Webデザインを独学で勉強する前に知っておきたい3つのこと
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- 2018/01/12
Webデザインに興味があり、Web制作を学び始めた方も多いでしょう。しかし、Webサイトを作るためには、HTMLやCSSを始めとしたコーディングや、効果的なUI/UX設計など、Webデザイン以外のことも学ばなくてはなりません。今回はWebデザイナーを目指して独学で勉強する方が知っておきたいことを3つご紹介します。
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目次
【1】Webデザイン以外にも学ぶことはたくさん
Webデザインと言うと、レイアウトや配色などの「デザインの美しさ」に目を奪われてしまいがちです。しかし、Webサイトを作る目的は、「美しいデザインのサイトを作ること」ではありません。多くのWebサイトは「ブランディングやコンバージョン(問い合わせや資料請求、商品購入などのゴール)につなげること」を目的としており、その目的を達成するためにさまざまなテクニックが駆使されています。
例えば、検索エンジンの検索結果に上位表示させるための「SEO(検索エンジン最適化)」に関する知識は、Webデザイナーもしっかり押さえておくことが必要です。
SEOでは、検索エンジンに認識してもらいやすいディレクトリ構造や内部リンクの設置、適切なキーワードを含ませたタイトルタグや見出しタグの最適化などを行うことが重要です。そのため、Webデザイナーには、SEOを意識したWebサイト設計が求められます。
また、Webサイトの使用感や操作性、快適性といった「UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)」に関する知識も必須です。UI/UXはアクセシビリティ(使いやすさ)に関わる大切な指標であり、これからのWebデザインに欠かせない要素です。
【2】トレンドをつかむ「情報収集力」が必須
変化のスピードが速いWeb業界では、次から次へと新しいトレンドが生まれます。そのため、日々の情報収集が欠かせません。
例えば、最近のトレンドの1つが「レスポンシブWebデザイン」です。スマートフォンやタブレット、PCでは、それぞれのデバイスによって画面の大きさが異なります。そのため、従来はスマホ向けサイト、タブレット向けサイト、PC向けサイトのように複数のWebサイトを用意していました。しかし、レスポンシブWebデザインが実装されたWebサイトは、デバイスの画面サイズに合わせて表示を変えます。1つのWebサイトですべてのデバイスに対応できるため、Webサイト更新の手間がかからず、アクセス数が分散することもありません。
Webデザイナーは新しい技術に敏感であると同時に、情報発信に熱心です。ブログで最新のトレンドを発信するWebデザイナーも多いため、定期的に目を通しましょう。
しかし、Web業界の最新情報を得るために最もおすすめの方法は「Web業界の方と直接会って話をすること」です。現場の生の声を聞くためにも、セミナーや交流会には積極的に参加しましょう。
【3】独学でつまずいたら、無料相談で解決
独学は、スキルの習得に時間がかかるだけでなく、学べる内容が限られてしまいます。例えば、独学でWebデザインの基礎は学べても、ECサイトやコーポレートサイトなどの商用サイトに応用したい「売れるサイトの秘訣」などは、独学だけでは学びきれない部分が出てきます。
また、WordPressの実装に必要なPHPなどのプログラミングに関しても、書籍やWebサイトを見るだけでは、本当に実践で役立つ技術かどうかを見抜くことは困難です。さらに、プログラミングを学んでいる途中でつまずき、挫折してしまうことがあるかもしれません。
Webデザインの独学に限界を感じたら、まずはWebスクールの無料相談に行ってみましょう。体験レッスンだけではなく、カウンセリングを行っているWebスクールもあるため、独学だけでは分からなかったことを相談すれば、その場でインストラクターが解決してくれます。
おわりに
Webデザインは学ぶ内容が多く、独学ではすべての内容をカバーできません。多くのWebデザイナー志望者がWebスクールで学ぶ理由は、Webスクールに通えばWebデザインの基礎だけでなく、この先絶対に役立つCSSやJavaScriptも即戦力になる技術から効率よく学べるためです。
インターネット・アカデミーでは、無料相談やカウンセリングはもちろん、ITやWebの最新動向が分かるセミナーの他、受講生と卒業生、インストラクターを交えた「受講生交流会」を開催しています。まずはお気軽にお問い合わせください。