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フリーランスになるために必要なスキルとは?人気の職種と将来性もご紹介

  • 2022/12/17
フリーランスになるために必要なスキルとは?人気の職種と将来性もご紹介

フリーランスという働き方には、時間や場所を選ばず柔軟に働けるという大きなメリットがあります。一方、収入が不安定といった面が気になって、フリーランスへの転身に踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どんな職種であっても、フリーランスとして働く上で必要不可欠なのがスキルです。自分のスキルレベルが高度であれば、安定して案件を受注してもらうことができ、収入を安定させるだけでなく高収入を得ることが可能になります。

今回の記事では、フリーランスの代表的な職種を紹介した上で、それらの仕事に必要となるスキルがどういったものなのかについて解説していきます。

有村先生

フリーランスという言葉が浸透してきたとはいえ、その実情が見えづらく、フリーランスとして生きることに二の足を踏んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事では、その将来性や具体的な職種、ポイントなどを解説していきます。一緒に見ていきましょう。

目次

フリーランスの現状と今後の展望

2020年に一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表した「フリーランス白書2020」によると、フルタイムフリーランス(月の平均就業時間が140時間以上)の年収は、年収400万~600万未満が22.7%と最も多く、会社員の平均年収と同等かそれ以上に収入を得ている場合もあるようです。ただし、「エンジニア・技術開発系」や「コンサルティング系」などのビジネスフリーランスが比較的平均年収が高い傾向にあることからも、職種によって差があるということは念頭においておきましょう。
また、2020年に内閣官房日本経済再生総合事務局が発表した「フリーランス実態調査結果」によると、日本のフリーランス人口は約462万人であり、コロナ禍におけるDX推進や労働環境の変化、フリーランス向けのクラウドソーシング・エージェントの普及やフリーランス向け作業スペースの充実によって、フリーランスは年々増加傾向にあります。

このように、フリーランスという働き方は、今後もますます経済規模や人口に占める割合の増加が予想されており、一説には2030年には日本の人口の約8人に1人がフリーランスになるとも言われています。
また、厚生労働省がまとめた7年前の報告書「働き方の未来2035」においても、技術発展に伴って働く場所に関する物理的な制約が無くなり、多くの仕事が、時間や空間に縛られないでできるようになるという記述もあります。

フリーランス白書|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
フリーランス実態調査結果|内閣官房日本経済再生総合事務局

フリーランスの主要な職種と必要なスキル

次に、フリーランスの主な職種、必要なスキルについて解説していきます。 特にWeb系の業種はフリーランスとして働きやすく、クラウドソーシングサービスでも仕事が多い傾向にあるため、この記事ではWeb業界を中心にご紹介していきます。

Webデザイナー

Webデザイナーの主な仕事内容は、企業や個人などのクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを担当することにあります。Webサイトの構成とレイアウト決めをした後、Webサイトのデザイン、Webサイトのコーディングという流れで仕事を進めます。
必要なスキルは、Webサイトのデザイン制作の際に使用するグラフィックソフトであるIllustrator、Photoshopを取り扱う技術やWebサイトのコーディングをする際に必要なHTML、CSS、JavaScriptに関する知識とそれらを運用する技術です。

Webデザイナーの平均年収は、478万円程度とされていますが、スキルの幅次第で高収入を目指せる職種でもあります。

Webライター

Webライターの主な仕事内容は、企業のWebサイトに掲載するコラム記事、ネット広告の文章、ECサイトに掲載する商品の説明文など、幅広い内容のWebライティングをすることです。

必要なスキルについては、ライティングスキルはもちろんのこと、Webに関する専門知識、Office系ソフトをスピーディーに使いこなす技術、そしてSEOに関する知識が身についていることが、高収入を得られるライターとして活躍するための条件であるといえます。

イラストレーター

イラストレーターの主な仕事内容は、企業のホームページや冊子などのメディアに描かれているキャラクターなどのイラストを描くことです。
必要なスキルは、画像作成、編集のためのIllustrator、Photoshopを運用する技術です。また、イラスト作成に特化した「SAI」や「Painter」、「FireAlpaca」といったソフトの知識があるとより良いといえます。専業イラストレーターの平均年収は486万円程度と言われていますが、人気があるかどうかで差が激しいのも特長です。

Webプログラマー

Webプログラマーの主な仕事内容は、Webサイトなどユーザーが見える部分のプログラミングを行うクライアントサイドプログラミングと、ユーザーには見えない裏側で動くサーバーサイドプログラム、その2つのプログラミングをすることです。

必要なスキルは、HTMLやCSS、JavaScriptなどWebデザイナーにとっても必携の知識はもちろんのこと、PHPやJavaなどサーバーサイドで動くプログラミング言語を扱うスキルも必要です。

Webプログラマーの平均年収は、523万円前後とされていますが、この職種もスキル次第で高みを目指しやすい職業でもあります。

職業情報提供サイト|日本版O-NET

フリーランスとして働く上で大事な2つのポイント

次々と新しい技術が生まれては消えていくWeb業界において、フリーランスとして働く人々の多くが抱えているのが、収入の不安定さに関する不安です。

収入を安定させるには、自分自身が持っているスキルを最新のものにアップデートしていく必要があります。つまり、速いスピードで変わりゆくWeb 業界の最新の情報をキャッチアップしていくことが重要です。

またフリーランサーとして働くと、企業で働く場合と比較して1人で作業する時間が圧倒的に増えます。そこで、孤独感に襲われたり、自分一人で経理や営業活動などを手広く行うことに対する業務負担の大きさに悩まされるという方もいらっしゃいます。

そのような悩みを軽減するには、人脈作りが1つの方法として有効です。同じWeb業界の人々と繋がることで、Webに関しての最新情報を得ることができたり、コミュニケーションをとることで孤独感の軽減だけでなく、新しい刺激につながるからです。そのため、フリーランスになる前に、スクールに通って同じ志を持つ人脈を作っておいたり、仕事を始めた後も、セミナーや勉強会に積極的に参加して情報交換できる仲間を作るようにすることが重要です。

まとめ

フリーランスという働き方が浸透してきたことに加え、コロナ禍で働き方が大きく変わったなかで、今後ますますフリーランスに興味を持ち、その働き方を選択する方も増えていくことでしょう。

フリーランスの中でも、Webデザイナー・Webライター・イラストレーター・Webプログラマーなどは、クラウドソーシングサービスで多く募集されている職種でもあり、フリーランスという働き方を選択する上でお勧めの職業でもあります。

そんなフリーランスになりたいとお考えの方、また、フリーランスとしてスキルアップしたいとお考えの方には、インターネット・アカデミーをぜひご利用ください。

インターネット・アカデミーでは、WebデザイナーやWebライター、Webプログラマーを育成するための講座があり、即戦力として現場で活躍できるスキルを学ぶことができます。さらに、通学制のスクールだからこそ、同じ志を持つ受講生の仲間や卒業生とも人脈を広げることができます。フリーランスの方同士で交流する機会を持つことで、仕事につながったという事例も多数あります。

フリーランスとして働くことに興味をお持ちの方はぜひ、インターネット・アカデミーの無料カウンセリングにお気軽にお越しください。

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