収入UPの転職を目指す方へ

不正なアプリから、自分のスマホを守る方法

  • 2015/09/04
不正なアプリから、自分のスマホを守る方法

スマホの所有率は70%近くまで増え、今やほとんどの方が所持する時代となりました。 ガラケーの方が好き、という方も、いずれは買い換えることになるかもしれません。 今回は、スマホユーザーにとって欠かすことのできない知識である、 不正なアプリからスマホを守るための方法についてみていきましょう。

IT業界まるわかりガイドは、日本初Web専門スクールのインターネット・アカデミーが運営する業界情報メディアです。最新の業界情報を、初心者にも分かりやすくご紹介しています。

目次

基本的にやることはパソコンと同じ

スマホを守る、といっても、何か特別な知識や技術が必要なわけではありません。 基本的にやることはパソコンと同じです。

  • 信頼のおける有名なセキュリティソフトを導入する
  • マルウェア(ウイルスなど悪意のあるソフトウェア)に感染しているおそれのあるアプリをダウンロードしない

Androidは特に注意を

Androidは誰もが自由にアプリを開発・公開できるのがその特徴ですが、 その代わり危険なアプリが入り込む危険も高いといえます。 ですから、Androidを使っている場合は特に不正なアプリに注意する必要があります。

不正なアプリが侵入してくることに不安を感じる方は、 不正なアプリが少ないiPhoneを中心に使うことも有効な手段です。

不正なアプリの数は200万種以上!

スマホを狙う不正なアプリの数は200万種以上存在するといわれており、 誰しもが感染の被害に遭う可能性があると言えます。

危険なアプリとの侵入や接触を防ぎ、また万が一マルウェアが入り込んでしまっている場合に、 速やかにマルウェアを駆除するためには、信頼できるセキュリティソフトアプリを導入することがもっとも確実です。

このようなセキュリティソフトを導入しておけば、ユーザーが誤って、 あるいは騙されて不正なアプリをダウンロードしようとした場合、警告が表示されます。

また、セキュリティソフトは常に最新の脅威に対応できるよう更新を行っているため、 日々複雑化する脅威にも対応することができます。

セキュリティソフトは信頼のおける会社のものを

セキュリティソフトを導入する際は、 なるべくパソコンのウイルスセキュリティで既に実績のある、 有名な会社の信頼性の高いソフトを導入しましょう。

なぜなら、セキュリティソフトだからといって導入したアプリが、 実はマルウェアであった、というケースもあるからです。

このような偽のセキュリティソフトを導入してしまうと、 存在しないマルウェアを存在するかのように警告し、 それを本体から削除するための料金をユーザーからだまし取ろうとしてきます。

セキュリティソフトに頼っているだけでは...

セキュリティソフトを導入しておけば、 スマホが不正なアプリに感染するリスクを大幅に軽減することができます。 しかし、それだけでは万全とは言えません。

特にAndroidを使っている場合、ユーザーが不正なアプリに対する危機感を持ち、 ダウンロードするアプリを選ぶ慎重さも必要になります。

アプリの入手先は、 Googleの「Google Play」やdocomoの「dマーケット アプリ&レビュー」など、 信頼できる有名企業のマーケットのみに限定した方が良いでしょう。 これだけでも危険なアプリを導入する確率を下げることができます。

また、設定ページ内の「セキュリティ」をタップし、 「提供元不明のアプリ」にチェックを入れないでおくと、 Google Play以外からダウンロードされたアプリをインストールしないようにすることが可能です。

普段はこのチェックを外しておき、Google Play以外から信頼のおけるアプリを ダウンロードしたいときだけチェックを入れるようにしましょう。

また、信頼できると思っても、 今一度そのアプリの制作者が誰かを確認してからダウンロードを行うようにします。

これ、怪しいアプリかな?と思ったら

Androidのアプリをインストールする際、 電話帳や個人情報に関する権限を許可するよう求められたら、 インストールを停止しましょう。

また、著作権の切れていない楽曲を直接ダウンロードできるといった、 法規に触れるおそれのあるアプリは不正なアプリである危険性が高いといえます。

こうしたアプリを導入しないように注意しましよう。