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コンテンツマーケティングを成功させる秘訣とは

  • 2015/12/22
コンテンツマーケティングを成功させる秘訣とは

最近注目を浴びているコンテンツマーケティング。 魅力あるコンテンツづくりに成功すれば、Webを通じて継続的な「お得意様」を生み出すことが可能になります。 今回は、コンテンツマーケティングとは何かを概観し、この新しいマーケティング手法を成功させる秘訣についてご紹介します。

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目次

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって魅力的なコンテンツをWeb上に作り提供していくことによって、見込み客をWebサイトに引き付け、問い合わせや商品・サービスの購入につなげていこうとする取り組みのことです。コンテンツマーケティングの媒体としては、ブログやソーシャルメディア、動画、調査レポートなどが挙げられます。 従来のCMや広告と違って、一方的な手法ではなく、「そのコンテンツに興味を持ちそうな人」にターゲットを絞ってメッセージを発信できるため、ユーザーに嫌われることがありません。

また、ユーザーと人間対人間のコミュニケーションを築き、ユーザーと企業が「仲良くなる」というポジティブな関係が生まれます。 企業にとっては、不特定多数に広告をする場合と違い、自社で情報を提供するため、広告宣伝費を抑えられるというメリットがあります。

魅力あるコンテンツを作るためには

うまくいけばユーザーと企業双方にとって多くのメリットがあるコンテンツマーケティング。 しかし、コンテンツは既に、Web上に溢れすぎるくらい溢れています。

コンテンツマーケティングを成功させる秘訣は、「ユーザーを引き付けられるような魅力的なコンテンツ」を作ることです。 魅力あるコンテンツを作るために必要なことはなんでしょうか?

地道に更新し続ける

企業がその内部に編集部を持つくらいの覚悟でコンテンツを更新し続けることが大切です。

ターゲットを明確にする

誰も彼もに好かれるようにコンテンツを作っては、誰にとっても興味の薄いものになりかねません。 ターゲットを明確化し、訪れたユーザーに「このコンテンツは私のためにあるようなものだ!!」と思ってもらえるようなコンテンツを目指します。 性別、年齢、仕事、趣味、最近の悩みなどを具体的に設定した仮想の人物をターゲットにして作成するのも一つの手です。

理念を持たせる

現実社会においても、ただ漫然と仕事をしている人と、自分の仕事に理想や使命感を抱いている人とでは、後者の方が輝いて見えます。 コンテンツも同じことです。高い視野と使命感を持ったコンテンツは、多くの人に支持されます。 制作元の企業理念ともリンクさせた理念をコンテンツに持たせましよう。

人間味があるか

ただ、必要な情報だけ提示するのでは、コンテンツに登場する人物の人間味が見えてきません。 最近のテレビニュースを観ていると、コメンテーターである有識者の趣味や特技、家族構成など、ニュースの話題とは一見関係のないパーソナルな情報が紹介されていることがあります。 これらの情報は、視聴者にコメンテーターに対する親しみを持たせ、その発言内容に興味を持たせる効果があります。 企業イメージを損ねない程度に、コンテンツに登場する人物のパーソナルな情報を開示して、その人に興味をもってもらいましょう。

ストーリーの重要性

多くの人は、誰に頼まれなくても小説やドラマ、映画を観ようとします。そして特定の人物に興味を持った場合、その人の過去を知りたがります。 このような人間の特性を利用し、コンテンツにストーリーを持たせます。 企業、商品、生産者の物語。マスコットキャラや記事を書いた人の物語。 思わずほろっとさせたり、笑わせたり、ドキッとさせたりできれば、ユーザーの心の距離はぐっと近づきます。

いろいろ試行錯誤してみる

Webコンテンツのよいところは、方向転換や修正が容易で、修正にかかるコストも低いところです。 どんなコンテンツが好まれるか、視野を狭くせず、様々な方向性を試してみましょう。

ユーザーの声を拾ってコンテンツを改良していく

よいコンテンツを提供し続け、ユーザーが増えると、様々な意見や感想が寄せられるようになります。 全てを拾うことはできなくても、コンテンツの改良に役立つと思われる意見は積極的に反映させましょう。