ネットワークとは?業務上求められる知識とおすすめのネットワーク研修をご紹介
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- 2023/07/28
近年、よく耳にするネットワークですが、その具体的な意味はご存知でしょうか?
ネットワークとは、複数のPCやスマートフォンなど情報機器同士で情報のやり取りができる状態のことです。PCやスマートフォンが普及している今日、ネットワークはビジネスの場はもちろん日常生活にも溶け込んでいます。
今回は、ネットワークとは何かについてご紹介するとともに、ネットワーク技術を扱う職業の紹介と業務上求められる知識についてご紹介します。
目次
ネットワークとは
ここでは、ネットワーク技術に関わる職業と資格についてご紹介します。
ネットワークに関する職業
ネットワーク技術を活かした代表的な職業に「ネットワークエンジニア」があります。
ネットワークエンジニアの主な仕事内容は、ネットワークの設計、構築、監視・運用です。ネットワークに関する基礎的な知識はもちろん、ネットワークトラブルへの適切な対処ができることが必要不可欠です。また、2017年のネットワークエンジニアの平均年収は、436万円(※1)と言われています。ネットワークインフラが企業にとってなくてはならないものであることから、ネットワークエンジニアとしての仕事は今後もなくなることはないと予想されています。
ネットワークエンジニアの将来性
ネットワークエンジニアは将来性が高いといえます。それには、「IoT」の普及拡大が関係しています。
近年、PCやスマートフォンだけでなく、家電製品や車などの「モノ」をインターネットにつなぐ、「IoT」の開発と普及が進んでいます。そのIoTの市場規模は、2021年に5兆8,948億円、2026年には9兆1,181億円に達することが予想されています。成長が著しいIoTの分野でも欠かせないネットワーク技術は、今後ますます重要性を増していくといえるでしょう。
ネットワークに関する資格
ネットワークエンジニアとしてのキャリアアップに、資格獲得はとても役立つでしょう。資格はネットワークに関する技術力の証明となるからです。
ネットワーク系の技術に関する資格の代表と言えば、「シスコ技術者認定」です。
この資格は、Cisco Systems社が運営する資格です。Cisco Systems社のネットワーク機器は、世界のトップシェアの地位を守り続けていることからも、ネットワークエンジニアにとって重要な資格だといえます。シスコ技術者認定試験は難易度によっていくつかのレベルに分かれています。それぞれのレベルの特徴について解説します。
CCENT
エントリーレベルの資格で、最低限の知識を有する証明です。
基本的なネットワークセキュリティを含む、小規模なエンタープライズブランチネットワーク(企業内で構築されたネットワーク)の導入、運用、およびトラブルシューティングを行う知識と技能が必要です。
CCNA
ネットワークエンジニアとして評価される基礎レベルの資格です。シスコ統合ネットワークの設計に関する知識が必要です。新入社員向けの資格といえるでしょう。
CCDP
ネットワークエンジニアとして評価される上位レベルの資格です。1人で作業可能なレベルにあることを示しています。インテリジェントネットワークの設計の概念と法則に関する高度かつ豊富な経験に基づいた知識が必要です。中堅社員向けの資格といえるでしょう。
CCIE
ネットワークエンジニアとして最も評価される最上位資格です。
ネットワークエンジニアリングにおける専門的なスキル、シスコ製品やソリューションに関する専門知識が必要です。
また、ネットワーク系ではありませんが、持っていると有利なIT系の資格も1つ紹介します。
それはLinuC(新Linux技術者認定試験)です。LinuCの資格を持つ人は重宝されることが多いです。なぜなら、各種サーバーをはじめ、多くのIT機器がLinuxOSを使用しており、ネットワーク技術と業務上の関わりが深く、ネットワークエンジニアが持っておくべき知識でもあるからです。
インターネット・アカデミーのネットワーク関連研修
ここでは、インターネット・アカデミーがご用意しているネットワークに関する研修について説明していきます。
ネットワーク基礎研修
対象 | 新入社員など、ネットワークの基礎から学びたい方 |
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目的 | この研修では、ネットワークの基礎となる仕組みを理解し、実務で使えるスキルを身に着けることを目的としています。 |
研修内容 |
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日程・時間数 | 日程に関しましては随時開催可能で、時間数は8時間(2時間×4回)となっております。 |
上記内容はあくまで目安で、内容は企業様のご要望に合わせて柔軟に対応いたします。
ネットワーク・トラブルシューティング研修
対象 | 既存社員など、よりネットワークの知識や技術を高めたい方 |
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目的 | この研修では、ネットワークに関するトラブルの原因と対処法を学び、トラブルに対処できるようになることを目的としています。 |
研修内容 |
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日程・時間数 | 日程に関しましては随時開催可能で、時間数は8時間(2時間×4回)となっております。 |
インターネット・アカデミーの研修の特徴
インターネット・アカデミーの研修の特徴は大きく分けて2つあります。
1つ目は、授業の質の高さです。インターネット・アカデミーの母体が日本有数のWebサイト制作およびシステム開発の実績を持つ制作会社であることから、制作現場のスキルとノウハウをあますことなく学ぶことができます。また、その開発ノウハウを熟知した、現役エンジニアでもあるインストラクターが授業を行うため、不明点を残さずに授業を受け進めることが可能です。
2つ目は、柔軟性です。インターネット・アカデミーの研修は、企業様のニーズに合わせた内容に自由にカスタマイズをすることが可能です。例えば、ネットワーク基礎研修だけでなく、プラスαとしてネットワーク関連資格であるCCNA資格対策の授業を受けたいというご要望があれば、既存の研修内容にCCNA対策の内容を組み込むことも可能です。
つまり、「このスキルを持ったネットワークエンジニアを育成したい」という人事ご担当者様のご要望や、企業課題にフォーカスした研修を受けることができるのです。
また、研修の日程をご都合に合わせて柔軟に設定したり、社内公用語が英語という企業様に向けては英語を使った研修を実施することができるなど、インターネット・アカデミーの研修はとにかく選択肢が多く、柔軟なのです。
まとめ
ネットワークは、IoTをはじめとするIT技術の発展を背景として将来性が高く、ネットワークエンジニアの人材需要は今後も高める一方だといっても過言ではありません。だからこそ、社内のIT人材のスキルアップを図ったり、IT戦略を成功させたいとお考えの方は、ネットワーク研修をご検討されることをお勧めします。インターネット・アカデミーでは、そんなネットワーク関連の法人向け研修として、ネットワーク基礎研修、ネットワーク・トラベルシューティング研修をご用意しています。また、ご要望にあわせて内容やスケジュールを調整するカスタマイズ研修を実施することも可能です。
企業内でのネットワーク関連の人材育成を検討されるご担当者様は、ぜひお気軽にお問合せください。
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ネットワークはよく聞く言葉だけど、実際どんなお仕事で使われているのかな?