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【初心者向け】JavaScriptとは?ニーズや将来性、できることをご紹介!

  • 2023/01/30
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JavaScript(ジャバスクリプト)は、プログラミング言語の一種です。複数の開発者向けサイトでランキング1位を獲得するほど、人気が出ています。名前は聞いたことがあっても実際の使われ方や、どのような場面で活躍しているのかがイメージできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、JavaScriptの仕組みやJavaScriptでできることについて詳しくご紹介していきます。

AIちゃん
AIちゃん

JavaScriptはとても人気がある言語ですよね。どうしてそんなに人気なんだろう?

有村先生

JavaScriptが人気な理由は、簡単に始めることができるからです。JavaScriptとは何か、基本的なことからご紹介しますよ!

目次

JavaScriptとは?

JavaScriptは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語です。HTMLとCSSで構築されたWebサイトに動きを加えたり、さまざまなWebサービスを実現したりできます。例えば、Webページに掲載されたたくさんの画像を横にスライドさせながら表示したり、お問合せフォームに入力された項目をチェックしたり、エラーメッセージを表示させたりすることも可能です。

他にも、ECサイトで商品を選ぶ際に使われるショッピングカートや料金を試算するシステムもJavaScriptで設計されていることが多いです。

このように、JavaScriptはブラウザが動くためにHTMLやCSSに「指示出し」する役割を持つログラミング言語なのです。あまり意識していなくても、私たちは普段の生活のさまざまな場面でJavaScriptを利用しています。

JavaScriptでできること

Webサイトに動きをつける

JavaScriptは、HTMLやCSSに指示を出し、ボタンやメニューアニメーションをつけられるのが大きな特徴です。

こういった挙動ができるようになることで、Webサイトを見ているユーザーがサイトをより魅力的に感じたり、ECサイトであれば購買につながりやすいような動きをつけることができるようになります。

JavaScriptによって、ボタンやメニューだけでなく、ポップアップを出せたり、スライダーを設定して画像を自動で切り替えられたりと、サイトのUI(ユーザーインターフェース)を大きく向上させることができます。

非同期での通信ができる

JavaScriptを使えば、「Ajax」と呼ばれる非同期通信が可能になります。これによりページを移動しなくてもデータを取得できたり、表示したりできるようになります。身近なものでいえば、地図アプリの「Google Map」です。画面の中の地図を動かすことで、再読み込みをおこなうことなく次々と新しい地図データを表示させることができます。このような表示をする処理にJavaScriptが使用されています。

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Google社「Google マップ、Google Earth
有村先生

新しい情報を読み込み表示をする技術がJavaScriptを使用した「Ajax」です。

Webブラウザ上で動作するアプリサービスを開発できる

JavaScriptをRubyやPythonなどのプログラミング言語と組み合わせることで、アプリ開発も可能になります。スマホアプリなどのネイティブアプリの開発知識がなかったとしても、Webブラウザ上で動作するものであればアプリを開発できるのです。

また、ゲーム開発ソフトウェアのUnityもJavaScriptを採用しています。JavaScriptの技術を磨けば、より本格的なゲーム開発に携わることもできるでしょう。

サーバー側でも動きをつけられる

JavaScriptはNode.jsというJavaScript環境(プラットフォーム)を使うことで、サーバー側でも動作することができます。 プログラムをサーバー経由で動かす必要がなく、ブラウザだけで実行することが可能なため、サーバーを経由する必要のある他の言語に比べ、データの受け取りや判別などがスピーディーに行われます。

JavaとJavaScriptの大きな違い

「Javaが使えれば、JavaScriptを使った仕事もできる」という認識の方もいるかもしれませんが、ここで注意したいのが、プログラミング言語の一種であるという点は同じでも、JavaとJavaScriptはまったくの別物のプログラミング言語だということです。

JavaScriptを、さまざまなデバイス上で活躍するプログラミング言語と表現すると、Javaは、コンピューターやサーバー上で活躍するプログラミング言語と表現することができます。

また、Javaはオブジェクト指向プログラミング言語であるのに対し、JavaScriptはオブジェクト指向スクリプト言語です。スクリプト言語とは、プログラムの記述や実行が容易なプログラミング言語を指します。

JavaScript Java
種類 オブジェクト指向スクリプト言語 オブジェクト指向プログラミング言語
コンパイル有無 コンパイル不要 コンパイルが必要

その他の違いとしては、Javaのプログラムはソースファイル(プログラムのソースコードを記録したファイル)をコンパイル(コンパイラなどを使用して言語を変換すること)し、実行ファイルを実行することでプログラムを走らせることが可能です。一方、JavaScriptのプログラムは単体で動作させることができません。

JavaScriptのニーズは高い

2022年8月時点でのJavaScriptのスキルが活かせる公開求人は4000件前後と、Java・PHPに次いで多い求人数でした。また、在宅ワークがしやすいため、フリーランスで高い人気があります。また、ほとんどの場合、フロントエンドの開発言語にはJavaScriptが使われているのが現状です。そのため、新しい言語の登場により需要が変化するPHP以上に、フリーランスにおける需要は高くなっています。

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おわりに

ここまで、JavaScriptについての基本情報をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。JavaScriptは、とても使い勝手の良いプログラミング言語です。代替される言語がなく、フロントエンドといえばJavaScriptと言われるほど。 標準的なエディタを利用することで開発が可能であるという手軽さや、特別な環境変数を通す必要がないことから容易に始められることが魅力です。

JavaScriptの利用の範囲は年々広がりを見せています。JavaScriptについての見識があるかどうかは転職の際にも大きなポイントになるため、ぜひ身に着けておきたいスキルのひとつです。インターネット・アカデミーの「JavaScript講座」では、実践的なJavaScript技術を学び、業界が求めるニーズに即対応できるスキルを身に付けることができます。JavaScriptに興味がある方はもちろん、Webサイトを開発したいという方も、ぜひ一度無料カウンセリングにてご相談ください。/p>

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