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【インターネットとは】誕生から30年のWebの「これまで」と「これから」

  • 2019/04/25
【インターネットとは】誕生から30年のWebの「これまで」と「これから」

「インターネット」や「Web」は著しく急速に発展し、現代の私たちの生活にはすっかり欠かせないものになりました。Webは2019年で誕生から30年が経ちます。今回は「インターネット」と「Web」の違いについてご説明し、これまでの歴史と今後の展望についてご紹介します。

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目次

インターネットとは?

インターネットとは?

インターネットとWebって何が違うの?

インターネットとWebは同じものだと思っている方も多いですが、厳密には違います。インターネットとは、互いに接続されたコンピュータのネットワーク全般を指します。一方Webは、「Webブラウザを用いて見ることができるインターネット上の情報」を指します。そして、Webサイトに接続するために「WWW(World Wide Web)」という技術が用いられています。Web以外のインターネットの例としては、電子メールやネットニュース、ファイルの転送などが挙げられます。つまりWebは、数あるインターネットの種類の中の1つと言えるのです。

インターネットの始まりは?

インターネットの開発はアメリカ国防省の高等研究計画局(ARPA)で進められた「ARPANET(アーパネット)」というプロジェクトが発端でした。ネットワーク上ではパケットという仕組みによるデータ通信の方法が考案されました。この通信方法はデータを細かいパケットという単位に分けることで、速い速度で処理を行うことができるというもので、現在の通信でも用いられています。
このような技術を利用したネットワークが次々と開発され、様々な研究機関や大学などで独自に発展していきました。しかしこれらの多くのコンピュータネットワークは互換性がなかったため、異なるネットワーク間での人々のやり取りは行われませんでした。
この課題を解決するため、ロバート・カーン(Robert Kahn)とヴィントン・サーフ(Vinton Cerf)という研究者が新たなシステムの開発に着手しました。そのシステムはTCP/IPと呼ばれています。ネットワークプロトコルの違いを乗り越えて世界中のネットワーク間で通信を行うことを可能にする、現代のインターネットの原型とも言えるものが誕生します。

インターネットが普及するきっかけになった「Web」の誕生

インターネットが普及するきっかけになった「Web」の誕生

Webはどのようにして生まれたの?

Webの技術はスイスにある欧州原子核研究機構、通称CERN(セルン)で生まれました。CERNの研究員であったティム・バーナーズ=リー(Tim Berners-Lee)は素粒子の実験に関する情報をまとめる手段としてハイパーテキストの技術を考案しました。ハイパーテキストとはテキスト上のリンクを通して文章から別の文章へと移動するための技術であり、現在でも通称「リンク」などと呼ばれ利用されてます。彼は1989年にこのハイパーテキストの技術を提案し、翌年には"World Wide Web : Proposal for a Hyper Text Project"という提案書を作成してハイパーテキストシステムを完成させました。このWWW(World Wide Web)は後のURL、http、HTMLの土台となる技術でした。

驚くべきことに、1993年にCERNは誰もが利用できるよう、WWWのソフトウェアをパブリックドメインとして無料公開しました。その後、米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)によってリリースされたMosaic(モザイク)というブラウザや、これを動作させることができるApple MacintoshやMicrosoft WindowsなどのOSが普及したことによって、インターネットの利用人口はWWWの利用人口と共に爆発的に増えました。

その後Internet Explorer、Opera、Mozilla Firefox、Safari、Google ChromeなどのWebブラウザが次々と開発され、現在ではインターネットの利用人口は全世界で40億人にものぼります。

Webの仕組みとは?

私たちがWebでページを閲覧する際には、ブラウザ上でアドレスを入力する必要があります。ブラウザは入力されたアドレスをもとにサーバーから書類を入手し、表示しているのです。
Web上でのアドレスの指定方法は、URL(Uniform Resource Locator)とよばれるものです。ここでは「https://www.internetacademy.jp/course/design/d_training.html」というアドレスを例に見ていきます。

  1. プロトコル(通信のルール)を指定: https://
  2. サーバーを指定: www.internetacademy.jp
  3. サーバーの中のデータの位置を指定:/course/design/d_training.html
  4. データをブラウザが受け取って表示する

つまり今回のURLはHTTPSというプロトコル(通信方法)で「www.internetacademy.jp」というサーバーの中の「course/design/d_training.html」という書類を指していることになります。

このようにURLを見れば、インターネット上のどのデータファイルを指しているのかを特定することができます。HTTPはプロトコルという通信方法の中の1つであり、他にはPOP3やSMTPなどがあります。なお、インターネット・アカデミーのWebサイトは「https」というプロトコルを使っていますが、この「s」は情報に鍵がかけられていて安全であるという意味です。

Webの父ティム・バーナーズ=リーが語るWebの未来とは?

Webの父ティム・バーナーズ=リーが語るWebの未来とは?

WWW(World Wide Web)を開発したティム・バーナーズ=リーは利益よりも社会への貢献を優先して、Webを無償で公開することを決めました。彼は一部の人によって情報が支配されているのではなく、誰でも平等に情報を得られる自由なネットワークが社会にとって望ましいと考えました。

2019年3月12日に誕生から30周年を迎えたインターネットに関して、ティム・バーナーズ=リーは例年記している書簡においてWebのこれからについて述べています。彼はインターネットの過去を振り返るよりも、今後30年で何を達成することができるかに考えを巡らせ、ティムは現代のWeb上に悪い影響を与える三要素として「故意の誤用」、「嘘の情報やクリックベイトにより生じるシステムの欠点」、「設計から意図せず生まれる結果」を示しました。こうした懸念に対して、政府や企業、そして市民もWebの規範作りに携わる責任があると彼は主張しています。Webの誕生から30年経ち、今後は技術の発展に伴って排他性をなくし、責任感も育んでいかなければならないと締めくくっています。

おわりに

今回はインターネットとWebについて、それぞれの違いを交えつつご紹介しました。私たちが日々何気なく使っているインターネットやWebの技術が生み出されるまでに、多くの研究者たちの研究がありました。
誕生から30年が経ち、インターネットそしてWebは私たちの生活を大きく変え、恩恵をもたらしてきました。しかし生みの親であるティム・バーナーズ=リーは一部の組織によって情報が握られているWebの現状に懸念を示しています。彼が理想とするような自由で平等なインターネット、Webが実現される日は近いでしょうか。
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参考

Thirty years after he invented the World Wide Web, Tim Berners-Lee says we all must act to save it 通信白書 インターネットの歴史 Tim Berners-Lee The next Web of open, linked data Tim Berners-Lee is fighting for the Web's future, and he wants you to join him

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