有益な「予算消化」の方法とは?社員教育がベストな理由
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- 2019/10/22
年度末に余ってしまった予算の効果的な使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。 予算を次年度に繰り越せない場合、決められた経費を消化しなければならないということが起こります。 そこで、予算消化の方法に迷った際におすすめの、無駄なく予算消化を行う方法をご紹介します。
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目次
予算消化とは
予算消化とは、前年度に決められた予算を達成するため年度末に使い切ることです。 企業は、利益を出すことを大きな目的の1つとしています。そのためには資源を適切に配分し利益をあげる必要があります。そこで、中長期の利益目標を達成するべく、部署や事業所ごとに1会計年度分の予算計画を立てるのです。
翌年度(翌期)の計画は、前年度どれだけ予算を使ったかの実績を元に策定されます。 それぞれの事業が、どれだけの維持費を必要とするかについて見直しを毎年行うのです。このとき予算が余るとその分は必要が無いとみなされ、翌年度分はカットされてしまうことがあるのです。
よくある予算消化の方法
予算を消化する方法として、最近ではWebマーケティングに関連したものが多く見受けられます。というのも、インターネット広告の配信は随時予算の調整がしやすいという特徴があるためです。また、Web系のクリエイティブなスキルを持ったフリーランサーが増加し依頼をしやすいといった背景もあって、Webマーケティングに余った予算を充てることが多いのです。 以下、いくつか代表的な予算消化の例をご紹介致します。
Webマーケティング系の施策
予算消化を目的としたWebマーケティングの施策として、以下の2つが代表的です。
- リスティング広告・SNS広告の配信
- SEOコンサルティング
予算消化の選択肢として、インターネット広告配信の準備や、自社で運営するサイトのSEOを外部に依頼する事例がよく知られています。インターネット広告配信は、予算に合わせて即時配信の量と予算配分を調整できる点で手軽といえます。こうしたマーケティング施策を行う際は、どのような対策をすると売上につながるのか戦略立てて行うと良いでしょう。
クリエイティブ系コンテンツの制作
予算消化を目的としたクリエイティブ系のコンテンツ制作の外注では、以下のようなものがあります。
- バナー広告の制作
- Webページ制作
- サイトリニューアル
- 記事コンテンツ制作
クリエイティブなコンテンツの制作を依頼しておくことも代表的な予算消化の事例です。将来的に必要となるコンテンツがある場合は、余った予算で準備しておくという手もあります。
こうしたクリエイティブな制作物に対する投資は、もちろん戦略的に行っているのであれば有効なものです。しかし、もっと無駄がなく投資効率の良い内容へ予算を充てたい方は、人材教育に充てるという方法がおすすめです。
迷ったとき投資すべきは「人材」
急いで余った予算を消化して、リターンの少ない投資に予算を回すことは避けたいものです。 予算が余ったときの最も有効な活用方法としては、人材への投資をお勧めします。よくある予算消化の例として挙げた中には、短期的な利益となるものもあります。しかし、人材不足が問題視される昨今では、社内の人材を最大限活用する必要性の方が高いといえるのではないでしょうか。
どのように人材に予算を使うのか
人材育成へ予算を使い、生産性を高めようという事例が増加しています。具体的には、研修を依頼するという方法があります。余った予算を活用して次年度に研修を確保し、社員のスキルの底上げを図るのです。
特に、IT分野の知識を研修で身につける事例も多く見受けられます。例えば、アナログからデジタルへとビジネス環境が大きく変わり、社員のITリテラシーを高める研修が多くの企業で実施されています。 また、ITエンジニア、ITコンサルティングといった職種で、技術やマネジメント、ディレクションのスキルを持った人材が不足し、社内で研修を実施し育成することが増えています。 研修を実施する際は外部の研修専門機関への依頼がおすすめです。社員のスキルレベルがバラバラであっても、事前のスキルチェックに基づき個別のフォローが手厚いので、研修による成果を得やすくなります。また、外部の視点から客観的に社員のスキルレベルを評価することも可能です。
人材に投資するメリットとは
なぜ、いま人材への投資が重要なのでしょうか。まず第1に、人材育成のための研修に予算を充てることが、生産性の向上につながるからです。前述したように、労働人口の減少による働き手の不足が、多くの日本企業で課題となっています。
さらに、スキルを持った優れた人材を採用するハードルは高く、自社内での育成に力を入れている企業が増加しています。限られた人材を活用する重要な施策として、生産性を高める必要があるのです。例えば、専門分野に対する知識やビジネススキルを研修で体系的に身につけると、業務効率が上がります。 また、人材が育てば自ずと組織全体の成長にもつながるため、中長期的には費用対効果の高い投資と言うことができます。
おわりに
余った当年度分の予算をその場限りの目的で使うのではなく、人材育成のための研修を実施し、会社の中長期的な成長のために活用されてはいかがでしょうか。
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