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様々な企業がAIに注目!高まるIT人材需要

  • 2022/12/17
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デロイト・トーマツの日本企業における「AIガバナンス サーベイ」によればが、人工知能(AI)を自社の事業やサービスに取り入れ利活用している大企業は9割を超え、AIに注目する企業は年々増え続けていることがわかります。様々な業界でIT人材の需要が増してきているなかで、今回は、企業によるAIの導入事例とIT人材の需要の高まりについてご紹介します。

AIガバナンス サーベイ
有村先生

AIをいかに活用することができるかによって、会社の将来が大きく変わるといっても過言ではない時代がやってきました。今回の記事では、AIの活用事例を通して、企業のIT化の流れについてご紹介いたします。

目次

業界を問わず進む企業のIT化

現在では、業界を問わずAIを導入する企業が増えてきています。 9割を超える企業がAIを利活用しているだけでなく、本格運用前の技術検証であるPoC(Proof of Concept)を実施している企業も、そのうちの7割を占めます。このように、日本の企業のAI導入は活発に進んできています。

企業によるAI導入の例

ここでは、企業が導入したユニークなAIの活用事例をいくつかご紹介したいと思います。

資生堂によるAIを利用した美容カウンセリングアプリの開発

資生堂は米国のベンチャー企業であるGiaranを2017年に買収し、AIを用いた美容カウンセリングアプリの開発を進めています。 Giaranは具体的に、バーチャルにメイクアップをしたり素顔に戻したりする技術に加えて、 メイクアップのアドバイスやカラーマッチング、パーソナルコンサルティングなどの技術を保有しています。 これらの技術はモバイル端末やタブレット、パソコンに応用可能で、 資生堂の傘下のすべてのメイクアップスキンケアブランドで使用される予定です。

三井住友フィナンシャルグループによるAIを用いたお問い合わせ回答サービス

三井住友フィナンシャルグループは、傘下のSMBC日興証券で、無料通信アプリ「LINE」を使って口座開設方法や株価、 投資信託の銘柄に関する問い合わせにAIが答えるサービスを導入しました。三井住友銀行は、 顧客からの電話の問い合わせをAIが文字化し、回答候補を担当者に示すシステムを導入しています。

ラーメン屋でのAI活用

ラーメン店「鶏ポタTHANK」は、来店回数によるサービスを提供するために、 AIとロボットを活用した「クラウド型"顧客おもてなしサービス"」を導入しました。 来店客は、専用のモバイルアプリに顔登録を行い、食券を買う前にコミュニケーションロボット「Sota」に顔を見せると、 顔認証が行われ来店回数に応じたトッピングのサービスをもらうことができます。

非接触検温におけるAI活用

近年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、AIを活用した非接触検温ソリューションの需要も高まりました。特に、ソフトバンク株式会社が研究開発した「SenseThunder(センス・サンダー)」という、マスクを着用したままでも検温可能なAIソリューションは、イオンモールを中心としてさまざまな場所で取り入れられました。

具体的なシステムとしては、AIを活用した独自の認証デバイスとサーモグラフィカメラを組み合わせることで、1秒足らずで個人認証と体温測定の両方を実行できます。高精度かつスピーディーな機能に、ストレスなく検温することが可能になったのです。

重症患者の状態悪化を予兆検知するためのAI活用

集中治療室(ICU)における医療行為は、特に重度の患者を対象としているため、高度な医療機器を用いて、常時患者の容態をモニタリングしながら行われるものの、ITシステムとの統合はあまり進んでおらず、さまざまなテスト結果や投薬情報と併せて医師や看護師がデータを解釈するまでに多くの時間を要するケースがありました。

そこで、患者に関するあらゆるデータの一元管理を実現し、AIに症状推移予測モデルの機能を担わせ、システムが患者の合併症発症を予測すると、即時にベッドサイド端末やモバイル端末にリスク通知を行い、医師や看護師が確認することができるという「スマートアラートソリューション」を開発しました。これにより、患者さんの症状悪化の予防や早期発見に繋げることが可能になりました。

拡大するIT業界と増していくIT人材の需要

経済産業省によると、IT人材不足が2030年には約79万人にまで膨れ上がるとされています。 これほどの人材不足にも関わらず、IoTや人工知能、SNSサービスなどの拡大により、 IT業界は拡大を続けています。先に述べたように、様々な企業でもAI導入が活発に進んできており、 多くの企業がIT人材を必要としています。

IT人材の需要が高まる現在、プログラミングなどの知識を身に付けることで、 今後の自身の活躍の場が広がることは間違いありません。 現在転職などを考えている方も、まずはIT知識を身に付けることを考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

現在様々な企業でIT化が進んでおり、それに伴いIT人材の需要も急激に増しています。 このような状況でIT技術を持っていることは、どこの業界で働くにも大きな強みとなることでしょう。

インターネット・アカデミーでは現場で役立つIT技術を個人のニーズに合わせて身に付けることができます。 経験豊富な講師陣が丁寧に指導いたしますので、初めての方でも安心して学んでいただくことができます。 少しでもITに興味のある方は、毎日無料体験レッスンも行っておりますのでお気軽にご連絡くださいね。

参考

IT pro 資生堂やパナソニックがAIベンチャー買収、「アクハイヤー」で技術者獲得を急ぐ 日本経済新聞 大企業のAI導入、来年は2倍に デロイト調査 毎日新聞 主要121社調査 AI導入企業47% 効率化へ研究進む 事業構想大学院大学 パン屋やラーメン屋でも導入事例 中小企業とAIの付き合い方 フリエン 人工知能の種類とプログラミングするうえで必要な知識・スキル

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