「グーグル・グラス」が復活!BtoB向けにより正確な作業を目指す

「グーグル・グラス」が復活!BtoB向けにより正確な作業を目指す

2013年より販売されていたものの、 プライバシー問題への懸念から2015年には販売が中止されていた「グーグル・グラス」。 しかし、2017年7月、米・Googleの持ち株会社アルファベットより、 「グラス・エンタープライズ・エディション」が発表されました。 法人に向けた使用方法や機能に焦点を当て、再び開発が進められています。

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目次

グラス・エンタープライズ・エディションでできること

従来のグーグル・グラスと異なる点は、主に以下の4点です。

  • デザイン
  • プロセッサー、カメラの性能向上
  • WiFi通信の信頼性、バッテリ寿命の向上
  • 価格

デザインは作業を考慮し、軽量化と長時間快適に着用できるグラスになっています。 また、価格は従来のグーグル・グラスとは異なります。 「グラス・エンタープライズ・エディション」の場合は、 一律、一台1500ドル(日本円で約17万円)というものではなく、 搭載されるソフトや、サポート内容によって異なります。

加えて、カメラ機能については、盗撮が懸念されていたプライバシー侵害問題に対応するため、 動画撮影時はグラスに緑ランプが点滅するように設計されています。

「グラス・エンタープライズ・エディション」は、マニュアルをグラスに表示しながら、 工場業務を進めたり、医療記録の作成の負担を軽減したりできると期待されています。

グーグル・グラスによる現場作業へのアプローチ

「グラス・エンタープライズ・エディション」が現場で活用されるとしたら、 どんな課題を克服してくれるのでしょうか。その可能性を見てみましょう。

まず、作業を進めるうえで生じるミスは「作業ミス」(25%)「運用ミス」(31%)「考慮漏れ」(13%) が原因であると野村総研の資料「システム運用で怖いのは人的ミスと見えないこと」は報告しています。

すなわちこうした原因は、身近に指示や注意喚起を確認できるシステムがあれば、 未然に防ぐことができると言えるでしょう。そうした原因にアプローチしているのが、 グラス・エンタープライズ・エディションなのです。

BtoB、いわゆる法人向けのグーグルグラスの利用は、 現場作業のミスの防止に役立てられるといえるでしょう。

ウェアラブル・デバイスの可能性

グーグル・グラスをはじめとするウェアラブル・デバイスの実用化は困難であると言われていますが、 確実に近い将来、実務上でそうしたデバイスが駆使されるが自然になってくるでしょう。

グラス・エンタープライズ・エディションに関しては、 先に取り上げた、DHLという物流分野だけでなく、他分野に渡るビジネスを展開するGE (ジェネラル・エレクトリック)や医療分野の企業を含んだ50企業以上がグラスの利用を開始しています。 ますます、ウェアラブル・デバイスを業務上で見かける機会が増えてくるのではないでしょうか。

こうした最先端のウェアラブル・デバイスに関心をお持ちの方、 その仕組みを詳しく知りたい方はぜひ一度インターネット・アカデミーの無料体験レッスンにお越しください。 企業が求める最先端のIT技術の全体像がわかりますよ。

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