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Webデザイナーとして転職するとき企業側が採用を判断しているポイント

  • 2015/05/29
Webデザイナーとして転職するとき企業側が採用を判断しているポイント

本日は、Webデザイナーとして転職する場合のポイントをお話したいと思います。

Webデザイナーとしての制作経験がある、もしくはWebデザインのスキルを学習した人が転職をする場合、 最も大切なのはデザインスキルのアピールです。

未経験のフレッシュな人材に比べて、経験者採用の場合、企業は即戦力を求めています。

ですから、会社が求めているスキルを持っていることを積極的にアピールすることが大切です。 履歴書を作成する際は、以下のことに留意する必要があります。

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目次

具体的なスキルのアピール方法

まず転職活動をはじめる前に、自分がこれまで経験してきた仕事を振り返り、 培ってきたスキルを整理し、どんな成果や評価を得たかを、ノートに箇条書きにして書き出してみましょう。

「こんな業務内容は役に立たないかも」と思われることでも、 一つ一つ細かく、丁寧に、正確に拾い上げていきます。

自分の年表を作っても良いでしょう。 転職先の業務内容によっては意外なことが役に立つかもしれません。

このようにして自分の年表を作り、過去の自分がやってきたことを振り返ることで、 自分の未来に生かせることを探し、転職活動の際のアピールに役立てることができます。

また「自分はこれだけのことをなしてきたのだ」という自信につながり、 転職活動の際の不安を克服しやすくなります。

Webデザインの経験がある場合、自分が担当したサイト名や規模、業務内容や評価についても、 履歴書にきちんと明記して具体的にアピールすることが大切です。

携わってきたツール・ソフト名は必ず記入します。 保有するスキルや技術は、小さなことと思われてもできる限り記載しましょう。

それ以外のことでも、希望の職種に関し、少しでも役に立ちそうな項目や経験があれば必ず記載します。 前述したように、あらかじめノートなどに整理しておくと、作業がしやすくなります。

熱意を具体的にアピールすること

デザインスキルのアピールと並んで大切なのが、「この会社で働きたい」という熱意を伝えることです。 経験者なのに未経験者に就職で負けてしまうことがあるとしたら、 それは「熱意」のアピールが足りなかったのかもしれません。

自分はこの会社で働きたい、という意思を履歴書でも面接でも具体的に伝えることです。 では、どうしたら採用側に「この人には会ってみたい」と思わせる、具体的なアピールになるでしょうか?

その方法としては、まずインターネットでできる限りの情報収集をすることです。

素早く、かつ的確な情報収集ができるということは、Webデザイナーに求められる資質でもあります。 収集した情報に即したかたちで、履歴書の志望動機の欄の文章を考えていきます。

この際大切なのは、ただその企業の長所を褒めそやすのではなく 「この企業はこういう風にすれば伸びる」というような将来性に関する提案、 「この企業のここを改善すればもっと良くなる」といった改善点に関する言及 といった視点から志望動機が書けると有効です。

なぜなら、上記のようなアピールはその企業や業種をよく研究していないと思いつかないことなので、 採用側の目を引きやすくなるからです。

経験を振りかざさない

最初に書いたことと一見相反するようにも見えますが、 経験者であることをかさに着るようなアピールの仕方は逆効果になることがあります。

自分のスキルはアピールしつつも、謙虚に、何事も最初から学ぶくらいの姿勢でいる方が、好印象を持たれます。 転職前にもWebデザイナーとしての経験があったとしても、「その会社では」Webデザインをするのははじめてです。 経験者として自信があるのはよいことですが、自信は内に秘めましょう。

「未経験者と経験者とを比べて、未経験者の良いところは、 その会社で新しいことを吸収する柔軟性にある」と考えている採用者も多いのです。

未経験者に負けないくらい、謙虚で、 様々なことを吸収する柔軟性と意欲があることをアピールするのがよいでしょう。