日商プログラミング検定とは?初心者から上級者までおすすめのプログラミング試験
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- 2019/02/09
簿記の試験などで有名な日本商工会議所が、新たに日商プログラミング検定を創設しました。この日商プログラミング検定は、IT人材育成に資するという目標のもと開始され、初学者にも手が届くレベル設定になっています。今回は、日商プログラミング試験とはどのような試験なのか、詳しくご紹介していきます。
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目次
日商プログラミング検定とは
日商プログラミング検定とは、日本商工会議所が創設し、2019年の1月から開始されたプログラミング検定です。日本商工会議所は、簿記や販売士、日商ビジネス英語などの試験も行っており、ビジネス実務に直結する知識が重点的に出題されるため、多くの企業から高い評価を得ています。
日商プログラミング検定についても、すべての企業人に求められる素養として、IT社会に対応した基礎的なプログラミングスキルの習得を学生・社会人問わず身に付けることを目標としています。
試験のレベル
画像引用:日商プログラミング検定試験 公式サイト
日商プログラミング検定試験は、初心者から上級者までプログラミングを学習・受験できるようにENTRY, BASIC, STANDARD, EXPERTの4つのレベルが設けられています。ご自身のスキルレベルに応じて、お好きな階級の試験から受験することができます。
試験の内容としては、ENTRYでは初心者が対象とされ、Scratchというビジュアルプログラミング言語を用いた簡単なプログラミング能力を問う問題で構成されています。
BASICでは、企業人の素養として求められる、プログラミングの基本知識や簡単なアルゴリズムについて問う問題が出題されます。
STANDARDとEXPERTの上位レベルの試験には、C言語、Java、VBAの言語別の知識試験と課題をプログラミングする実技試験が含まれており、より実践的な内容の試験になっています。
どのレベルも知識試験は70点以上が合格で、STANDARDとEXPERTで実施される実技試験は全問正答であることが求められます。Webサイトにそれぞれのレベルのサンプル問題も掲載されているので、そちらも見てみると良いでしょう。
日商プログラミング検定を取得するメリット
IT技術利用の拡大により、IT系人材の不足は以前から叫ばれています。経済産業省の2016年の統計によると、クラウド、ビックデータ、IoT、人口知能やロボットなど多くのIT技術の市場が今後も大幅に拡大するとされ、それに伴い人材の不足も予想されています。 一方で、求められる水準としては、1つの言語に偏らず、複数のプログラミング言語に精通していることが求められています。日商プログラミング検定では、C言語、Java、VBAの3つの言語に関する内容が出題されるため、資格試験の勉強を通じてより包括的にプログラミングの知識を身に付けることができます。また、一つの言語に依らない知識を持っていることは、就・転職の幅を広げることに役立ちます。
試験概要
ここでは、日商プログラミング検定の試験概要についてご紹介いたします。
- 主催:日本商工会議所・各地商工会議所
- 受験資格:制限なし
- 試験方式:インターネットを介しての試験の実施、採点
- 試験会場:各地商工会議所および各地商工会議所が認定した試験会場
- 試験日:試験会場が日時を決定
まとめ
近年プログラミングに対する需要が高まっている中で、新たに「日商プログラミング検定」という資格が登場しました。ENTRYレベルは初心者から受験可能なので、プログラミングを学び始めたいと考えている方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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