【セキュリティ基礎知識】インターネットプロトコルの発展とそのデメリット

インターネットプロトコルの発展とそのデメリット

皆さん、こんにちは。本日はセキュリティの理解度を深めるために、プロトコルに関してご紹介したいと思います。

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目次

プロトコルとは

プロトコルとは、パケット通信をする際の手順を定めたもので、ネットワークを構築する際に必要なものです。パケットというのはデータ通信ネットワークを流れるデータの単位であり、伝送されるデータ本体に送信先の所在データなど制御情報を付加した小さなまとまりを意味します。
私達の日常生活を振り返ってみても、実にたくさんの決めごとやルールに従っていることがわかります。 たとえば、日本人同士の会話は日本語でなされますし、電車に乗るには切符を買って改札を通る必要があります。
パソコン同士の通信においても、パソコンAのルールとパソコンBのルールが異なっている場合は、そもそもパケット通信が成り立ちません。同じプロトコルを使用することによって、初めて通信が可能となるのです。

ルールの標準化

ネットワーク構築の際に使用される機器は、その歴史の初期において各メーカーが独自に通信ルールを決めていました。同じメーカーの機器同士さえ接続できれば良い、という考え方だったのです。
しかし、これではユーザーとしては非常に不便です。A社のパソコンとB社のパソコンがあり、強みはそれぞれ異なるため、 ビジネスシーンごとに分けて使いたいと思っても、パソコン同士を通信させ情報を共有させることができないからです。
そこで、異なるメーカー同士でも通信を可能にするべく、国際的にルールを標準化するようになりました。

国際的なプロトコル

プロトコルの標準化を行う団体としては、インターネットなどで使われる通信プロトコルであるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの標準化を行う「IETF(Internet Engineering Task Force)」や、LANの規格などハードウエア関係の技術の標準化を行う「IEEE(Institute of Electronic Engineers)」があります。

標準化のデメリット

国際的なプロトコルの標準化のおかげで、多くのパソコンなどのシステムが、メーカーや国の違いを越えて回線を共有できるようになり、相互に接続するようになりました。 このようなネットワークは、繋がり合うシステムが健全であり、悪意のないものであるという前提のもと、互いを信頼することによって成り立っています。
しかし、多くのシステムが繋がれば、悪意のある者が現れます。 悪意のある者がインターネット回線を通じて、他の健全なシステムを攻撃する危険性(脆弱性)が高まったのです。

現代において、悪意のあるシステムからの攻撃を防ぐセキュリティの問題は、インターネットを利用する上で欠かせない課題といえます。