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【IT業界の現状】IT業界の市場規模と今後の動向について

  • 2019/07/31
IT業界の現状

現在、IT技術は私たちの生活に欠かせないものとなっています。私生活ではアマゾンや楽天などの電子マーケットやメール、そしてビジネスではMS Officeやファイル共有サービスなどを多くの人が利用しています。これらの製品やサービスは、IT技術の集大成といっても過言ではありません。このように、パーソナル、ビジネスを問わず、今後もIT技術の利用は拡大していきます。IT技術の利用が拡大するとともに、今以上にIT人材も必要とされるでしょう。ここではWeb関連技術を中心に、IT業界の現状・今後の動向などをご紹介します。

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目次

IT業界の市場規模

IT業界の市場規模

IT業界は、経済産業省の分類による情報サービス業(ソフトウェア業、情報処理・提供サービス業、インターネット附随サービス業の3業種)に相当します。IT業界全体の売上高・従業員数は1990年頃から急激に伸び、98年にはさらに伸びが大きくなっています。

経済産業省による2013年の調査では、IT業界の従業員数は約100万人、売上高は約20兆円です。2010年と比較して、従業員数は、ソフトウェア業が20%、情報処理・提供サービス業が10%、インターネット附随サービス業は33%伸びています。売上高については、ソフトウェア業が 5.8%、情報処理・提供サービス業が30%、インターネット附随サービス業は38%伸び、すべての業界で上向き成長していることが分かります。

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IT業界の動向

情報通信技術(ICT)を使用してエネルギー効率を最適化し、スマートコミュニティとして社会を機能させていくためは、多くのIT関係者の協力が必要です。そのため、スマートコミュニティを実現しようとしている各自治体や企業などでICT(情報通信技術)を支えるIT人材を確保、育成することが課題となっています。

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IT人材

インターネット業界・Web業界

少しIT業界の歴史を振り返ってみましょう。情報処理産業は、多くの企業が基幹業務用にコンピューターを導入しはじめたことにより、90年頃にシステムインテグレーター(SI)が台頭しました。その後、Windows 95がきっかけとなり、企業内でも個人がPCを利用するようになります。このようにビジネスでPCを利用することが増えたため、パッケージソフトウェア産業が大きく成長しました。

PC利用の増加により自社の社内リソースだけで人材をまかなうことが困難になってきたため、ソフトウェアのアウトソーシングが進みます。さらに、ネットワーク化が進み、ビジネスにおいても2000年頃からインターネット使用が本格的になりました。2010年頃からはクラウドコンピューティングが普及しはじめています。

そして現在では、Webブラウザーやメールが一般的に普及したことから、情報提供元のサーバーには、個人情報や位置情報そして商品情報など、たくさんのデータが集まるようになりました。そのようなたくさんのデータ、いわゆる「ビッグデータ」をビジネスにどのように生かしていくかを考える時代になりつつあります。

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業界の求人動向と求められるスキル

Webビジネスの市場規模は、2010年の10兆円から2020年には47兆円と約4.7倍、2014年と比較しても2.7倍に拡大するといわれています。そのため、Webビジネス関連の人材が大幅に不足することが懸念されています。たとえば、IT業界を常にリードするアメリカでは、2020年には140万人の求人に対して、100万人ものIT人材不足が予想されています。

ここではIT・Web業界を4つに分類し、それぞれの業界の需要が伸びている求人と求められるスキルをご紹介します。

1.インターネット業界・Web業界

インターネット業界・Web業界

インターネット業界・Web業界の魅力は、お仕事や働き方は多種多様にあることです。企業のWeb担当者として自社のサービスや商品を紹介するためのサイトを制作・更新したり、制作会社に勤務し、さまざまな業界や企業のWebサイト制作に携わることもできます。また、自分らしく働きたい人には在宅・フリーランスがオススメです。スキルや人脈次第で仕事の内容や裁量を自由に決められます。さらに女性にとっては結婚、出産後も安心して長く働けるということも人気の理由です。

インターネット業界・Web業界では日進月歩で新しい技術が生まれます。そのため、最新技術に関わる情報を即座に習得すること、仕事の現場でその技術を活かせるノウハウを学ぶことが大切です。Webデザイナーの求人では、Webサイトを作成するHTML/CSSとJavaScriptが最低限のスキルとして求められています。Webデザイナーとしてはデザインセンスも重要です。また、多くの業務をチーム単位で行うため、コミュニケーション能力も重要視されます。Webプログラマーの求人では、さまざまな端末で動作するソフトウェアを開発するために、幅広い知識が必要とされています。また、ショッピングサイトの構築なども行うため、データベースを使用するシステムの知識があるプログラマーも人材のニーズが高まっています。

2019年のインターネット業界・Web業界のトレンド

Web業界の代表的な職種である、Webデザイナー。その求人案件を見ると、Webサイトを作成するHTML/CSSとJavaScript、Photoshopなどが最低限のスキルとして求められることに変わりはありません。
ですが、Webデザイナーとして活躍の場を広げたり、高収入を目指すのであれば、さらに+αのスキルが求められる傾向にあります。

たとえば、使い勝手の良さや、ユーザーの経験を重視するUI/UXと呼ばれる分野や、Webサイトの企画を考えるプロデュースやディレクションの知識が挙げられます。
また、プログラミングのスキルがあれば、Webデザイナーとして制作できるWebサイトの幅が広がる上、プログラマーとチームを組んで制作する場合でも、連携がとりやすくなり重宝されます。

また、Webプログラマーの求人においても、高度なセキュリティ対応や、幅広い言語に対応できる知識が求められることが増えています。Web・IT業界は変化が激しいため、新しい技術やトレンドが登場するたびに、その情報をキャッチアップし、対応する姿勢が不可欠です。
また、「上流工程」と呼ばれるクライアントとの交渉やプログラムの基本設計まで担当できると、視野や任される仕事の範囲も広がります。

2.情報処理サービス業界

情報処理サービス業界

企業のITコンサルティングも行う情報処理サービス業界では、「IT業界の動向」でご紹介した、ビッグデータを生かすための人材が要望されています。

近年、一見無秩序な大量データから、統計学やパターン認識などのデータ解析技法を応用して特定の知識を抽出する、いわゆるデータマイニング技術が広く利用されるようになってきました。

データを抽出するためには、抽出用ツールを使用することが一般的です。そのため、どのような解析技法で抽出するのか、どのようなキーワードを使用するのか、そして抽出されたデータをどのように利用すればよいか、など広範囲の知識が要求されます。

3.ソフトウェア業界

ソフトウェア業界

ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことをソフトウェアと呼びます。ソフトウェアは、システム全体を管理するソフトウェア「オペレーティングシステム(OS)」と、OS上で特定の作業を実行するソフトウェア「アプリケーションソフト」の2種類に分けることができます。

スマートフォンの普及によりAndroidやiOSなどの新しいオペレーティングシステムが誕生したことや、パソコンで処理したい作業が多様化してきていることから、多種多様なアプリケーションが次々と開発されています。そのためソフトウェア業界では、従来型の計画重視の開発手法から、顧客からの変 更要望があった場合に即座に対応できるスピード重視の開発手法に変わってきています。

顧客の要望に対する的確なアドバイスや仕様変更に対する交渉力が必要になり、また、開発には迅速さが求められるため、高いプログラミングスキルも欠かせません。そのため、技術者の数が圧倒的に少なく、人材不足が問題視されています。

4.ハードウェア業界

ハードウェア業界

ハードウェアという言葉を耳にした場合、パソコンやパソコン周辺機器を思い浮かべる方も多いと思いますが、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末もハードウェアの1つです。

モバイル端末は、パーソナルなシーンではもちろん、ビジネスシーンでも利用が進んでいます。利用が進むにつれアプリケーション数も飛躍的に増えました。2011年には、App Store(Apple)とAndroid Market(Google)を合わせた登録アプリケーション数が60万を超え、2014年にはその2倍近い数になっています。

アプリケーション数の増加が表しているように、モバイル端末に関する業務需要は年々増しています。そのため、モバイル端末関連のアプリケーション開発ができる人材が求められています。

では、ハードウェア業界の中でも特にモバイル端末関連で求められるスキルは何でしょうか。ネイティブアプリケーションでは、OSおよびプログラミングツールのスキル、OSに依存しないHTML5アプリケーションでは、HTML5のスキルが要求されます。

Web関連技術の進歩は速い

Web関連技術の進歩は速い

Webをはじめとするインターネット技術の進歩はとても速いです。キャリアアップをしたい人は、技術の獲得に貪欲でなければなりません。IT・Web業界では基本的に、スキルの高さ、特定の領域での経験年数や資格の有無などで年収が決まります。しかし、実際には応募者と採用者の需要と供給の関係が年収に影響することも多いです。転職先を決める際は、需要が多い技術を選ぶこともよいですが、供給が少ない技術を選ぶこともひとつの考え方であるといえます。

参考

総務省:「平成26年版 情報通信白書」の概要 総務省:「スマートフォン・エコノミー」経済産業省:情報サービス産業の現状独立行政法人情報処理推進機構:「IT人材白書2014」概要

おわりに

IT技術は刻々と進化するため、業界全体でそのスピードに対応できる人材が求められています。 他業種からの転職でも今まで培ったコミュニケーションスキルや問題解決能力をうまく活かすことができれば、IT業界で大きく飛躍できる可能性があります。 自分の経験とマッチしそうな求人を探してみましょう。

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