卒業生実績・評判

商社勤務からイラストレーター兼Webデザイナーに転身。
オリンピック・パラリンピックメダリストに似顔絵と笑顔を届ける

田中聡
Satoshi Tanaka

プログラマー入門コース卒

作品制作/JavaScript

PROFILE

2015年にインターネット・アカデミーを卒業後、Webデザイナーに転身。会社員として勤務する傍ら、2017年から似顔絵で世界中の人をつなぐ「えもてなし」というプロジェクトサイトを立ち上げ、国際交流イベントや全国の小学校などの場で人々の似顔絵を描く活動を精力的に行う。2021年には、日本全国の市区町村と連携し、東京オリンピック・パラリンピックに出場した外国人選手団・関係者の似顔絵を描き、国際交流を行った。

受講講座へのコメント・評価
作品制作

Webサイトをゼロから構築する
スキルを学ぶ

田中聡さん

ポートフォリオを作るなどの実践的な授業を提供しているインターネット・アカデミーで学んだことにより、サイトなどのモノを作るスキルだけではなく、ディレクションスキル、デザインスキルなどをサイトを作る上で必要となる全般的なスキルを実践の中で身に着けることができました。これらのスキルは、その後のキャリアに今でも生かされております。

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INTERVIEW

インターネットで「似顔絵」を
世界のコミュニケーションツールにしたい

インターネットで「似顔絵」を世界のコミュニケーションツールにしたい

新卒で商社に就職しましたが、自分で自由に仕事をしたいと考え、1年目で会社を退職しました。その後、幼いころから好きだった絵を描くことを極めようと決心し、独学で似顔絵の勉強を始めました。24歳で、商業施設などを訪れたお客様の似顔絵を描く仕事に出会うと、その後5年間で1万人以上の方の似顔絵を描きながら、さまざまな方々とお話しました。この経験から、人と話しながら絵を描くことにやりがいを感じたのです。そして、インターネットの力があれば、「似顔絵」を介して、世界中の人々とつながることができるのではないかと考えました。そこで、インターネットで検索をかけ、インターネット・アカデミーを見つけました。インターネット・アカデミーはW3Cに加盟していて信頼度が高く、対応がとても丁寧だったので、入校を決めました。

インターネット・アカデミーが
Webディレクターと「えもてなし」の
原点に

金メダル選手へのお祝いイラストの贈呈式
金メダル選手へのお祝いイラストの贈呈式

スクール探しをしている段階では、似顔絵を描いてきた経験から、Webデザイナーとして必要なスキルだけをつけようと考えていましたが、キャリアプロデューサーの方にカウンセリングをしていただく中で、Webディレクターが向いているのではないかとアドバイスしていただきました。その言葉通り、『Web制作実践プロジェクト』という、チームで実際の制作案件としてお仕事を得てWebサイトをつくる課題を行った際に、私がチームのWebディレクターの役割を自然と担っていました。実践的な授業を提供しているインターネット・アカデミーで学んだことにより、Webサイトを制作する上で必要なディレクションスキル、デザインスキル、対人コミュニケーションスキルを養うことができました。これらのスキルを活かすことで、その後の人生が大きく変わりました。

卒業後無事に転職し、デザインやディレクションスキルを活かしながらWeb担当者として勤めています。また、仕事の傍ら、東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げる活動を行おうと、似顔絵で世界をつなぐ「えもてなし」というプロジェクトを2017年に発足しました。当時一緒に通学していたインターネット・アカデミーの卒業生の方に声をかけ、Webデザイナーをインターネット上で募集して、ロゴやイラスト作成などを行いました。クリエイティブを通して、世界をつなげることをテーマに活動をはじめ、総勢17名の学生・社会人が「えもてなし」に参加してくれました。活動内容は、小学校に赴いたり国際交流イベントに参加して参加者の似顔絵を描いたり、海外とのつながりのある日本人の方にインタビューをしに行き、そのインタビュー記事をサイトに掲載したりしていました。私は、会社に勤めながら「えもてなし」の活動をしていたので、大変なこともありました。しかし、インターネット・アカデミーで学んだことを活かすことで、プロジェクトを前に進めることができました。

「世界をつなげる」から
「世界との絆を深める」活動にしたい

女子テコンドー金メダリストへのイラスト贈呈
女子テコンドーの金メダリストへのイラスト贈呈

2020年に新型コロナウィルス流行の影響で、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期や開催そのもの対する世間からの風当たりも強くなり、対面で開催予定であった「似顔絵」のイベントが中止になってしまいました。危機的な状況でしたが、そのときに活躍したのが、「インターネット」でした。私は、全国のホストタウン(外国人選手を受け入れする予定の自治体)に連絡をとり、オンライン会議ツールなどを活用して、「歓迎の印として外国人選手や関係者の方々の似顔絵を描かせてもらえないか」と問い合わせました。すると、多くの市町村からご賛同いただき、活動を行うことができました。例えば、私たちが似顔絵を送った、ブルガリア新体操チームが金メダルを獲得しました。このほかにも300人以上の外国人選手団・大会関係者の似顔絵を作成し、皆様に届けました。数々の御礼の手紙や写真は本当に嬉しかったです。

この活動を通じて、「世界についてまだ知らないことがたくさんある」ということを実感できました。東京オリンピック・パラリンピックの外国人選手の似顔絵を描く中で、改めて国や地域に住む人々の文化や暮らしに関心を抱きました。この世界の多様性のすばらしさを改めて分かったので、これからは、世界中の文化を学び、知識と技術を活かして世界中の人々とつながり、絆を深めていきたいです。私が世界の広さを改めて気づくことができたのも、インターネットのおかげです。もし、私にインターネットの知識がなければ、「えもてなし」のプロジェクトを広げることはできませんでした。インターネット・アカデミーでWebに関する知識を学んでいてよかったと心から思っています。今後も「えもてなし」の活動を継続し、世界と日本の距離を縮め、日本の人々にも世界のことを知ってもらえるきっかけを「似顔絵」を通して広げていきたいです。

えもてなしの活動風景
えもてなしの活動風景

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就職・転職した卒業生インタビュー

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