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RPAとは|業務改善につながるITテクノロジー

  • 2023/05/11
RPAとは?流行しているのは日本だけ?特徴や導入のメリットを解説!

RPA(Robotic Process Automation)は、事務系の業務を効率化・自動化するテクノロジーのことを指します。
これまで人間が対応してきたホワイトカラーの単純作業や、コンピューター上の操作をRPAが代行することで、より業務の時間短縮や正確性の改善を期待することができるというものです。

最近、経済ニュース等でもよく見かけるようになったRPAは、一体どんなものなのでしょうか。
今さら聞けないRPAの基本知識について、ご紹介いたします。

AIちゃん
AIちゃん

RPAって聞いたことあるけど、正直何かわかってないのよね、、。

有村先生

ニュースで耳にすることも多いRPAとは一体何なのか、詳しく一緒に見ていきましょう!

目次

RPAとは

RPA(Robotic Process Automation)は、ホワイトカラーと呼ばれる事務系のオフィス業務を行う雇用者に代わり、人間と同じように操作を行うことができるようなソフトウェア(ソフトウェアロボット)によって業務を自動化する仕組みのことを言います。

たとえば、勤怠データの集計、伝票のシステム入力、アンケート集計、人事業務といった定型業務を自動化することができます。
また、RPAのようなソフトウェアロボットは、人の代わりをし、人と協働することから仮想知的労働者とも言います。

RPAで出来ること

RPAは、これまで人間でないと対応できないと思われてきたコンピュータ操作をソフトウェアロボットに代行させることで、業務の自動化を支援します。

RPAで出来ること、RPA導入の代表的なメリットは下記の通りです。

  • 生産性の向上
  • 人為的ミスの削減
  • 人手不足の解消
  • 費用削減

生産性の向上

生産性の向上に期待できます。RPAを導入すると、日々発生する単純作業や定型作業を自動化でき、業務の効率化がはかれます。これによってコアな業務に人員を多く配置できるようにもなり、生産性の向上にもつながるのです。

顧客満足度の向上

顧客満足度の向上も可能です。RPA導入による業務の効率化で、顧客にサービスを提供するスピードの向上がはかれます。さらに、人為的ミスが避けられ、コア業務に専門的な人材を配置することもできるようになるので、サービス品質や顧客満足の向上にもつながっていくでしょう。

人為的ミスの削減

人為的ミスの防止が可能です。大量の単純作業や定型作業を人の手でおこなうと、どうしてもミスが生じてしまいます。しかし、これらの業務をRPAが自動化することにより、人為的ミスはほぼ防ぐことができるようになります。

人手不足問題の解決

人手不足問題の解決が可能です。RPAによって業務を自動化できるようになると、今までその作業に必要だった人員が必要なくなり、人手不足問題も解決できます。新型コロナ感染拡大の影響で業績が悪化し、人員整理を余儀なくされた企業はもちろん、少子化による将来的な人手不足問題の解決にも役立つことが期待されています。

人件費等の費用削減

人件費等の費用削減も実現できます。RPA導入で作業の自動化などをおこなえば、今までその作業に手を取られていた人員が必要なくなります。結果、別の業務に人員を割くことができるようになるため、人件費の削減につながるでしょう。

RPAブームは日本だけ?

世界のRPA市場から見ても、日本のRPA市場はシェアが圧倒的に大きいという事実です。そもそもRPAの始まりは海外であり、世界的企業であるMicrosoftが全世界向けにRPAソフトウェアを展開していることから、RPAは日本だけではないことは明確です。

一方、RPAを世界規模で見たとき、日本のシェア率が高いことも事実です。

日本企業の約4割程度がRPAを導入しています。また、世界全体のRPA製品における日本の市場比率は25%だと言われているため、一般的なグローバル製品の日本市場比率5%~10%と比べると高いです。そのため、RPAは日本で特に人気が高いと考えられますが、決して「日本だけ」というものではなく、世界的にもRPAの導入が進んでいます。

海外企業はトップダウン方式の経営手段が主流のため、全社導入でスタートする企業が多く、RPAの市場規模は日本より大きい傾向にあります。大手経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーは、2025年までに世界で1億人以上のホワイトカラー労働者の3分の1の業務がRPAに置き換わると予想しています。

整理すると、RPAは日本だけで使われているものではないが、世界の4分の1のシェアを握っている、ということになります。

日本企業がRPA導入に関心が高いのは事実ですが、世界のRPAビジネス市場の残りの4分の3は日本以外の市場が占めているわけなので、この事実から見ても「日本だけでRPAビジネスが流行している」と言い切れるわけではないでしょう。 日本でRPAの導入率が高い理由は、日本の産業構造が「製造業主体」であるからだと考えられます。製造業ではルーティンワークが多いため、RPAによる自動化・効率化の効果が得やすいです。技術立国で現場主義の日本だからこそ、RPAはぜひとも導入すべきツール・システムだといえるでしょう。

RPAの国内市場規模

RPAは数年前にブームとなり、システム導入は急速に進みました。ユーザ企業での導入率を見ると、現在では大手企業にはほぼ行き渡った状態にありますが、ごく一部の業務を対象とした小規模な利用に留まっている企業が多いのが現状です。

RPA市場の本来のポテンシャルは大きく、導入に成功した企業では利用拡大が進む一方、多くのユーザ企業がRPAを使いこなせておらず、導入効果を十分に得られていないことが課題となっています。RPAの定着、利用拡大のためには、より多くのユーザ企業がRPA導入の成功体験を実感することが重要となると考えられています。矢野経済研究所の市場調査によると2020年度のRPA市場規模は事業者売上金額は530億円、​2023年度の同市場規模は1500億円を上回ると予測されています。

テレワークの利用増加で業務効率化に取り組む企業が増加し、ペーパーレスやハンコレスによるデジタル化も進んでいます。コロナ禍によって業績が悪化した企業では省人化とコスト削減ニーズが高まり、一方で需要が増加して業務量が増えた企業でも、これまで通りの人員体制で迅速に処理を進めるためにはRPAの活用が有効でしょう。これまでは導入が遅れていた中堅中小企業や地方自治体などでのRPA導入も進んでいくと言われています。

RPAに関する調査を実施(2022年)

RPAはAIの進化と関係がある

RPAは、画期的なテクノロジーではありますが、新技術というわけではなく、どちらかというと少しずつ進化してきた既存技術を組み合わせたものです。
とりわけ、機械学習や自然言語処理といったAI(人工知能)技術の進化に伴って、RPAはより大きく進化しています。
業務活用の場において、RPAとAIは何が違うのか、ということもここで確認しておきましょう。

RPAはルールに沿った単純作業を行うためのソフトウェアで、導入も比較的安価で簡単に行うことができます。一方、AIについては、ビッグデータと呼ばれる大規模なデータから複雑な処理や分析を行うためのものです。そのため、RPAとAIは性質として大きく違うものであると言うことができます。

まとめ

ITテクノロジーの進化、そして働き方改革といった政治的、そして経済的なビジネス現場の変化から、RPAの市場規模は今後ますます伸びていくことが伺えます。

RPA導入によるメリットは大きいものの、一方で単純作業などはどんどんロボットソフトウェアに代わり、雇用に対する影響が大きくなることは避けられません。 そうした時に、ITスキルなど今後も需要が伸びていくであろうスキルを身につけておくことで、時代の変化に対応した人材となることができます。
また、業務改善を検討している立場の方であれば、RPAの導入と同時に、ITスキルの人材育成を外部に委託することで、さらなるコスト削減も行うことができます

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