卒業生実績・評判

デジタルマーケティングに力を入れる
凸版印刷が選んだIT研修とは

部長 梅本 浩 / 課長 坂本 慶三
Special Interview

凸版印刷株式会社
情報コミュニケーション事業本部 情報デザイン事業部 トッパンアイデアセンター コミュニケーションデザイン本部

Profile

1900年に創業した凸版印刷株式会社は、総合印刷会社として世界最大規模を誇る日本を代表する企業の1つである。印刷テクノロジーをベースに多様な事業展開を行っており、現在は「情報コミュニケーション」、「生活・産業」、「エレクトロニクス」の3分野で、社会的課題の解決につながる「トータルソリューション」の提供を行っている。

Interview

創業からおよそ120年の間、時代の変化に合わせて様々な変革と挑戦を行ってきた凸版印刷。昨今注目されているデジタル化についても積極的に取り組んでおり、経済産業省と東京証券取引所が実施する「攻めのIT経営銘柄」に2年連続で選定されるなど注目を浴びている。そんな同社が自社社員のITスキルアップ研修をインターネット・アカデミーに依頼。その経緯と研修の満足度について話を伺った。

OJTに限界感じ、業界水準を知るための研修を企画

― まずは、ITスキルアップ研修を実施するに至った経緯を教えて頂けますか。

梅本様

トッパンがデジタル化を推進していくにあたり、中心的な役割を担っているのが我々がの所属する「トッパンアイデアセンター コミュニケーションデザイン本部」です。その部署としての重要課題は、人材強化と人材の多様化にありました。
弊社は社名に「印刷」と入っているからか、Webやデジタル事業の一般的な認知度が低く、経験者採用も目標人数に届かず、OJTでプロパーを育成することに力を入れていました。ただ、OJTにも限界があり、課題解決のためには今までとは違うことをやる必要があるということで外部への研修依頼を考えたのです。

坂本様

以前であれば、受注した案件1つ1つをOJTの教育機会として考えることもできたのですが、今はそれが厳しくなってきています。一般的に、企業内におけるWebやデジタル戦略の重要度が上がってきましたし、セキュリティや個人情報などの観点においても失敗は許されません。さらに、知識が無ければビジネスどころか会話すらままならないような現場に、OJTを入れるということに無理が出てきていました。

梅本様

ちなみに、今回の研修では新人だけでなく現場経験者も受講対象にしていました。その理由は、業界水準が何かを体系的に学ぶことができれば、「今の」自分たちのレベルや自分たちに足りない部分を知ることが出来るのでは、と期待してのことです。

― 研修の外注先としてインターネット・アカデミーをお選びいただいた理由を教えて頂けますか。

坂本様

付き合いのある派遣会社や取引先から評判を聞いて候補を2~3社挙げたのですが、その中からカリキュラムのカスタマイズが出来ることを理由にインターネット・アカデミーを選びました。他の研修機関は、既存の研修メニューを超えての提案は出来ないという話でしたし、講師も外部の方だということなどが気になってしまって。コンサルタントの方が私たちの要望を聞いた上で、構成を組んでくださったので、研修実施のイメージが湧きやすかった点も良かったと考えています。

梅本様

私も、「柔軟性」でインターネット・アカデミーが一番だと感じました。

研修講師から刺激を受けたことが思わぬ収穫に

― 実際に研修を実施してみて、受講者の方からの評判はいかがでしたでしょうか。

梅本様

研修を受講したメンバーは、新卒・中途を含む新入社員、そして現場経験のある若手社員と、属性もスキルレベルもバラバラでした。講師の方にとってみれば、受講者のタイプは均一な方がやりやすいだろうなと思っていましたが、杞憂だったようです。少人数だった分個々にサポートもして頂けましたし、個々の感想を聞いてみても、高い満足度であったことが伺えました。

坂本様

既にある程度の知識と現場経験を持つ若手のメンバーも、業界標準の仕事のプロセスを把握した上で、知識の抜け漏れを補うことができたと言っていましたよ。

個人的に驚いたのは、講師を務める方が想定していたよりお若い方だったにも関わらず、実務経験を踏まえた分かりやすい講義をしていたことでした。受講しているメンバーにとっても、自分と同じくらいの世代の講師がこのレベルの知識を持ち講義が出来るのだということに刺激を受けていたようです。その面でも、思わぬ収穫があり良かったと感じています。

デジタル変革推進のためにも質の高い人材育成に注力したい

― デジタルの活用や今後の人材育成についてのビジョンを教えて頂けますか。

梅本様

印刷テクノロジーをベースとして、デジタル変革を実行する「T-DX(トッパン・デジタルトランスフォーメーション)」を中長期的な成長戦略に掲げています。

今、業種やビジネスの内容に関わらず、デジタルに関するお困りごとを抱えていらっしゃるお客様が増えています。ご相談を頂く以上は、お客様に併走して課題を解決するスタイルを貫けるよう、トッパンの中でもデジタル事業改革を推進していきたいと考えています。

坂本様

トッパンが求める、お客様と併走できるコンサルタントとしての人材像は”スキルとコミュニケーション力を兼ね添えていること”にあります。

そのような人材を育成するためには、トッパンの文化やノウハウを理解し、活用するという土台部分の教育はもちろんのこと、ITの最新情報や「標準」が何かを知り、学ぶ機会が必要です。その機会としての役割が今回の研修でもあったのですが、期待した通り研修効果を今まで以上に高めることが出来たのではないか、と感じています。

梅本様

お客様からの引き合いに応えられるよう、IT人材のリソースは増やしていきたいのですが、ただリソース量を増やせばいいわけではなく、質の高さも求められますからね。既に知識があっても、さらに新しい技術を吸収していかなければ時代の変化に置いて行かれるので、うかうかしていられない、という焦りもあります。

今回インターネット・アカデミーに依頼した研修は、いい結果になりそうだと感じているので、今後もその結果を踏まえて人材育成に力を入れていきたいと考えています。

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研修した企業のインタビュー

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