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Webデザインではもはや必須!「レスポンシブWebデザイン」の重要性

  • 2017/04/21
Webデザインではもはや必須!「レスポンシブWebデザイン」の重要性

スマートフォンやパソコン、タブレットなど、複数のデバイスを日々使っている方はたくさんいらっしゃると思います。みなさんは、普段どのような目的でそれぞれのデバイスを使用していますか?

IT業界まるわかりガイドは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーが運営する業界情報メディアです。最新の業界情報を、初心者にも分かりやすくご紹介しています。

目次

消費者のマルチデバイスの利用状況

2016年11月末に米ニールセン社が公開したマルチデバイスの利用状況データによれば、 スマートフォンは71%のユーザーが「家族や友人・知人とコミュニケーションをするため」に利用しています。 一方、パソコン、タブレットでは 「必要な知識・情報を得るため」にパソコンユーザーの60%、タブレットユーザーの42%、「新しい知識・情報や面白い情報を得るため」にパソコンユーザーの50%、タブレットユーザーの35%がそれぞれデバイスを利用していることが明らかになりました。

ニールセン「新しい知識や面白い情報を得るのはスマホから~ ニールセン、消費者のマルチデバイスの利用状況を発表~」

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ニールセン「新しい知識や面白い情報を得るのはスマホから~ ニールセン、消費者のマルチデバイスの利用状況を発表~」より

元来、スマートフォンの一番の利用目的は「連絡手段」でしたが、パソコンやタブレットにおいては、「情報収集のための手段」であることがうかがえます。 それと同時に、どのデバイスも半数近くが、そうした「情報収集」のために利用されていることも読み取れます。連絡手段として最も使われているスマートフォンにおいても、 「必要な知識・情報を得るため」が59%も占めています。

Adobe Systemsが運営するAdobe Marketing Cloud Japan Blog「Adobe Digital Insights: 日本のスマートフォンのトラフィックシェアが世界で最も高いことが判明」によれば、日本のスマートフォントラフィックはインターネットトラフィックの中で47%と世界で最も高いことが報告されています。

「スマートフォントラフィック」の拡大

先に見たデータからも分かるように、様々なデバイスから、同じデータにアクセスする可能性が非常に高まってきています。その中でも、特にスマートフォンによるアクセスの拡大が今後予想されています。

仏ピュブリシスグループ(Publicis Groupe)のメディアエージェンシーであるゼニス(Zenith)社の予測によれば、2017年には、世界のインターネット利用の75%がモバイル端末経由になると予測しています。2017年には、世界におけるインターネット利用に占めるモバイルの割合は75%、2018年にはさらに79%まで拡大すると報告しています。

つまり、こうした状況を踏まえて、複数のデバイス、特にスマートフォンに最適化されたWebページ・コンテンツをデザインすることが求められています。 このようなデザインを「レスポンシブWebデザイン」といいます。

レスポンスWebデザインがあれば、Webページをどのデバイスからでも閲覧しやすいのはもちろん、URLをパソコン用とスマートフォン用などに分ける必要がなくなり、 Webページを作る立場としてもWebページのメンテナンスなどを容易にすることができます。

インターネット・アカデミーでは、「スマートフォンサイト制作」講座の中で、「レスポンシブWebデザイン」をはじめとした拡大するスマートフォンからのアクセスに対応した技術を学習することができます。

あなたも身近で目にしているスマートフォンで見るWebデザインを自分の手で作ってみませんか。