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インターネット広告の配信方式 ~リスティング広告~

  • 2016/01/14
インターネット広告の配信方式 ~リスティング広告~

ホームページの集客を効果的に行いたい...そんなときに有効なインターネット広告の一つに、リスティング広告があります。 この広告は、低コストで狙ったターゲットにアプローチできるので、うまく活用すれば広告主に多くのメリットがあります。

今回は、リスティング広告のうち、検索連動型広告についてご紹介します。

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目次

リスティング広告(検索連動型広告)とは

GoogleやYahoo! JAPANで検索をすると、検索結果画面の上部もしくは右上にテキストの広告が表示されることがあります。 これがリスティング広告の一種で、検索連動型広告と呼ばれ、検索されたキーワードと関連性のある広告文がテキストで表示される仕組みになっています。

広告主にとって魅力的なのは、表示されただけでは料金は発生せず、ユーザーにクリックされると初めて課金される点にあります。 また、検索をするということは、ユーザーがそのキーワードに対して興味関心の度合いが高いということになるので、関連性が高い商材やサービスの広告を表示すれば購買行動につながりやすいというメリットもあります。

さらに、検索連動型広告はキーワード単位で広告出稿ができるため、予算に合わせた広告配信ができることも大きな魅力です。

検索連動型広告の特徴

大手検索サイトに低コストで広告を載せられる

有名サイトや検索サイトにバナー広告を出す場合、多額の費用がかかります。 人気のあるサイトほどその費用は高くなる傾向があります。 ところが、検索連動型広告の場合、Yahoo! JAPANやGoogleといった多くのユーザーが利用するサイトに、気軽に広告を出すことができます。

クリック課金型

検索連動型広告は表示されるだけでは費用が発生しません。 従って多くの検索結果ページに広告が表示されても、ユーザーのアクション(クリック)がなければ0円となり、無駄な広告費用が発生することがありません。 また、キャンペーンごとに一日の予算が設定可能で、予想以上にクリックされて出費がかさむことも防ぐことができます。

さらに、その表示回数やアクションを測定し、確認することができるため、広告の費用対効果を確認しやすいのも魅力です。

予算に合わせて運営が可能

検索連動型広告で選べるキーワードの価格は入札制であり、最低落札価格は1円です。 人気のあるキーワード(ビッグキーワード)は検索数が多い分、入札する人が増えるため、価格が高くなります。 このようなキーワードは表示回数が多いので、全国展開しているような企業やお店にとっては効果的です。

また、検索連動型広告はこうしたビッグキーワードだけではなく、具体的で絞り込まれたスモールキーワードに対しても出すことができます。 絞り込まれている分検索回数は多くありませんが、具体的な情報をユーザーが探しているため、見込み客の可能性が高く、広告が表示された場合クリックにつながりやすくなります。 また、このようなスモールキーワードに広告を出せば広告費が安く抑えられるので、低コストで効果的な宣伝を打つこともできます。

時間・地域など、広告の投下範囲を設定できる

検索連動型広告は様々な業態に対応できるよう、地域や時間、期間等を細かく設定可能です。 急な在庫切れによる出稿の中止や再投稿なども管理画面から行うことができます。

検索連動型広告とSEOの比較

検索エンジンの検索結果に表示されるという点では、SEO(検索エンジン対策)も似たような特徴があります。 しかし、SEOの場合、検索エンジン主導で表示位置などが決まってしまうため、上位表示されるまでに時間がかかり、順位が不安定でコントロールしにくいというデメリットがあります。

これに対して、リスティング広告の場合、広告の出し方やテキストの文章をコントロールでき、該当するキーワードが検索されればすぐ上位に表示されるというメリットがあります。 従って、企業としては、SEO対策をとった上でさらに検索連動型広告と併用するのが、検索エンジンを利用した広告として最も効果的と言えるでしょう。

まとめ

検索連動型広告をうまく活用するためには、効果的なキーワードや広告文を設定する必要があり、専門的な知識が必要な上、手間がかかります。 しかし、いまや誰でも気軽にインターネットで検索する時代だということもあり、検索広告市場は。 また、低予算で始められ、費用対効果が計測しやすいので、手探りで効果的なやり方を模索していくことができます。 多くの可能性を秘めた検索連動型広告を上手に利用し、効果的にアピールしましょう。