるでしょう。

このような問題を解決し、社員全体のレベルを底上げするためには、企業研修を実施してプロの講師から学ぶことがおすすめです。Linux研修では、Linuxのスキルを身に付けるだけでなく、ITのトレンドや最新の技術に関しても勉強することができます。

LPI-Japanアカデミック認定校で「Linux」のノウハウを学ぶ

サーバー講座

インターネット関連のサーバーで50%以上の圧倒的シェアを持つ「Linux(リナックス)」を用いて、サーバーの基礎知識からネットワーク管理、サーバー構築、運用などを体系的に学習します。

LPIC/LinuCのレベルは3種類

LPICのレベルは3種類

Linuxは誰でも利用・修正・頒布ができるOSS(オープンソース)のため、多くの技術者が関わり、成長させていけるという魅力をもったOSです。また、日本シノプシス合同会社の「オープンソース・セキュリティ&リスク分析(OSSRA)レポート第7版」において、「オープンソースを含むコードの割合」が97%、「全コードベースにおけるオープンソース・コードの割合」が78%と発表されていることから、現在はOSSの利用が当たり前の時代になってきていることが分かります。今後一層OSSが普及していくことに伴い、Linuxの利用機会も増加していくことが見込まれます。このことからも、社員にLinuxを学ばせることは価値ある投資と言えるでしょう。

Linux技術者認定試験「LPIC」は、Linuxの技術力を証明できる資格です。試験は初級から上級まで3つのレベルに分かれています。

「LinuC」は『クラウド時代のITエンジニアに求められる技術の認定』とされており、こちらも「LPIC」と同様にLinuxの技術者であることを証明する資格です。レベルは「LinuCレベル1 Version 10.0」「LinuCレベル2 Version 10.0」「LinuCレベル3」の3つです。

新入社員などLinux初心者におすすめのレベル

Linux初心者である新入社員がまず目指すべき認定資格は「LPICレベル1」「LinuCレベル1 Version 10.0」です。「LPICレベル1」「LinuCレベル1」に認定されるためには、どちらの試験の場合でも「101試験」と「102試験」の両試験に合格することが必要です。

LPICレベル1

「LPICレベル1」はコマンドラインによる基本的なLinuxの操作方法を問う内容であり、Linuxが扱えるエンジニアであることを証明する資格です。

LinuCレベル1

「LinuCレベル1」はクラウド環境やオンプレミス環境における「Linuxシステムの構築・運用・管理の専門家」を認定する認定試験です。LinuC運用当初(2018年)はLPICと変わらず、基本的なLinuxの操作方法に関する問題が出題される試験でしたが、2020年よりVersion10.0に刷新され、クラウド時代に沿った、より現場で求められる知識を問う試験に変わりました。

実務経験を積んだ中堅社員におすすめのレベル

実務経験を積んだ中堅社員の方は、「LPICレベル2」「LinuCレベル2 Version 10.0」の学習に進みましょう。
「LPICレベル2」はレベル1の技術・知識をベースとして、さらに幅広いシステム構築やネットワークの構築が行えるレベルを認定する資格です。
「LinuCレベル2 Version 10.0」はクラウド環境やオンプレミス環境におけるシステム構築・管理やサーバー構築などが行えるかどうかを問われる試験です。

実務経験を積んだ中堅社員におすすめのレベル

マネジメントクラスの社員の方には、「LPICレベル3」「LinuCレベル3」がおすすめです。

「LPICレベル3」は大規模なシステムやWebサイトが抱える問題点を解決するための提案をしたり、予算を意識しながら作業をしたりできるレベルが想定されています。
「LinuCレベル3」は「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。システムインテグレーションやトラブルシューティングなどにも対応できることが求められるため、深い知識と高度な技術が必要です。また、「LinuCレベル3 300 Mixed Environment」に認定されると、LinuxやWindows、Unixなどによる混在環境のシステム設計や構築ができ、複数のシステムを認証統合できるエンジニアとして評価されます。

学んだことを実務に活かせる企業研修を選ぶ

学んだことを実務に活かせる企業研修を選ぶ

資格試験対策を企業研修で実施する目的は、LPIC資格試験に合格するだけではありません。資格を取得した後、学んだ知識をいかにして実務に反映させるかということが重要です。試験に出題される問題を覚えるだけの研修では、得るものが少ないと言えます。Linuxの企業研修を選ぶ際は、現在勉強していることが、実務にどのように活かせるかを教えてくれる研修を選びましょう。

また、「Linuxの実行環境が用意され、サーバーを実際に操作しながら学べるか」「講師が参加者と向かい合い、丁寧に指導してくれるか」についても確認することをおすすめします。

おわりに

オープンソースソフトウェアの普及により、今後Linuxの利用機会が増えることが予想されます。LPIC/LinuCの受験は、Linuxに対する理解を深める良いきっかけになるでしょう。 インターネット・アカデミーでは、LPIC/LinuCの資格対策ができるサーバー講座を設けている他、ご要望に応じて研修内容をカスタマイズすることも可能です。Linuxに関する研修・講座の受講を検討している場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

実務に即したサーバー管理の手法を学習

サーバー研修

Linuxサーバーの基本操作から、セキュリティを考慮した設計、運用管理の手法などを学習します。正確な技術の習得はもちろん、認定資格の対策にも対応しています。

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