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システムエンジニアに転職するために身につけておくべきスキルとは?

  • 2017/04/13
システムエンジニアに転職するために身につけておくべきスキルとは?

昨年の人気ドラマの影響もあって、「システムエンジニア(SE)」という職業の認知度が高まりました。 システムエンジニアは、求人ニーズも高く高収入が期待できる職業である一方、高いレベルでのスキルが求められます。本日は、そんなシステムエンジニアに転職するなら身につけておきたいスキルをご紹介します。

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目次

システムエンジニア(SE)とは

SEは、顧客と打ち合わせを行い、その要望をくみ取って仕様を決定し、大まかなシステム設計を行うのが主な仕事です。 もちろん、プログラミングの知識も必要になりますが、顧客の希望を的確にくみ取って、解決策をわかりやすく提示するコミュニケーション力や、チームをまとめ進行管理を行うマネジメント能力も求められます。 実は、パソコンに向かうよりも、人とコミュニケーションをとる時間の方が長い職種でもあります。

SEというと、理系の男性というイメージがありますが、的確に相手の意図を理解し、わかりやすく伝えるという意味では文系の理解力や表現力も必要になります。 また、この世界は実力主義で、確かなスキルと実績があれば男女の隔てなく活躍できます。

SEに転職するには

20代前半~半ばぐらいまでであれば、全くの未経験者でも将来性を買って採用してもらえるチャンスがあります。 しかし、20代後半以降は徐々に、何らかのIT系の資格やプログラミングの知識を持っていないと未経験での採用の幅は狭くなっていきます。

もっとも、若い方であったとしても、転職前にIT系のスキルや知識を持っておくことをオススメします。採用面接の際にアピールすることが可能な上、転職後の負担を軽減できるからです。

若手採用の場合、多くの企業では数か月の研修期間を設けています。 しかし、まったくスキルや知識がないまま飛び込んだ場合、短期間で一気に実践レベルの知識を詰め込まなくてはなりません。中には研修について行かれずに苦労される方もいるようです。

あらかじめ研修に使われるスキルについて知識があれば、入社後の負担はぐっと軽くなります。また、SEの仕事やプログラミングがどんなものかをある程度理解して就職に臨むことができます。

身につけたいスキル

オススメの言語はJava

SEとして就職するにはまず、ベースとなるプログラミング知識をしっかりと習得しておく必要があります。言語ごとに特性があり、使用される領域も異なりますが、最もスタンダードで手堅いのが「Java」です。

Javaは20年以上前からあるプログラミング言語で、多くの企業で使用されています。 その一方で、スマートフォンのAndroidアプリ開発のために使われたり、人工知能やIoTなどの最新技術にも活用されています。

また、Javaの基礎がしっかりできていれば、その知識は他の主流のプログラミング言語とも通じる点が多く、別の言語を習得しやすくなるという特徴があります。 そのため、企業の研修にも多く用いられており、入社後の負担軽減という意味でもJavaを習うメリットがあります。

マネジメント能力

システムエンジニアは、タイトなスケジュールの中、開発チームをまとめてプロジェクトが円滑に進むように采配をすることが求められます。そのため、技術的知識は当然ですが、メンバーとスムーズにコミュニケーションをとりつつ、マネジメントをする能力が求められます。もし、前職でマネジメントの経験があれば、それを多いにアピールしましょう。

持っておくと有用な資格

情報処理技術者試験

https://www.jitec.ipa.go.jp/

経済産業省が行う日本の国家試験です。SEやプログラマーをはじめ情報システムを構築・運用する「技術者」から「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人が活用できる試験として実施されています。 情報技術の背景として知るべき原理・基礎知識・技能について、幅広く総合的に評価されます。

基本情報技術者試験(FE)

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

SEとしてのキャリアをスタートするには、まずは基礎をしっかり固めることが大切です。最初の試験として、この資格を受験されることをお勧めします。

応用情報技術者試験(AP)

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

「基本情報技術者試験(FE)」の上位資格がこの「応用情報技術者試験」です。資格を取ると、「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」として認められます。

Oracle認定Java資格

http://www.oracle.com/jp/education/certification/jse8-2489021-ja.html

Javaを開発したOracle社の世界共通の認定試験です。就職のためには、3つある資格のランクの中でも、「上級者の指導のもとで実装コードやテストコードを書けるレベル」であるSilverの資格を取っておきたいところです。もっとも、Bronze資格でしっかりと基礎知識を確認してからのステップアップもオススメです。

まとめ

システムエンジニア(SE)は、これからのIT社会において欠かせない存在です。SEを目指すなら、短期間で効率よくJavaやITスキルを学ぶことができる通学制のスクールに通うことをオススメします。現場経験を持ったインストラクターに学ぶことで学習効率や理解度を上げられるだけではなく、志を同じくする人との人脈を得たり、就職に有利になるというメリットがあるからです。

インターネット・アカデミーでは、様々なプログラミング講座をご用意しており、「Java講座」の中で、Oracle認定Java資格の試験対策も行っています。また、システムエンジニアを育成するための社員研修も承っています。 システムエンジニアに興味がある方、システムエンジニアを必要とされている方は是非一度、お問い合わせ下さい。