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Webデザイナー必見!ポートフォリオサイトの作り方とポイント

  • 2022/12/16
 Webデザイナー必見!ポートフォリオサイトの作り方とポイント

Webデザイナーが就職活動で自分をアピールする際に不可欠なものが、「ポートフォリオ」です。制作物やその背景、自分の能力などをまとめたポートフォリオを見れば、デザイナーの能力が一目で分かります。

Webデザイナーのポートフォリオは、冊子やメディア形式よりも、動的表現が見せられるWebサイト形式にしましょう。今回は就職や転職を考えているWebデザイナーの方に向けて、ポートフォリオサイトの作り方とそのポイントをご紹介します。ポートフォリオの作り方に決まったルールはありませんが、1つの事例としてぜひ参考にしてみてください。

有村先生

ポートフォリオは、客観的に自身の能力を証明するものとして有用です。自身の能力を最大限伝えるためにも、ポートフォリオ作成における重要なポイントを一緒に見ていきましょう。

目次

まずは内容を考えよう

まずは内容を考えよう

ポートフォリオサイトを作る際は、まず掲載する作品数や構成要素、掲載する項目と内容について考えましょう。いきなりサイトを作り始めるのではなく、掲載する内容を固めておくことで、スムーズにポートフォリオサイトを制作できます。制作実績が多い場合は、見る側の負担にならない量を考え、いくつか抜粋して載せるとよいでしょう。

また、ポートフォリオサイトを制作する前に、他の方のポートフォリオサイトをチェックしてみてください。レイアウトやカラーリング、構成要素などで気に入ったものがあれば、自分のポートフォリオサイトを考える際に参考にするとよいでしょう。

作品だけ載せても、相手には伝わらない

作品だけ載せても、相手には伝わらない

ポートフォリオサイトに、これまでに制作したWebサイトのタイトルとスクリーンショットだけを掲載しても、自身の能力をアピールするためには材料不足です。どのようなサイトを/どのくらいの期間で/どのようなデザインで制作できるかが伝われば、閲覧者も評価がしやすくなります。ポートフォリオサイトには、以下のような項目を掲載しましょう。

  • 自分のプロフィール、スキルシート
  • サイト名、サイトのURL、サイトのスクリーンショット
  • 制作期間、自分が制作した箇所(デザイン、コーディング)、使用ソフト
  • サイトのコンセプトやアピールポイントを簡潔にまとめた文章

採用担当者が知りたいことをイメージして、記載する情報を考えることがポイントです。ポートフォリオサイトを通じて、相手が求めている情報を伝えま しょう。採用担当者は同時期に大量のポートフォリオサイトをチェックします。長すぎる文章は最後まで読まれない可能性が高いため、要点は簡潔にまとめてください。伝えたい情報を見やすく、分かりやすくまとめる力も採用担当者は評価します。

また、ポートフォリオサイトに掲載する過去実績は、さまざまなジャンルのサイトを掲載することが大切です。企業のコーポレートサイトから一般消費者向けのライトな内容のサイトまで、案件の幅が広いことをアピールしましょう。

ポートフォリオサイトのレイアウトを考える

ポートフォリオサイトのレイアウトを考える

掲載する内容がまとまったら、ポートフォリオサイトのレイアウトを考えます。他人のポートフォリオサイトを見て勉強したり、自分の考えたデザインを知人に見てもらったりすれば、自分1人で考えるよりも良いデザインが浮かぶかもしれません。レイアウトを考える際は、見た目の美しさや機能性にこだわるだけではなく、相手にとって見やすいレイアウトを意識することがポイントです。

ポートフォリオサイトのレイアウトを決めた後は、コーディングを行います。その後、ポートフォリオサイトが完成したら、OSやブラウザの環境によっ て表示が崩れることはないか、記載内容に間違いがないかなどを必ずチェックしてください。問題がなければ、サーバーにアップロードしてポートフォリオサイトの完成です。

閲覧者を限定したい場合は、認証を掛けましょう。ベーシック認証という設定を行うことで、アクセスにIDとパスワードの入力が必要なWebサイトにすることが可能です。

また、ポートフォリオはWebだけではなく、プリントアウトして冊子にまとめておくことも重要です。紙のポートフォリオを持っていれば、面接の場で面接官に見てもらいながら自分のスキルをアピールすることができます。

おわりに

今回は、Webデザイナー必見のポートフォリオサイトの作り方の一例とポイントをご紹介しました。ここでは内容やレイアウトを決めてからコーディングしていますが、人によってはレイアウトを作ってから中身を決めていく方がスムーズに進むこともあるかもしれません。自分に合った進め方で、ポートフォリオサイトを制作しましょう。

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