アプリ好き注目！Javaの「Android 技術者認定試験制度」とは

Androidとは？

Androidとは、Googleによって開発されたモバイル向けのOS（オペレーティングシステム／基本ソフト）です。Androidは、Androidアプリを動作させるための機能・システムを提供する土台（プラットフォーム）となります。オープンソースであるAndroidはライセンス料が発生しないことから、個人や企業でのアプリ開発が活発に行われています。

SNS、ショッピング、ニュース、天気、乗り換え案内など、さまざまなアプリをGoogle Playからダウンロードして利用することができますが、Androidの開発言語であるJavaを使えばアプリを自分で作ることもできます。そして、Android開発の実力を証明するための制度が、Android 技術者認定試験制度であり、Androidアプリの開発に取り組んでいる、もしくは興味がある方におすすめです。

Android 技術者認定試験制度（ACE）とは

Android 技術者認定試験制度は、Androidのアプリケーションやプラットフォームの開発スキルを認定する試験です。試験は「アプリケーション技術」と「プラットフォーム技術」の2つがあり、Androidの技術者やJava開発者、そしてAndroidの学習者などを受験対象としています。

Androidアプリケーション技術者認定試験

Androidアプリケーション技術者認定試験は、その名の通りAndroidのアプリケーション開発スキルを測る試験です。ベーシックは開発に必要となる基本的な知識を問う内容が出題されます。また、プロフェッショナルでは、業務アプリケーションを対象とした高度な技術力が試されます（プロフェッショナルは2022年12月現在準備中）。

Androidプラットフォーム技術者認定試験

Androidプラットフォーム技術者認定試験では、プラットフォーム開発者の技術力を認定します。ベーシックは基本的な知識を確認する内容であり、世界で通用する資格として人気を集めています（プロフェッショナルは2022年12月現在準備中）。

Android開発スキルの将来性

statcounterによると、2022年6月現在のモバイルOSの世界シェアは、Androidが71.45％、iOSが27.83%、SamsungSが0.41%であり、Androidが群を抜いてシェアを占めています。今後もこの傾向は続くものと予想されます。したがって、Android技術者認定試験制度の合格者は、就職や転職活動を有利に進められるでしょう。

また、多くのAndroidアプリがJavaで開発されているため、さらなるステップアップのためにOracle Certified Java Programmerへのチャレンジもおススメです。

Oracle認定Java資格（Oracle Certified Java Programmer：OCJ-P）とは、Javaの開発元であるオラクル社が運営する資格試験で、資格グレードがBronze/Silver/Goldと３種類有り、Silver&Goldは海外でも有効な資格ですが、Bronzeは日本国内でのみ有効とされています。

おわりに

今回はAndroid 技術者認定試験制度についてご紹介しました。世界ではAndroidがモバイルOSとして圧倒的なシェアを占めています。オープンソースであるAndroidは今後さらにシェアを伸ばすことが見込まれます。Android 技術者認定試験制度やOracle Certified Java Programmerを取得して、自分のスキルを証明されてはいかがでしょうか。

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