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宣伝ばかりじゃダメ!企業が運営するFacebookアカウントの盲点とは

  • 2016/11/05
宣伝ばかりじゃダメ!企業が運営するFacebookアカウントの盲点とは

今、マーケティングにおいて熱い注目を浴びているのが、SNSの活用です。 Facebookアカウントで大きな成果を上げる企業の話を聞く一方で、思うように成果が上がらないという声も聞かれます。
Facebookアカウントのビジネス活用に成功するためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

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目次

宣伝ばかりになってしまうと盛り上がらない

Facebookページを従来の広告と同じ宣伝の場と考え、セール情報や商品紹介ばかりを流すと、盛り上がらなくなってしまいます。 SNSは本来、企業や団体がファンと交流するための場です。「交流」の要素がなければ、自社ホームページと同じになってしまいます。
ファンを増やし、SNSの活用に成功するためには、SNSの特性である「交流」を意識した運営を心掛ける必要があります。

記事が面白ければいいのか?

では、SNSでファンを増やすためにはどうしたらいいでしょうか? 
簡単にいえば、「面白い」ページを運営することでファンは増えます。 しかし、ただ単に面白おかしい話を掲載し続けていればいいのでしょうか?

面白おかしい記事を継続して書き続けるのは、想像以上に大変なことです。 才能のあるライターや、人を笑わせる素質のある人でなければ続きません。 第二に、ファンの注目を浴びようとして記事の内容を過激にしたり、やらせを交えたりすると、ブランドイメージの毀損に繋がりかねません。

さらに、面白おかしい話でファンが増えたとしても、実際にそのファンが商品やサービスを購入してくれなければ、マーケティングとして成功したとはいえないでしょう。

funnyよりもinterestingな記事を

人は、知的好奇心を駆り立てられたときにも「面白い」と感じます。
自分のビジネスに関連した「興味深い記事」 「考えさせられる記事」「役に立つ記事」 を載せることがおススメです。

これならエンターテイメントの素養のない人でも書けますし、同じ興味・関心をもつ人たちを引き付けることができます。 知的興味をそそる記事であればブランドイメージを毀損するおそれもなく、記事の質が高ければ、信頼を得ることができます。

物語を描く

物語にも人は心惹かれます。開発した商品やサービス、会社の従業員にも、それぞれに現在に至るまでの物語があるはずです。 商品や人の背景にある物語を描くことで、ファンからの親密感を高めることができます。

テキストは長すぎない

交流を目的としたSNSでは、簡潔なテキストが好まれる傾向があります。 知的興味をそそる記事を短くまとめるのは大変ですが、100~250文字程度にすると、コメントや「いいね!」を取得しやすいという事例もありますので、できるだけ簡潔なテキストを心がけてみましょう。

質問をする

一方通行の宣伝にならないようにするためには、ファンに対して質問をすることが効果的です。
クイズ形式やアンケート形式をとるのも楽しいですね。 こちらの問いにファンからコメントを寄せてもらい、その回答をその後の製品開発のヒントにしたり、今後の戦略に生かしましょう。

オフィシャルサイトをソーシャル化する

少し方向性が違いますが、自社サイトとSNSを独立させたまま運営するのはもったいないことです。オフィシャルサイトのソーシャル化とは、商品に「いいね!」ボタンをつけたり、TwitterやFacebookのリンクを貼り、連動させることです。
自社サイトのソーシャル化がまだなら、是非早めに連携させることをおススメします。 アクセスアップの他に、ユーザーにとっては、友達が「いいね!」と言った商品がわかるというメリットもあります。

まとめ

SNSによるマーケティングは、多くの場合、やればすぐ効果が出るというものではありません。始めたら少なくとも一年は継続するという心構えで挑みましょう。 記事に対する反応を見ながら、自社ビジネスのスタイルに即した運営スタイルを探ってみましょう。