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インターネット広告の配信方式 ~位置情報型広告~

  • 2022/10/21
インターネット広告の配信方式 ~位置情報型広告~

インターネットで品物やサービスを購入する場合、地域を問わず購入できるものと、特定の地域から購入したいものがありますよね。 古本なら全国どこのオンラインショップで手に入れても問題ありませんが、学習塾やレストラン、人材募集のように、近くの地域だけで探したいものもあります。

今回は、そんな時に役立つ「位置情報型広告」についてご紹介します。

AIちゃん
AIちゃん

外でスマホを使っていると、近くの飲食店の広告が出てきますよね!

有村先生

はい、広告に近くのお店が出てくるとついつい行きたくなってしまうものですね。それが位置情報型広告の強みなんです。

目次

位置情報型広告とは

位置情報型広告(位置連動型広告)とは、モバイル端末の特性を利用した手法です。ユーザーがスマートフォンや携帯電話などで検索をはじめると、位置情報サービス(GPSなど)を利用して、ユーザーの近くの店舗や施設などの広告を配信します。 インターネットは世界中、いつでもどこからでも情報を収集できるのが大きな魅力です。 しかしその一方で、購入する品物やサービスによっては、特定のエリアの情報しか必要ない場合も少なくありません。また同様に、広告主としても、特定の地域に対してのみアピールしたいという場合も多いのです。

このユーザー・広告主双方の需要を満たすのが、位置情報型広告を含む「エリアターゲティング」と呼ばれる手法です。 モバイル端末からの検索数が増加している昨今、位置情報型広告は特に効果的と言えるでしょう。

エリアターゲティングの他の例

エリアターゲティングには、位置情報型広告の他に、以下のような手法が存在します。

・ジオターゲティング

パソコンのIPアドレスを元に、「国」や「都道府県」といった単位で地域を識別し、検索結果の画面にその地域向けの広告を配信する手法です。

・検索連動型広告

検索キーワードに関連した広告を配信する検索連動型広告も、検索キーワードに地域名などを加える場合、エリアターゲティングの手法の一つとなります。検索連動型広告の仕組みとジオターゲティングを組み合わせ、利用者の地域を特定して広告を配信することもできます。

・地図連動型広告

地図サイトなどで地図や位置情報を検索した際、結果画面に地域に関連した広告を配信するサービスを地図連動型広告といいます。

位置情報型広告や地図連動型広告が注目される理由

エリアターゲティングには上記のような種類がありますが、中でも、位置情報型広告や地図連動型広告が最近注目を浴びています。 なぜなら、詳細に地域を設定し、広告を配信することが可能だからです。

今、インターネット広告の世界では、不特定多数に向けられた広告よりも、絞り込まれたターゲットを狙い撃ちするターゲティングを実施する傾向が高まっています。 その理由は、技術の進化と共に、広告主がより効果的な広告配信を望んでいるためです。全国規模の大々的な広告ではなく、少ない予算でより効率的に宣伝をうちたいというニーズに、位置情報型広告や地図連動型広告はピッタリなのです。 また、中小規模の企業や商店の広告主にとっても、低予算でインターネットに広告が出せる位置情報型広告や地図連動型広告は魅力的な存在です。

位置情報広告のかけあわせでさらに効果的に

一般社団法人LBMA Japanが公開した2022年のトレンド予測によると、アマゾンや楽天などのECサイトに掲載する広告である、「リテール広告」への位置情報の活用が進むと見られています。消費者の好む商品の傾向と、居住・活動地域の二つをかけ合わせることで、さらに効果的な広告をうつことができます。

参考:位置情報ビジネスの潮流を知る5つのトレンドを分析LBMA Japan、位置情報サービスの「カオスマップ2022年版」を発表!

まとめ

ユーザーにとっても広告主にとっても多くのメリットがある位置情報型広告は、今後も着実に市場規模を拡大させていくことが予想されます。 エリアターゲティングが新しい技術と融合することで、一層インターネット広告の可能性も広がっていくことでしょう。

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