Webプロデューサーになるには資格は必要?Webプロデュースの資格
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- 2022/11/19
高いクリエイティビティが求められるWeb業界の中で、そのやりがいと待遇から注目を集めている仕事が、Webサイトの企画を行う「Webプロデューサー」です。プロジェクト全体を統括するWebプロデューサーに、キャリアアップの魅力を感じる方もいるでしょう。今回はWebプロデューサーになるために役立つ資格をご紹介します。
資格をとらなければWebプロデューサーになれない、というわけではないですが、取得していたほうが有利にはなりますよ。具体的に説明しますね。
目次
Webプロデューサーになるには資格は必要か
Webプロデューサーは、プロジェクトの予算や進行管理、Webサイト制作を担当するスタッフの選出、Webサイト公開後のアフターフォローも行います。
また、クライアントの要望を正確に汲み取って形にするためには、Webデザイナーやプログラマーなどの一制作者とは異なる視点に立つことが必要です。
クライアントに企画を提案したり、各スタッフに制作指示を出したりする際、専門知識やマネジメント能力は欠かせません。Webプロデューサーになるために特別な資格は不要ですが、資格取得に向けた勉強はスキルを磨くきっかけになります。Webデザイナーがキャリアアップを目指す場合も、資格を取得していると有利です。
Webプロデューサーを目指す方におすすめの資格
Webプロデューサーを目指す方には、Web制作の基礎を身に付けられる「Webクリエイター能力試験」とWebプロデューサーとしてのスキルを高められる「Web検定 Webプロデューサー」の2つをおすすめします。
1.Webクリエイター能力認定試験
株式会社サーティファイが運営する「Webクリエイター能力認定試験」は、HTMLやCSSなどWebサイトを制作するために必要なデザイン能力やコーディング能力を問う試験です。
HTML5対応版、XHTML1.0対応版、HTML4.01対応版の3種類があり、それぞれにスタンダードとエキスパートの2つのレベルがあります。エキスパートでは知識問題と実技問題の合計得点の得点率、スタンダードは実技問題の得点率が65%以上であれば合格です。
エキスパートとスタンダードを合わせた平均合格率は80%を超えることが多く、比較的チャレンジしやすい試験です。試験に出題される内容は、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションを円滑に行うために最低限押さえておくべき内容と言えます。
2.Web検定 Webプロデューサー
株式会社ボーンデジタルが運営する「Web検定 Webプロデューサー」は、テストセンターで随時CBT形式での受験が可能です。
インターネットビジネスを成功させるためのスキルを問う本試験では、ビジネス企画からマーケティング、集客施策、Webサイトのプロデュースや設計に関する問題が出題されます。Webプロデューサーだけでなくマーケティング担当や営業企画担当の方にも適した資格です。
Web検定にはWebプロデューサーの他、「Webリテラシー」「Webデザイン」「Webディレクション」の3つの試験がありますが、Webプロデューサーはこの中で最も難しい試験です。
試験問題は公式テキストに準拠して作成され、合格基準は正解率70%以上です。2021年度の合格率は51.7%、累計合格率は31.6%です。一時期、合格率が18%という時期もあったので、以前と比べると合格率は上がってきています。
おわりに
Webプロデュースを行うには、企画・立案ができる豊富なWeb知識、スムーズにプロジェクト進行するためのマネジメント能力、そしてスタッフやクライアントとの関係を良好に保つコミュニケーション能力が欠かせません。
「Webクリエイター能力認定試験」と「Web検定 Webプロデューサー」は自分のスキルの証明と意欲のアピールになります。将来Webプロデューサーを目指す場合は、通常のWeb制作の勉強と並行して資格取得にチャレンジすると良いでしょう。
インターネット・アカデミーには、プロフェッショナルを多数輩出してきた「Webプロデューサーコース」があります。HTMLの基礎から実践的なマネジメント方法まで幅広く学べ、案件取得のためのヒアリングやプレゼンの実習ができ、疑問点はインストラクターに質問して解決できます。
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