プログラミング初心者におすすめの本は？プログラマー入門書4選

1.これからはじめるプログラミング基礎の基礎

プログラミングの学習は、実際に手を動かすことが大切です。テキストに書かれている考え方や文法を理解した後でコーディングし、プログラムを実行させることの繰り返しが、プログラミングをマスターする近道です。しかし、テキストを読んでも次々と疑問点が浮かび、先に進めない方もいるのではないでしょうか。

『[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎』は、「基礎の基礎」と謳っていることからも分かる通り、プログラミング未経験者がプログラミングの考え方を学ぶことを目的としたテキストです。

本書はScratchと呼ばれるビジュアルプログラミング言語を採用しており、プログラミングのイメージをつかむためには最適の1冊です。この1冊でプログラミングをマスターすることはできませんが、本格的にプログラミングの学習に入る前に目を通しておくと良いでしょう。

2.初めてのプログラミング 第2版

プログラミングの経験がある方は、『[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎』は簡単に感じるかもしれません。そのような方には『初めてのプログラミング 第2版』をおすすめします。

本書ではRubyを用いて、数値や文字、変数、メソッド、フロー制御、配列とイテレーターなどについて学びます。話しかける文体で親しみやすく、練習問題には解答もついているため勉強しやすいテキストです。

3.3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門

JavaScriptを利用することにより、Webサイトに動きや効果などのインタラクティブ性を持たせることができます。そのため、プログラマーはもちろん、WebデザイナーもJavaScriptについて学んでおくと良いでしょう。

『3ステップでしっかり学ぶJavaScript入門』は、コードサンプルや操作画面のキャプチャ、そして端的な説明が添えられているため読みやすく、復習しやすいように各章にまとめのページが設けられていることが特徴です。
本書は「ここでやること」「やってみよう」「理解しよう」という、予習・実践・復習の構成になっているため、無理なくJavaScriptについて学べます。

4.PHP5技術者認定初級試験 合格教本

Web制作の現場で根強い人気を持つ言語が、PHPです。サーバーサイドスクリプト言語であるPHPは動的なWebサイトの制作に欠かせない言語であり、今後も一定のニーズが見込まれるため、覚えておいて損はありません。

『PHP5技術者認定初級試験合格教本』は、練習問題を解くことで、PHPの初心者でも効率良く学習できるように配慮されています。内容は、基本となる変数や配列、関数に始まりWebサイトのフォームやファイル操作、そしてクラスやオブジェクトといった応用まで網羅しています。

主に試験対策用として書かれた書籍ですが、分かりやすく書かれているため、プログラミングを本業としないWebデザイナーにもおすすめしたい1冊です。

おわりに

今回はプログラミング初心者が読みやすい本を4冊ご紹介しました。プログラミングに関する情報はインターネット上で簡単に見つかりますが、自分に合った本を見つけて勉強することも大切です。なお、テキストで勉強するときは、あれもこれもと手を広げるのではなく、1冊の本を完璧にマスターすることを心掛けましょう。

本を読んだだけでは理解することが難しいと感じたら、スクールで勉強する方法もあります。本の内容をより深く理解したいときは、ぜひインターネット・アカデミーの無料体験レッスンをご活用ください。プログラマー出身のインストラクターが、分かりやすく疑問を解決します。