Googleが作ったSTEM人材育成のための教育アプリ
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- 2016/05/28
GoogleがAndroidアプリ「Google Science Journal(グーグル・サイエンス・ジャーナル)」をローンチしました。 このアプリは、子供から大人まで、科学の面白さを知ることができる教育アプリだそうです。
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目次
世界で今求められているSTEM人材
「STEM人材」というキーワードを聞いたことがありますでしょうか。 科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)のそれぞれの頭文字を取ったキーワードで、その4分野に重点を置いた教育が今後広く世界で必要とされる人材であると言われ、アメリカではオバマ政権が力を入れてきた教育政策の1つでもあります。
そんな中、Googleでもカリフォルニア大学バークレー校や科学博物館「エクスプロラトリアム」らと提携し、子ども向けのSTEM教育推進イニシアチブ「Making & Science」を創設。 その取り組みの1つとして開発されたアプリが、今回の「Google Science Journal」なのです。 同アプリでは、Android搭載端末(スマートフォンなど)のセンサー機能を使って、光や音、動きを計測し、そのデータを記録したり、グラフに表示することができます。さまざまな機能を活用すれば、夏休みの自由研究などにも使うことができます。
ITの技術と教育の力
「Google Science Journal」のように、IT技術そのものが、子供向けの教材やIT人材育成に役立てられている事例は増えてきました。 また、今や世界中の子供向け教育で、理系人材や技術力を持った人材の育成が重要視されているという流れも、もはや広く認知されてきています。 幼少期からSTEM人材として英才教育を受けてきた「子供たち」と一緒に仕事をする日も、遠くない未来にやってきます。そう考えると、早め早めにITスキルを身につけておくことは、とても大事なことかもしれませんね。 アプリもぜひ、チェックしてみてください!