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UIの種類とは?それぞれの特徴と次世代UIについてご紹介!

  • 2023/11/23
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インターネットのめまぐるしい発達により、デジタルデバイスもさらなる進化を遂げています。そんな中、使いやすさの鍵を握るのはUI(User Interface)です。注目度やニーズに合わせて、UIの種類も増え、その技術も年々アップデートされてきています。今回は、進化を遂げるUIについて、種類や次世代のテクノロジーをご紹介します。

AIちゃん
AIちゃん

UIにはたくさんの種類があるんですね。どんなものがあるのかな?

有村先生

UIは、新しい種類も増えているんですよ。今回はそれぞれの特徴と、次世代のUIについてもご紹介します。一緒に見ていきましょう!

目次

そもそもUIって?

UIとは、デバイスとユーザーの接点となるもののことを指します。キーボードやディスプレイなどの機械的な要素や、画面に表示される画像やアイコンなどの視覚的要素、そしてユーザーがシステムを利用する際に使う手段や方法、その使い勝手などの総体がUIと呼ばれていることが多く、使われる文脈によってUIの意味するところにずれが生じる場合があることを頭に入れておきましょう。

次に、デバイスをどのように操作するかについての観点で使われるUIについて詳しく説明していきます。

さまざまなUIを知ろう

CUI

CUI(Character-based User Interface)は、「Character-based」という名前の通り、テキストのみで操作するUIのことです。キーボードで入力し、テキストのみを使ってコンピューターに動作の実行を指示をする仕組みになっています。

キーボードでの文字入力のみを使って操作するインターフェースのため、プログラマーやエンジニアが使用することが多く、一般的なユーザーはあまり馴染みがないものかもしれません。

GUI

GUiは、グラフィカルユーザーインターフェース(Graphical User Interface)を略したもので、画像やアイコンなどを表示でき、マウスなどで操作できるインターフェースのことを指しています。視覚的にもわかりやすく、ユーザーが望んでいる操作を直感的に実行することができるため、専門的な知識がなくても使いやすいインターフェースとして幅広く使われています。その利便性からほとんどのPCやスマートフォンにはGUIが採用されているので、私たちにとっても馴染み深いインターフェースです。

有村先生

CUIとGUIは混同されがちです。CUIのCharacterは文字、GUIのGraphicalは画像を意味していると考えると覚えやすいですよ。

VUI

VUI(Voice User Interface)は、名前の通り、音声で操作できるインターフェースのことを指します。先述したCUIとGUIは、どちらも、インターフェースを操作するために視覚や指が必要でした。一方VUIは、機器に接続されたマイク等を使い、その音声を認識させることでインターフェースを操作することができます。これにより、視覚や身体に障害があるユーザーでもPCやスマートフォンを簡単に使えるようになりました。

たとえば、私たちの身近にあるAppleのSiriやGoogleアシスタント、WindowsのCortanaなどがVUIの代表例として挙げられます。スマートフォンをはじめ、最先端のデバイスの登場によって今後ますます利用が広がると考えられているインターフェースのひとつです。

NUI

NUIとは、ナチュラルユーザーインターフェース(Natural User Interface)の略で、PCやスマートフォンなどの端末で、人が直感的に操作できるインターフェースのことを指します。

NUIは音声認識技術やジェスチャー認識技術などを使用することで、様々な場面での利用が可能です。例えば、スマートスピーカーなどの音声操作や、ゲームなどでのモーションセンサーを使った操作、VRなどバーチャル空間におけるジェスチャーによる操作などがあげられます。
NUIの用途は、今後の技術発展によりさらに増加していくでしょう。将来的にはコミュニケーション手段や生活環境のインターフェースとしての使用が期待されています。

次世代のUI

TUI

形のない情報にも直接触れることができるインタフェースとして注目を集めているのがTUI(Tangible User Interface)です。TUIを使うことで、ユーザーの目の前に実物がないものでも、直接触れて操作することができるようになります。透明な板に文字や絵を描くことで、遠く離れている板にも同じものを表示させられるクリアボードなどがその例です。TUIによってユーザーとデバイスの距離がより短くなることで、ひとつの情報がさらにスケーラブル(拡張的)になることが期待されています。

タッチレスUI

指などの動きを読み取らせるだけで操作できるタッチレスUIも登場しています。直接画面に触れなくても、AIに動きを感知させることでプログラムを操作できるのです。感染症の問題などで人や物との接触に懸念が多い中、動作だけでデバイスとつながることができるのは大きな革新になり得るのではないでしょうか。

点字キーボード

点字のキーボードと音声読み上げ機能を使うことで、文字やコードを視認できなくてもプログラミングを行うことが可能になります。身体の状態や能力の違いによらず、誰もが同じように利用できる状態にする「アクセシビリティ」の概念が重視される中で作られたものです。

おわりに

今回は、UIの種類について、そして今後発展していくUIのテクノロジーについてご説明しました。インターネットの普及が進み、高性能なデバイスが続々登場する中で、デバイスをより便利に、より使いやすくするために必要不可欠なUIの存在はますます注視されていくでしょう。

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