Webデザイナー必読!Webデザインの勉強におすすめの本・参考書
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- 2018/01/12
Webデザインの勉強において、良質な本や参考書は欠かせません。現役で活躍するWebデザイナーも、変化の激しいWebのトレンドをインターネットで情報収集するだけでなく、必ず本や参考書に目を通しています。Webデザインのスキルを伸ばせるかどうかは、良書に出会えるかどうかにもよると言っても過言ではありません。
今回はWebデザイナーにおすすめの本・参考書を「Webデザイン入門」、一歩進んだ「Webプログラミング」、そして「Webトレンドを追う情報誌」の視点からご紹介します。
IT業界まるわかりガイドは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーが運営する業界情報メディアです。最新の業界情報を、初心者にも分かりやすくご紹介しています。
目次
Webデザイン入門に最適な参考書2冊
Webデザインのエッセンスが凝縮された書籍が、『Webデザイン標準テキスト―変化に流されない制作コンセプトと基本スタイル―』です。Webサイト制作のプロジェクト計画立案から実際の制作までを網羅的にまとめられている点が特徴です。 WebデザイナーやWebプロデューサーなど、制作に関わる人たちの役割についても詳しく解説されているため、Webデザイン業務の全体像を把握できます。
Webデザインに必須なHTML、CSSについて学ぶのであれば、『今すぐ使えるかんたん ホームページ HTML&CSS』がおすすめです。HTMLとCSSの要点が分かりやすく説明されているため、初心者にありがちなタグの意味や記述方法などでつまずくことがなく、コーディングしながら体で覚えることができます。
デザイン思考を身に付ける1冊
Webデザインの入門書と併せて、デザイン思考を身に付けるために読んでいただきたい本が、『なるほどデザイン(目で見て楽しむ新しいデザインの本。)』です。本書の特徴は、豊富な実例を通してデザインの考え方を学べる点です。
例えば、朝食の作り方を料理初心者に伝える場合、料理好きな方にさまざまな朝食を紹介する場合、生活にこだわりのある方に、手間暇かけて休日の朝食を作るぜいたくなライフスタイルを提案する場合の3パターンを挙げ、目的によって求められるデザインが異なることを説明しています。
Webデザインもターゲットにしたいユーザーによって、最適なデザインが異なります。デザイン思考を学ぶことは、Webデザインを勉強する上でも欠かせません。
トレンドを追うならWeb専門誌『Web Designing』
Webデザインで大切なのが「トレンド」の把握です。トレンドを知るための方法はさまざまですが、早く正確な情報を得たいときに有効な方法が情報誌の活用です。情報満載のWebデザイン専門誌『Web Designing(ウェブデザイニング)』は、紙媒体(隔月刊行)とオンライン版(随時更新)の2種類があり、オンライン版では最近の人気記事をチェックすることが可能です。
入門書や技術書でスキルアップを図ることはできますが、Webデザインのニーズやトレンドの把握は難しいものがあります。Web DesigningではWebデザインの技術的な内容だけでなくWebマーケティングの手法にも触れられているため、Webに関する全般的な情報・知識が得られます。
おわりに
Webデザイナーがスキルを上げるために大切なことは、インターネットによる情報収集と併せて、優れた技術書とWebトレンドを伝える情報誌を読むことです。普段から本や参考書に目を通すことにより、自分の視野を広げ、Webデザインに深みを与えることができます。
気軽にWeb業界の今を知りたいのであれば、情報誌『Web Designing』を手に取ってみることをおすすめします。インターネット・アカデミーは卒業生によるコラム連載、講師のインタビュー掲載の他、特別付録の企画協力(2016年4月号)も行っています。
Web Designingは紙媒体の他、電子版も購読可能です。興味ある方はオンラインサイト「WD Online」をのぞいてみてはいかがでしょうか。